熊本・天草「石山離宮・五足のくつ」にたどり着くまで 旅行記 

九州

2024年11月2日~11月4日の
2泊3日で夫と熊本・天草に行ってきました。

全室離れ・露天風呂付
ヴィラタイプの温泉旅館、
「五足のくつ」にまず1泊です。

キャッチコピーは
「九州でもない、日本でもないアジアの中の天草」

お部屋の様子、夕食の様子は
ご紹介しました。

【熊本・天草】「石山離宮・五足のくつ」Villa C-3をルームツアー
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「石山離宮・五足のくつ」の夕食をレビューします【熊本・天草】
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「五足のくつまで、どうやって行ったのか?」
チェックイン前までの様子を
お伝えしようと思います。

たくさん写真を撮ってきましたので、
ご覧いただければ、うれしいです。

アクセス:「五足のくつ」はどこにあるのか?

「五足のくつ」の場所は?

熊本県天草市」です。

「天草上島(かみしま)」「天草下島(しもしま)」のうち
「五足のくつ」は天草下島にあります。

天草下田温泉のエリアです。

「五足のくつ」までというより、

そもそも天草までたどり着くのが
大変かもしれません。

「五足のくつ」までの行き方

正直
アクセスはあまりよろしくないです。

ただしアクセスできる交通機関は
公式ホームページによると、各種あります。

:九州自動車道・松橋インターから約2時間。

飛行機:天草エアラインで天草空港まで。
空港から車かタクシーで40分。

タクシーは常時、待機しているとのこと。
もちろんレンタカーでも。

船・フェリー
・茂木港より苓北観光汽船で富岡港へ。
富岡港から車・タクシーで15分。

・口之津港より島鉄フェリーで鬼池港へ。
鬼池港から車・タクシーで40分

・蔵之元港より三和商船フェリーで牛深港へ。
牛深港から車・タクシーで45分

各港にタクシーが常時待機しており、
タクシーの手配もできるとのことです。

伊勢えび祭りのパンフレットに
分かりやすい地図がありました。

「五足のくつ」は
下田温泉エリアにあります。

アクセス:そもそも天草はどこにあるのか?

九州・熊本県です。

天草宝島観光協会HPより

天草宝島観光協会によると、

天草は青い海に囲まれた、
大小120余の島々からなる諸島です。

九州本土とは
天草五橋と呼ばれる5つの橋で結ばれています。

というわけで、天草は「」です。

自治体としては、
「上天草市」「天草市」「苓北町」に分かれています。

どこかでもらった「わお!マップ」

実際はどういう旅程だったのか?

2泊3日と言っておりますが、
実は前泊していて3泊4日しておりました。

私は東京在住でして、
羽田空港阿蘇くまもと空港JR熊本駅
まで前日に来ていました。

翌朝、
JR熊本駅でレンタカーを借り
車で天草入りしたのです。

ちなみにレンタカーは
天草の営業所で乗り捨てしました。
(トヨタレンタカー)

※ 借りた店舗以外でも返却できる便利なシステム
「ワンウェイシステム(乗り捨て)」

この日程ですが、
実は直前に台風が直撃しており、

この旅行に行けるのかどうか
という感じでした。

熊本についた日はまだ雨でしたが、
天草入りする翌日の昼には、
青空が見えてきました。

ありがたいことです。

有明 五多幸

旅のエリアと時期によっては
台風が気になりますね。

2024年11月1日(金):JR熊本駅で前泊してました

16:30 バスタ新宿(空港リムジンバス)→羽田空港

バスタ新宿

17:55 羽田空港→阿蘇くまもと空港

11月あたまには、羽田空港にクリスマスツリーが出現していました

ANAプレミアムクラスのごはん

20:00 阿蘇くまもと空港→JR熊本駅(空港リムジンバス)

阿蘇くまもと空港のバス乗り場

JR熊本駅

21:20 JR熊本駅すぐそばの
「ワン・ステーションホテル熊本」にチェックイン

私が泊った時点では
リニューアル前の「ザ・ニューホテル熊本」
という名前でした。

2024年12月に
リニューアルオープンしたようです。

「ワン・ステーションホテル熊本」は
熊本駅から徒歩1分の好立地。

オシャレな内装で、快適でした。

1階の様子。バーでしょうか。

ちなみに帰りは天草空港から
天草エアラインに乗って帰っています。

また別記事でご紹介できればと思います。

2024年11月2日(土):天草へレンタカーで出発

ホテルの窓からの熊本駅

この日の朝は
台風の影響が残っており
まだ雨が降っておりましたが、

天気予報では
「午後から晴れる」とのことでしたので、
それを信じて出発です。

朝ごはんをいただきに
熊本駅に行ってみました。

美しい駅舎です。

熊本駅は2019年に新駅舎が完成。

外観デザインコンセプトは
建築家の安藤忠雄氏が設計したとのこと。

外観は
熊本城の石垣の「武者返し」と
いう反りを表現しています。

熊本城公式ホームページによると、

下はゆるやかで、
簡単に登れるように見えますが、

上に向えば向かうほど反り返りが激しくなり、
登ることができません。

武士はもちろん、
身軽な忍者でさえも、

登れないことから
武者返しと呼ばれています。

熊本城【公式】より

熊本駅に着いたのは夜でしたが、
暗い中でも
勇壮で洗練された駅舎の様子が伺えました。

朝起きておなかが減ったので、
朝ごはんはエキナカのパン屋さんで。

熊本に来たというのに
福岡コンセプトのパンをいただいてしまいました。

フォカッちゃん もつ鍋風 朝にいただくには重かったかもしれません

駅の中には飲食店、おみやげやさんが
多数入っていて、

まだ天草に出発するまでに
時間があったので、

うろうろ見学しました。

熊本みやげに、黒糖ドーナツ棒。栗やチョコがけなどバリエーション豊富。

「いきなり団子」 小麦粉を練って伸ばした生地で、厚さ1センチ位の輪切りにしたさつまいもと粒あんを包んだものを蒸した、昔ながらの素朴な風味の熊本の郷土菓子です。(熊本市観光ガイドより)

ものまねタレントのコロッケさんのお店。熊本出身ですよね。

もちろん、くまモン駅長も
お出迎えしてくれています。

おてもやん」もいます。

熊本民謡の歌詞に出てくる女性のようです。

熊本市には
市電(路面電車)が走っています。

熊本駅前に電停がありました。

在来線の電光掲示版です。

電車で天草に行くには
あまくさみすみ線」の終点・三角(みすみ)駅まで行き、
そこからバスで入ることもできます。

ただし「五足のくつ」まで行くバスはないので、
車orタクシーで行くことになります。

ちなみにこちらは新幹線の電光掲示板。

この日は台風の名残で
ダイヤが乱れているようでした。

そうこうしているうちに
時間になり、ホテルをチェックアウトしました。

10:00 JR熊本駅の近くのトヨタレンタカーへ。

くまモンが「晴れ」だと言ってくれています

それからいろいろ観光して回り、
15:00に
「五足のくつ」にチェックインしました。

「五足にくつに行くまで、どこを観光したのか」は
別の記事でお伝えできればと思っています。

実は直前にフライトを取り直した

当初、
「五足のくつ」宿泊当日(11月2日)に、

阿蘇くまもと空港から
天草エアライン」に乗って、
天草空港から入る予定でした。

でもそれだと
チェックインが17:00くらいになり、

それではもったいないということで
直前に交通機関の予約を取り直しました。

〈当初の予定〉
羽田空港
→阿蘇くまもと空港
→天草空港

天草エアラインの時刻表はこんな感じです。

「天草エアライン」阿蘇くまもと空港⇔天草空港

これに乗っていると、
天草空港に15:15着なので
チェックインが遅くなります。

天草空港から「五足のくつ」まで
車で42分ということですが、

レンタカーの手続きなどをしていると
もう少し時間がかかりそうです。

「五足のくつ」がステキな宿ということなので、
滞在時間を最大限にしたい!」との思いから

天草エアラインのフライトを
キャンセルしました。

ちなみに
天草エアラインの
福岡⇔天草の時刻表はこんな感じです。

8時台と16時台の間に
もう少し便数があると、

旅をする者としては
ありがたいです。

「天草エアライン」福岡空港⇔天草空港

帰りは「天草エアライン」を
利用しておりますので、

その様子もお届けできればと思います。

というわけで、天草は
「ちょっと立ち寄ってみる」
という感じではなく、

わざわざ足を伸ばして行く場所だと思います。

その分、特別感もあり、
目指して行く価値がある土地だと思いました。

「五足のくつ」に入る手前に「下田の夕陽八景」スポットが

「天草Webの駅」によると、

天草西海岸地域は
東シナ海に沈む
美しい夕陽が見られることから、
絶好の夕陽鑑賞スポットとして知られています

とのこと。

他のスポットは、下記の地図をご覧ください。

「天草Webの駅」より

8カ所あるうちの1つ、
① 下田の夕陽
です。

場所は
熊本方面から車で来て、

「五足のくつ」に入る通路の
500m手前にあります。

駐車場がありますので、
ゆっくり景色が見られます。

ただお昼に来てしまったため、
夕陽は見られていません。

それでも海の美しい景色が見られました。

与謝野鉄幹「五足の靴文学遊歩道」の入り口が

この「下田の夕陽」の駐車場から
陸側を振り返ると、

五足の靴文学遊歩道」の
入り口がありました。

そのお隣に奥ゆかしく
旅館「五足のくつ」の案内看板が。

五足の靴文学遊歩道」とは
天草宝島観光協会によると、

明治40年、
日本の近代文学の基礎となった作品を
次々と世に送り出した、

与謝野寛(鉄幹)、北原白秋、平野万里、吉井勇、木下杢太郎
5人の詩人がたどった道を遊歩道として整備したもの。

休みながらでも、
大人でおよそ50分ほどのコースと、

2時間近くかかる全行程(およそ3㎞)のコースがある。

途中には、数箇所の展望所(休憩所)があり、
休みながらゆっくり踏破できる。

旅館「五足のくつ」の
名前の由来です。

明治時代に天草を旅した
与謝野鉄幹、北原白秋ら
5人の詩人が歩いた道。

彼らは天草の旅の紀行文
「五足の靴」を新聞に連載したとのこと。

ちなみに
旅館「五足のくつ」敷地からこの遊歩道に
出られるようになっています。

遊歩道を踏破はできなかったですが
少し入ってみたので、

また別記事でご紹介できればと思います。

「五足のくつ」入り口がわかりづらい

「五足のくつ」に入る道が
分かりづらいです。

あと、Villa Cに関しては、
敷地に入ってからも分かりづらいです。

「五足のくつ」全体見取り図に
紫色の線で進入通路を描いてみました。

よけい見にくくなってしまいました…。

当日、
「道、これで合っているのか?」と思いながら
進みました。

最後、レセプション「天正」に入る道は
角度が急&狭い&坂なので、

ロータリーを回らないと
たどり着かないしくみになっています。

看板に気づかず、
まっすぐ行ってしましそうです。

といいますか、
そういう方も多いそうです。

なぜそうなっているのか?

なんでも「五足のくつ」は
雲仙天草国立公園の中にあるため、
看板の大きさが制限されているそうです。

おかげで看板によく近づかないと
なんと書いているのか分かりません。

また同じ理由で
坂の傾斜を変えることもできないそうです。

要注意です。

↓これがロータリーです。

ロータリーを回ると
「エントランス」の看板が現われます。

ここを右折すると
レセプション「天正」の前にたどり着きます。

チェックインまで
お伝えするつもりだったのですが、

いろいろ力説してしまい
長くなりましたので、

また続きは別記事にしようと思います。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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