2025年2月22日~24日の
2泊3日で北海道旅行に行ってきました。
2泊目は
鶴雅グループ最高峰のお宿
しこつ湖 鶴雅別荘 碧の座に
泊まりました。
1泊目はこちら。

碧の座、
支笏湖ブルーにちなんだネーミングも
美しい響きです。
お部屋も最高級な空間ですが、
バーやラウンジだけでなく、
階段や廊下に至るまで
すべてが美術館のよう。
そんな碧の座の館内を
レポートしますので、ご覧ください。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座:外観
日が暮れてからの画像です。
外観にも上質感が漂っています。
寒い雪の日でしたので
暖かい光にぬくもりを感じます。
ちらりと外観が映る動画もどうぞ。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座:エントランス
碧の座の館内から
外へ出る時に撮った画像です。
大きな木製の自動ドアが開いて、
外へ続く通路を行きます。
壁面も木のアートです。
アイヌ文様っぽい気がします。
この通路が
外の世界から
上質空間・碧の座へ
いざなってくれる感じです。
エントランスから館内に
吸い込まれていって、
碧の座への期待が高まります。
エントランスの水盤に
雪が降る様子もどうぞ。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座:館内全体フロアガイド
客室パンフレットにありました
「館内のご案内」です。
主要な施設:
食事処、ショップ、フロントなど、
ほぼ1階にあります。
エステサロン
トリートメント玉青(たまお)は
4階にあります。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座 1階:コンシェルジュデスク
こちらで館内のサービスや
アクティビティの予約ができます。
ここに伺うことはなかったですが、
タクシーの手配はお願いしました。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座 1階:ロビー
高くまで吹き抜けた
ロビー。
公式ホームページに
詳しい記載がありました。
目の前に広がるのは
左官職人の久住章氏による
8mもの積層壁。縄文から現代までの
時の流れを象徴する、
当館の象徴となる作品です。1万5千個ものしじみと、
本物の土を使用しています。
「1万5千個ものしじみ」と「土」が
使われているとのことですが、
下の画像の右の壁、
コンシェルジュデスクの真上の部分のことのようです。
木の透かし細工の壁面が
ほどよく光をとりこんでくれています。
床面は青色を組み込んだ畳。
少し沈んで、押し戻すような触感が
気持ちいいです。
ゆっくりくつろぎながら
水盤を眺められる
ソファーが置いてありました。
この彫刻は?
今記事を書く段階になって
調べてみました。
アイヌ彫刻家である
床ヌブリ氏の作品のようです。
また、館内には
千歳市埋蔵文化財センター様より
縄文土器をお借りし展示しております。
サラッとおいてありましたが、
縄文土器だったのですね。
借りて展示できることが
衝撃です。
まるで博物館のようです。
木の枝を使った作品。
一つ一つ見ていくと
すべてがアートです。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座1階:バー青藍(せいらん)
バー青藍(せいらん)に
来てみました。
お酒の瓶が
光に照らされて、
入った瞬間
心が躍ります。
碧の座は
オールインクルーシブのため、
バー青藍での飲食は
追加料金なしで楽しめます。
たくさんのワインが
目も楽しませてくれます。
バーのテーブルの上に
なにか置かれています。
何でしょう?
なんと
鮭の皮で作った靴、
チェプケリというそうです。
その他、
水盤に面したゆったりソファー席もあります。
チェックインの手続きは
ここでしました。
水盤に
水が流れ落ちる様子をどうぞ。
揺れる炎を見ながら
お酒をいただくと最高です。
レコードも置いてありました。
はく製じゃないです、
木彫りです。
いたるところにアートが。
ターコイズの石が
展示されていました。
「碧の座の名前の由来になった石である」
と説明がありました。
惜しげもなく
様々な作品が飾られています。
下の画像は
「トンコリ 琴」
「クヨイ 鹿の膀胱」
バー青藍には
お外にも席があります。
私たち訪れたのは2月。
さすがに寒いので
利用している人はいなかったです。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座1階:ラウンジ青陽(せいよう)
ラウンジ青陽(せいよう)に
来てみました。
巨大な暖炉が
鎮座しています。
縄文暖炉と呼ばれるそうです。
縄文土器と土偶をイメージして
デザインされたものです。
縄目には細かな筋目が入り
より立体的に影を落とします、
とのこと。
木がくべてあります。
今、館内図を見て
初めて知ったのですが、
下の画像の奥のドアが
藍染工房・藍玉(あいだま)だったようです。
残念ながら
暖炉が稼働しているのは見れていません。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座1階:ショップ青葉(あおば)
暖炉のある
ラウンジ青陽のおとなりが
ショップ青葉です。
ウェルカムドリンクのシャンパンと
一緒に出てきたチョコレートは
ショコラティエ マサールのもの。
ショップでも販売していました。
北海道の素材と
世界中から選りすぐったカカオで作ったこだわりのショコラをお届けする
北海道発のショコラティエです。
細かい細工の
アイヌ文様のアクセサリーも。
アイヌミュージシャン
Toy Toyさんの作品です。
・トンコリ・ムックリ奏者
・アイヌ民族舞踏継承者
・アイヌ文様切り絵作家
・アイヌ文様デザイナーなどアイヌ文化を
後世へ伝える後継者として道内外、国内外問わず
様々な活動を展開しています。
天然藍染の商品も
たくさん販売されていました。
藍染って
いろんな効果があるんですね。
アイヌ文様が施された品物も
多数ありました。
碧の座のオリジナル商品も。
夕食でも
この手前のお皿と
同じ模様のお皿が出てきました。
このお皿です。
エゾシカの皮を使った
・クラッチバッグ
・ポーチ
・キーケース
富山県富岡市の
「能作」の錫製品。
酸化しにくいので
色の変化が少なく、
独特の鈍い光沢感を
長く楽しめます、とのこと。
碧の座オリジナル
しこつ湖の森の香り。
アロマオイルでしょうか。
お部屋のベッドの上に
しおりが置かれていました。
昭和23年に札幌で創業した
野口染舗と、
福島県喜多方市の
黒澤桐材店の
レディース下駄。
コラボ商品なのでしょうか。
crater
朧銀塗。
新潟漆器の製品のようです。
客室にも置いてあった
スキンケア・ヘアケア各種。
鶴雅グループの
オリジナル商品ですかね。
使ってみて気に入ったものがあれば
おうちでも使えますね。
こちらも客室にあった
テマエのシャンプー・トリートメント。
エステ「トリートメント玉青」でも
テマエの施術を受けられます。
お部屋の館内着やパジャマ、
タオルも
販売されていました。
いい宿のパジャマって
寝心地が快適ですよね。
その他
お酒も各種、取り揃えてあります。
ザ・ニッカ
ナインディケイズ、
77万円也。
ニッカの90周年記念ボトルのようです。
同じくニッカの
宮城峡。
これと同じものではないでしょうが
夕食の際、
宮城峡のソーダ割りを
いただきました。
白いちごワイン。
ショップの隣には
展示室みたいなものがありました。
水引?
レターサービスで
使えるものかもしれません。
レターサービスとは
館内からの手紙・はがきを
無料で出せるサービスのことです。
碧の座オールインクルーシブでの
アクティビティのご紹介をしておりますので、
よかったらどうぞ。

これもレターサービスで使える
色鉛筆ですかね。
このポストに
投函すればいいようです。
折り紙や切り絵。
北海道なので
日本ハムファイターズですね。
アイヌ民族衣装を着て
記念撮影できるサービスもあります。
この豪華で鮮やかな
着物はなんだったのか、
聞かずじまいです。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座1階:料理屋 水白(みずしろ)
夕食・朝食ともに
料理屋水白(みずしろ)でいただきました。
完全個室でいただけるので
静かで落ち着きます。
プライベート感を重視したい方には
おすすめです。
料理屋水白でのお食事の様子は
こちらをどうぞ。

フロアマップによると
料理屋水白の個室は
全18室。
2人部屋は5室、
4人部屋は11室、
10人部屋が2室あるようです。
その他
お食事処として、
1階離れに
鉄板焼き青翠(せいすい)があります。
青翠はカウンターのみです。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座1階:喫煙所
喫煙所内に入ってはいないのですが、
入り口がアートです。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座1階:支笏冬景
なんと1階のお手洗い前でも
アートが見られます。
土ギャラリー
[支笏冬景]
館内の縄文暖炉や
万歴継承壁を手掛けた左官 久住章氏が
作業期間中に出会った冬から早春の
支笏湖の情景を表現した土のアート五点を
展示しています。
「支笏の水玉」
支笏湖の冷たい湖に生息する
ヒメマスは
水色に白い水玉のようだ。さざ波がヒメマスを覆う
水色の景色。
「冬山の横顔」
地滑りによって、
山の斜面があらわれ、
さらに雨風が斜面を削っていく。さながら冬山の横顔のようだ。
その鋭い山形に
優しく雪が積もってゆく。
「冬の夜のはじまり」
夕陽のオレンジ色の空に
黒い雲が降りかかるような
支笏湖の冬の夕景。これから支笏湖の凍るような
冬の夜が訪れる。
「遠く春を見る」
深く積もった雪が解け始め、
つららも水気を持ち
黒い土肌に滴っていく。長い支笏湖の冬も、
遠く春の気配を感じることができる。
「熊笹の雪のトンネル」
土があらわれた斜面に
熊笹が丸く覆い被さり、
トンネルのように見える。鮮やかな土の呼吸が
その雪のトンネルから聞こえてくるようだ。
こんな奥ゆかしい場所でも
アートを感じられました。
なんと贅沢なんでしょうか。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座:階段・通路
お部屋、施設だけでなく
通路や階段も
美術館、博物館のようです。
階段踊り場には
それぞれ展示があります。
1階→2階。
2階→3階。
足と手を守る
大切な衣類。
3階→4階。
ヘペライ 花矢。
熊送りの時に撃つ花矢。
階段を上る様子の動画もあります。
碧の座2階には
コンベンションルームがあるようです。
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座4階:トリートメント玉青(たまお)
碧の座では
テマエというブランドの
エステが受けられます。
日本の茶道から
インスピレーションを受けて
誕生したトリートメントということです。
実は
私も受けようと思っていたのですが、
そのうち予約しようとか
のんびりしていましたら、
当日になってしまいました。
当日朝、前泊の宿で電話で
ダメ元で伺ってみたところ、
予約は埋まっているとのことでした。
残念です。
なので
トリートメント玉青の施術を
絶対受けたい方は、
早めの予約を
強くおすすめします。
なお、姉妹館
「しこつ湖鶴雅リゾート水の謌(みずのうた)」にも
エステがあり、
碧の座のエステとは違うものですが、
水の謌でもエステを受けられるそうです。
ボディとフェイシャルの施術があります。
メンズフェイシャルも用意されていました。
客室のパンフレットに
詳細がありました。
利用できる時間は
14:00~21:00(最終受付時間)
テマエのお品物は
1階ショップ青葉でも
販売していました。
以上
しこつ湖鶴雅別荘 碧の座の館内を
レポートしました。
ただキレイなだけじゃなく
北海道・アイヌに触れられる
貴重な空間でした。
客室の様子は別記事で
ご紹介しています。
よかったらご覧ください。

読んでいただき
ありがとうございました。
ポイントをその場で利用できる
一休での宿泊予約がオトクです。
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