北越急行ほくほく線がおもしろい!秘境駅&ゆめぞらに感動【酒の宿玉城屋チェックアウト後】

北陸

2025年3月15日
新潟十日町市
「酒の宿 玉城屋(たまきや)」
に泊まってきました。

翌3月16日には
東京に帰ったのですが、

その帰りの道中、
北越急行ほくほく線

思いがけず
いろんな発見がありましたので
その様子をお伝えできればと思います。

スポンサーリンク

酒の宿玉城屋をチェックアウト

レイトチェックアウト
11:00になりましたので、

酒の宿玉城屋を
チェックアウト。

お願いしていたタクシー
お迎えに来ていました。

おかみさんに
昔の松之山温泉の様子
聞かせていただきました。

・昔はもっと熱海みたいだった(にぎわってた?)

・湯治場だったため、
「このエリアの客はこの宿」
というふうに固定していたので、

昔はお客さんを
呼び込む必要がなかった

・長期逗留のため、湯治客は米を持参

・おかみさんが子供のころは
米を炊いて配ったり、冬は熾した炭を配ったり

・長期逗留のため、お客さん同士が顔見知り

そんな時代もあったんだな
と感慨深くなると同時に

そこまでしてやってくる効能が
松之山温泉にはあるのだな、
と思いました。

スポンサーリンク

今回行けなかった心残りな観光地は?

酒の宿玉城屋からいただいた
「ご滞在のしおり」です。

周辺観光として
・美人林
・星峠の棚田
が紹介されていました。

どちらも行っていないのですが、
ちょっと調べてみました。

美人林(びじんばやし)

美人林、
読みかたは「びじんばやし」です。

ちょっと変わった名前ですね。

酒の宿玉城屋から
車で約12分の所にあります。

松代・松之山温泉観光案内所のガイドマップより

すらりと伸びたブナの木の立ち姿
美人のようだと付いた名「美人林」

美人林のパンフレットを
もらってきました。

春夏秋冬それぞれに
美しい景色を見せてくれます。

さまざまな野鳥
やってくるようで、
その鳴き声も楽しめます。

アカショウビン
5月ごろやってくる鳥で

松之山の鳥に
指定されています。

以前、沖縄の西表島で
アカショウビンを見ましたが、

松之山にも
やってくるのですね。

また酒の宿玉城屋さんに
行きたいと思っているので、

その時には必ず
美人林に行きたいです。

帰りのタクシーの
運転手さんによると、

新緑が芽吹きながらも
雪の残る5月ごろが美しいそうです。

美人林の詳細は
こちらをどうぞ。
美人林(たびノート)

星峠の棚田

こちらも気になっていました
「星峠の棚田」

酒の宿玉城屋からは
車で25分ほど。

松代・松之山温泉観光案内所のガイドマップより

約200枚の水田
斜面に広がり、

四季折々に
様々な顔を見せてくれます。

雲海が発生し、

水鏡が輝くシーズンには
多くの観光客がこの地を訪れます。

次回はレンタカーで来たいですね。

星峠の棚田の詳細は
こちらから
星峠の棚田(たびノート)

松之山温泉の奇祭・むこ投げ

ガイドマップに
「松之山温泉の奇祭 むこ投げ」
とありました。

前年に結婚した婿
薬師堂から雪の上に投げ落とします。

ワイルドなお祭りですね笑

スポンサーリンク

酒の宿玉城屋からまつだい駅までタクシーに乗る

帰りのタクシーの運転手さんは
松之山温泉エリアのことを
いろいろお話してくださいました。

1年の半分

・ロータリー車は、150メートル雪を飛ばす

・雪の季節、観光客
危ないのでタクシーを利用したほうがいい

・雪深いので、除雪車の除雪が上手
(新潟でもここより雪が少ないエリアに比べて)

酒の宿玉城屋からまつだい駅まで
料金は4,800円
(お迎え料100円を含む)
でした。

私たちが乗ったタクシーは
現金払いのみでした。

スポンサーリンク

ほくほく線 まつだい駅でしばし待つ

タクシーが
まつだい駅に着きました。

酒の宿玉城屋から
20分くらいでしょうか。

まつだい駅舎内の様子は?

私たちが乗る電車まで
時間がありましたので、

まつだい駅の中を
うろうろします。

星峠の棚田のタペストリー。

松代・松之山温泉観光案内所があります。

まつだい駅には、

「鉄道むすめ」
松代(まつだい)うさぎちゃん、

「温泉むすめ」
松之山棚美ちゃんがいます。

グッズも販売してました。

ほくほく線は
地元の高校生の通学の足として
利用されているとのこと。

おみやげ屋さんの様子です。

パンフレットがたくさん置いてあるので
観光の参考になります。

焼き麩
大量に売られていました。

名物なのでしょうか。

イートインスペースもあります。

駅舎内にコンビニもあるので
小腹がすいた時はここでいただけます。

よく分からなかったのですが、
この駅舎が道の駅だったのでしょうか。

道の駅 まつだいふるさと会館(たびノート)

行ってはいないのですが、

国指定重要文化財
松苧神社(まつおじんじゃ)もあります。

新潟県内最古の
木造茅葺の建築物で、

上杉謙信も立ち寄った
と言われているそうです。

駅からよーく見たら
山頂にお城が見えます。

松代(まつだい)城です。

越後まつだい冬の陣
というイベントがあり、

2025年は
3月8日、9日に開催されたそうです。

その中でも
「雪中鉄人レース のっとれ!松代城」
は最大の目玉で、

公式ホームページによると、

城下町から
山頂の松代城まで、

標高差約150m
総延長約4kmの
雪上コースに

雪の障害物(難関)があり、
これを乗り越えて、
山頂の松代城一番乗りを競うレース。

タクシーの運転手さんによると、
けっこう過酷なレースのようで

途中離脱者のために
お助け隊が出るそうです。

2階には
レストランがあるようですが…、

冬の間は休業しているようです。

2024年12月1日~2025年3月20日
はお休みしていました。

車麩サンドウィッチが気になります。

1階で売っていた
焼き麩のことでしょうか。

階段、踊り場の様子。

なんと囲炉裏もありました。

まつだい駅改札付近の様子は?

駅改札のほうに行ってみましょう。

改札より手前に、
ほくほく線の時刻表
貼られていました。

東頸バスの時刻表も。

自動券売機の上に運賃表

六日町駅や十日町駅で
接続していますね。

ワンマン列車の乗り方
が掲示されていました。

無人駅では2両目のドアは
開かないそうです。

忘れ物の傘を
貸し出していました。

コインロッカーもあります。

片岡鶴太郎の駅名看板。

どれがそうだったのか
今となっては分かりません。

ゆめぞら?
なんでしょう、特別な列車なのでしょうか?

赤いラインが入った車両が
「ゆめぞら」ということです。

スポンサーリンク

ほくほく線の電車がやってきた

まつだい駅のホームにほくほく線の電車が入構

まつだい駅のホームです。

私たちが乗る電車がやってきました。

12:00まつだい駅発
越後湯沢行きの電車です。

なんと私たちが乗った電車は
「ゆめぞら」でした。

だって後ろの車両には
赤いラインが入っています。

ちなみに行きの列車は
1両のみで青いラインでした。

ほくほく線イベント列車ゆめぞらの様子は?

ほくほく線の
ゆめぞらは

電車の天井に
映像
が映し出されるのです。

動画を撮ってきましたので
ご覧ください。
(音が大きいかもしれませんので、ご注意)

北越急行ほくほく線の
公式ホームページによると、

ゆめぞらは
日本初のシアター・トレイン。トンネルに入ると
突然電車の天井
巨大スクリーンに変わります。コンピューター・グラフィックで
作られた映像は臨場感たっぷり。

上映トンネル
全部で5ヵ所。

毎週日曜日に運行しています。

ゆめぞらに広がる
夢の空を是非、体感してください。

ほくほく線は
トンネルが多く

外の景色が見えない区間が多いため
こういう工夫をされたのかなと思います。

行きの電車では
魚沼丘陵駅からしんざ駅まで

赤倉トンネルの中を
ずっと走り続けます。

その長さ、10.5㎞。

ほくほく線公式ホームページより

携帯の電波も届きません。

↓私の携帯の画面。
SOSの表示が出ています。

ほくほく線の秘境駅 美佐島駅はこんな感じ

というわけで
美佐島(みさしま)駅
赤倉トンネル内にあります。

地下の無人駅です。

これはレアな
秘境駅と言っていいでしょう。

トンネルを抜けてからの
ほくほく線の車窓の風景をご覧ください。

スポンサーリンク

越後湯沢駅に着きました

そうこうしているうちに
越後湯沢駅に着きました。

越後湯沢駅で改札外に出してもらう

私たちの切符です。

この切符を自動改札機に通すと
越後湯沢の改札外に出られないため、

駅員さんにお願いして
一旦、改札外に出してもらいました。

なぜなら
越後湯沢からの新幹線ときの車中で

なにかちょっとおいしいものを
いただきたかったからです。

越後湯沢駅のおみやげ屋さん。

わたしは
それほどお腹がすいていなかったので
笹だんごを買いました。

越後名物ですね。

夫は
なにやら物色中。

なにを買ったのでしょうか。

上越新幹線とき320号で東京に帰る

では
13:13越後湯沢発、
東京行きの

とき320号に乗って
帰ります。

では車中で
笹だんごをいただきます。

和菓子にコーヒーって
あいますよね。

コーヒーは
車内販売で購入しました。

夫は
まつだい駅で購入の

エチゴビール
エレガントブロンドと、

越後湯沢駅で買った
もつ煮込み

これはおやき?

と、
肉まんを食べていました。

車内販売のカート。

来たら
なにか買いたくなってしまいます。

そんな感じで
たのしく過ごしているうちに
東京駅に着きました。

越後湯沢から
1時間15分。

乗車券に東京駅出場の
スタンプが押されました。

はい、これで
新潟十日町・松之山温泉の旅は
おしまいです。

思いがけず、
ほくほく線に感動してしまったので
これだけで記事を書いてしまいました。

ちなみに泊った宿
酒の宿玉城屋のお食事の様子も
よかったらご覧ください。

松之山温泉・酒の宿玉城屋の夕食が最高すぎた|日本酒×フレンチの贅沢ペアリング
2025年3月15日新潟十日町市「酒の宿 玉城屋(たまきや)」に泊まってきました。お宿の名前に「酒の宿」とついているところからして、米どころ新潟のおいしい日本酒が楽しみです。それだけでなく、玉城屋はミシュランガイド新潟2020特別版のフラン...

読んでいただき
ありがとうございました。

一休での予約は
即時にポイントが使えるのでオトクです。
【酒の宿玉城屋】の空室状況を確認する─宿泊予約は[一休.com]

タイトルとURLをコピーしました