2025年6月14日・15日の
1泊2日で
宮城・遠刈田温泉
温泉山荘だいこんの花に泊まってきました。
だいこんの花の
自然と一体化できる
素敵なお部屋を
別記事でご紹介しました。

だいこんの花のお食事は
どんな感じなのでしょうか?
写真も
いっぱい撮ってきましたので、
画像をたくさん交えて
ご紹介したいと思います。
温泉山荘だいこんの花 夕食
だいこんの花の夕食は
母屋のダイニング・コの字にて。
17:30〜18:30の間に
コの字へ行けばOKです。
きっちり
スタート時間を決めなくて大丈夫です。
この時間の幅を
もたせてくれていることで
少し
心のゆとりが生まれます。
ただし
21:00にはクローズになります。
私たちは
18:30ちょっと前に
コの字へ行きました。
ダイニング・コの字の
入り口には
フルーツを漬けた
果実酒の瓶がずらり。
ワインセラーの前を通り、
半個室のお部屋に
案内していただきました。
席に着きました。
こんな感じのお部屋です。
夕食を見ていきましょう。
だいこんの花 夕食:水無月のお献立
だいこんの花の
6月のお献立です。
うなずいてしまう、
舌鼓を打ちました。
裏面には
・おすすめペアリング
・アラカルト
の記載があります。
私は、この
おすすめのペアリングをお願いしました。
そして
献立に記載はありませんが、
鰹の一番出汁が
運ばれてきました。
とても
香りがよかったです。
少し
日が暮れてきました。
ライトやお花が
さりげないながら
上品で、
いい気分にさせてくれます。
最初のお酒が来ました。
夫は日本酒。
ZAO 特別純米酒 K Inspiration
(蔵王酒造・宮城県白石市)
宮城の酒造好適米
「蔵の華」、
宮城酵母・
蔵王の伏流水で醸した
オール宮城のお酒。
とろんとして
旨味が強いです。
私は
おすすめペアリングの
スパークリングワイン。
デラウェア・スパークリング 2024
(南三陸ワイナリー・宮城県南三陸町)
瓶内二次発酵による
繊細な泡と
デラウェア由来の
爽やかな酸味が特長。
画像のとおり
少しにごっています。
酸味が強く、
柑橘のような味わいです。
だいこんの花 夕食:三陸産湯引き蛸と名残り山菜 梅煎り酒
目にも美しいお料理が
やってきました。
三陸産湯引き蛸と名残り山菜 梅煎り酒
初夏の彩野菜 黒木耳(くろきくらげ)
スナップエンドウの
みずみずしいシャキシャキ感が
夏の味わいです。
塩とオリーブオイルのみで
味付けており、
薄く削った塩
フラワーソルトが
野菜そのものの味を
ストレートに引き出していました。
ウドといえば
「ゆでて酢味噌」
みたいなイメージがありますが、
生のウドのほろ苦さが
クセになります。
キクラゲがこんなに肉厚で
シャキシャキなのにも驚きです。
タコの吸盤は
コリコリ感が
新鮮さを感じさせます。
ラディッシュが
ピリッと引き締めてくれて、
梅煎り酒は
ダシのような旨味を感じました。
だいこんの花 夕食:三陸産紫雲丹と鮑の潮汁
椀物が来ました。
三陸産紫雲丹(むらさきうに)と鮑(あわび)の潮汁
香り野菜
つるんと輝くお椀。
宮城県仙台市の
伝統工芸品である玉虫塗。
銀粉をまいて
漆を塗り重ねても
厚くならない技法です。
お殿様気分になれる器ですね。
ショップでも販売されていましたが
お値段50,000円です。
口をつけた瞬間、
シソの香りが鼻腔をくすぐります。
海老の
サクシャキ食感と、
じゅんさいのプルプル食感が
同時に味わえました。
鮑は
薄めにスライスされても
存在感を損なわない
重厚な味わいです。
だいこんの花 夕食:地場産蚕豆(そらまめ)の葛餅
ちょこんと盛られた
かわいい一品が運ばれてきました。
地場産蚕豆(そらまめ)の葛餅
この蚕豆は
宮城県村田町のもの。
県内で蚕豆の生産量で
トップを誇ります。
とろみがついたダシあんが
おいしいです。
上にのった
焼いた蚕豆は香ばしく、
吸い付くような
もちっとした質感の葛餅でした。
ここで
ペアリングのお酒が来ました。
今度は日本酒です。
乾坤一(けんこんいち) 純米吟醸 鈴風
(大沼酒造・宮城県村田町)
柔らかな口当たりから
グレープフルーツを思わせる
爽やかな香り。
バランスがよく、
飲みやすいお酒だと感じました。
縁側で夏野菜をおつまみに
昼からゆるりと飲みたくなる、そんなイメージで造られた商品です。
おうちでも
乾坤一を片手に
上質な時間を
楽しめそうです。
楽天から買えるようです。
▶乾坤一 純米吟醸 鈴風(大沼酒造店)
だいこんの花 夕食:蔵王根曲がり竹味噌漬けと皮付きヤングコーン
お酒が進みそうな
お料理です。
蔵王根曲がり竹味噌漬けと皮付きヤングコーン
蔵王鴨山椒煮 美澄鱒スモーク 谷中生姜
蕨白酢和え トマトクリームチーズ
ヤングコーンの頭に
寄りかかっているのは
ヤングコーンの
ひげの天ぷら。
ひげもほんのり
トウモロコシの味がします。
ヤングコーンって
こんなに大きかったでしたっけ?
ヤングコーンは
味噌をつけず
そのまま食べても
濃厚でした。
さすが野菜をメインに
推しだしているだけありますね。
谷中生姜のピリッと
味噌のまろやかさが絶妙です。
味噌は濃くなく、
素材の邪魔をしない
あっさり味です。
こんなに量はいらない
と思ったのですが、
全部
いただいてしまいました。
蔵王鴨は
柔らかくジューシーで、
旨味が凝縮されています。
根曲り竹は
皮をむいて
味噌で、ということでした。
蔵王の雪解け水で育った
蔵王の美澄鱒は、
自家菜園で採れた木の芽の
味噌でいただきました。
だいこんの花 夕食:季節のシャーベット
ここで
お口直しです。
季節のシャーベットは
ブルーベリーのシャーベット。
口の中に入れると
スルッと解ける感じです。
あと意外と
器が軽いと感じました。
これで
次に来るお肉の前に
一度、お口の中が
さっぱりしました。
だいこんの花 夕食:仙台牛ヒレ肉のロースト 赤ワインソース
いよいよ
お肉です。
仙台牛ヒレ肉のロースト 赤ワインソース
スモーク野菜
お肉は
しっとりしていて、
ジューシーさを
内側に閉じ込めてる感じです。
かといって、
重くこってりしていなくて
とろける赤ワインソースが
肉と一体化していました。
新玉ねぎが
甘く香り、
アスパラは
桜のチップでスモークしているので
その香りを
楽しめました。
さすが、お野菜にも
こだわっているのが感じられます。
ここで
ペアリングの赤ワインが来ました。
ルージュ スーペリアル 2020
(了美ヴィンヤード&ワイナリー・宮城県大和町)
ほんのり
醤油のような香りを感じました。
赤ワインというものは
少ししか来ないと思っていたので、
なみなみ入っていて
驚きました。
ただし、ドリンクメニューにも
書いてありましたが
少量でのオーダーも
可能です。
というわけで
夫は少量でお願いしました。
夫がどの赤ワインをお願いしたか
忘れてしまいました。
少量とはいえ
普通の量が入っている気がします。
夫のワインは
ちょっと渋めの味わいでした。
だいこんの花 夕食:「ひとめぼれ」新生姜ご飯
お食事(ごはんとお味噌汁)を
ステーキを食べ終わった後か
出来次第、5分から10分で
お持ちするか尋ねられました。
私たちは
「ステーキを食べ終わってから」
とお願いしました。
いよいよ終盤です。
蔵王の米農家村上さんの「ひとめぼれ」新生姜ご飯
仙台味噌仕立て 自家製浅漬け
ごはんは新生姜のごはんだけあって
あっさりしていました。
浅漬けが濃くない分、
味噌汁のコクが調和して
程よいです。
お味噌は
仙台みそで
本来、辛口の赤みそで
特徴的な味ということですが、
このお味噌汁のお味噌は
ブレンドしてあるそうです。
具は麩が入っており、
仙台って麩が有名なんですよね。
このガラスの器が
浅漬けです。
全然塩辛くなくて
そのままおいしくいただきました。
この取っ手が付いたガラスは
漬物石でした。
けっこう重量があります。
お食事まで
いただきますと、
デザートは母屋で、
と案内していただきました。
ダイニングコの字を出て
ロビーへ向かいます。
名物こけしも
ちょこんと並べられています。
だいこんの花 夕食:季節のクラフティ 蔵王の水ゼリー
ロビーに
やってきました。
外はすっかり暗くなっています。
いよいよデザートです。
季節のクラフティ 蔵王の水ゼリー
クラフティは
いちごとキウイから選べます。
私は
いちごにしましたが、
夫は
いちごもキウイも
どちらも
いただきました。
クラフティは
プリンみたいな食感で
フルーツがたっぷりで
大満足です。
蔵王の水ゼリーの
ほのかな甘さが程よく、
ハーブティーも
ほのかに甘く感じました。
大満足の
だいこんの花の夕食は
これで終幕です。
ちなみに
お夜食として、
9:00~10:00の間、
ゆで卵と玉こんにゃくを
母屋で用意していると
おっしゃっていました。
満腹でしたので、
残念ながらいただいてはいません。
だいこんの花 夕食:オールインクルーシブメニュー
温泉山荘だいこんの花では
夕食の飲み物は
オールインクルーシブのため
追加料金が発生しません。
値段を気にせず、
好きなものを頼めますね。
ドリンクメニューの写真がありますので
どうぞ。
グラスワイン。
スパークリング、白、赤、ロゼ
が用意されています。
こちらは日本酒。
地元のお酒がいただけるのは
うれしいですね。
ビール、焼酎、ウイスキーも
あります。
果実酒、カクテル、
ノンアルコールドリンクも。
ノンアルコールも
いろいろあって安心です。
こちらは
有料メニュー。
オールインクルーシブに含まれないため、
別途料金がかかるものです。
温泉山荘だいこんの花 朝食
翌日の朝。
やっぱり少し雨が降っています。
だいこんの花の朝食は
8:30~9:15の間に
ダイニングコの字へ
入れば大丈夫です。
そんなに
時間の幅はないですが、
夕食と
同じシステムですね。
お部屋から
屋根のある渡り廊下を通って、
ダイニングコの字のある
母屋へ向かいます。
8:45くらいに
コの字に着きました。
案内していただくまで
ここでちょっとだけ待ちます。
夕食と同じ
9番のお部屋でした。
半個室の外は
こんな景色。
だいこんの花 朝食:メニュー
だいこんの花の
朝食メニューです。
朝から盛りだくさんで
ワクワクします。
だいこんの花 朝食:朝の目覚めの一杯
まず朝の目覚めの一杯を
どちらにするか、
尋ねられます。
・自家製トマトジュース
・蔵王ホエイ MOLK
「どちらも」
でもOKとのことなので、
どちらも
いただきました。
トマトジュースは濃厚で
トマトそのもの、という感じ。
MOLKというのは
チーズドリンクとのことで
思ったよりサラサラで
甘い牛乳といった感じでした。
だいこんの花 朝食:蔵王ハーブサラダ
蔵王ハーブサラダも
いっしょに来ました。
厳選した
オリーブオイルとフラワーソルトのみで
お楽しみください。
昨日の夕食の
サラダと同様、
オリーブオイルと塩だけなのに
ごちそうです。
下の画像の中央当たりの
塩の結晶が見えますでしょうか。
蔵王は
日本三大ハーブ園の一つであり、
蔵王ハーブ園のハーブを
使った絶品サラダでした。
だいこんの花 朝食:だいこんの花特製 野菜のポタージュ
だいこんの花特製の
野菜ポタージュです。
7種の野菜で
丁寧に煮込んだポタージュ
7種の野菜がなんだったのか
お聞きしないままでしたが、
重厚感のあるスープで
栄養がつまっている、
という感じでした。
さて
小鉢がたくさんやってきました。
だいこんの花 朝食:近海吉次(きちじ)の藻塩焼き
近海吉次(きちじ)の藻塩焼き
宮城県産の吉次に
藻塩を振り塩にして
焼き上げました
パッと見、
「身がバサバサしているお魚だろうか?」
と思ってしまいましたが
脂がのってて、
とっても
ジューシーなお魚でした。
塩加減も絶妙で
ごはんのお供というよりは
これだけで
お酒といただきたい逸品でした。
だいこんの花 朝食:本枯れ節の削り節 特製割り醤油 大根鬼卸し
本枯れ節の削り節
特製割り醤油
大根鬼卸し
毎朝削りたてで用意するかつお節
削りたてというだけあって
しっとりした香りと歯触りでした。
厚めに削ってあるので
これだけでおかず感があります。
ご飯に載せて
割り醤油をたらし、
おかかのようにしていただくのを
おすすめしていただきました。
だいこんの花 朝食:自家製おから煮 JAPANX豚角煮 蔵王酪農ヨーグルト
自家製おから煮
JAPANX豚角煮
蔵王酪農ヨーグルト
蔵王はらから豆腐さんの
おからを使用
角煮は
トロッととろけるます。
だいこんの花 朝食:自家製がんもどき 旬のお浸し
自家製がんもどき 旬のお浸し
特製かつお出汁で炊いた
揚げたてのがんもどき
おだしが
ジュッとしみでます。
お浸しは
つるむらさきでした。
だいこんの花 朝食:蔵王彩幸卵の特製だし巻き玉子
蔵王彩幸卵(さいこうらん)の特製だし巻き玉子
蔵王町「卵の吾妻屋」さんの
彩幸卵を使用
タイミングを
見計らっていただいて
ほかほか出来立ての
出汁巻き玉子が登場。
湯気が
ほわほわ立ち上って
「温かいうちにどうぞ」
とのこと。
ハフハフしながらいただくのが
最高です。
ダシを含んだ
甘めの味付けで
鬼おろしと一緒に
いただきました。
だいこんの花 朝食:蔵王の米農家村上さんの「ひとめぼれ」
蔵王の米農家村上さんの「ひとめぼれ」
地元のお米をいただくのも
旅の醍醐味です。
だいこんの花 朝食:宮城県産蜆(しじみ)の味噌汁 自家製浅漬け 海苔佃煮
宮城県産蜆(しじみ)の味噌汁
酒と昆布と蜆のみで
旨味を引き出しました
しじみが
大粒で
「しじみなのか?」と
疑ってしまいました。
朝食を
いただき終え、
ロビーで
コーヒーをどうぞとのこと。
ロビーへ移動します。
ハンドドリップコーヒーか
オリジナルブレンド紅茶を
いただけます。
ハンドドリップコーヒーを
いただくことにしました。
樹齢180年を超える
山形・金山杉の梁で組まれた屋根、
だそうです。
コーヒーを入れていただきました。
お部屋へも
持ち帰れますね。
この日は
コロンビア。
これで、
今回の宿泊の
だいこんの花のお食事は
フィニッシュです。
心豊かなおもてなしと
地元の旬の味を堪能できました。
ゆっくりと
流れる時間を感じながら
おいしい料理をいただくのは
旅ならではですね。
だいこんの花について
もっと詳しく知りたい方は
一休.comに
クチコミや記事が載っていますので
よかったらご参考に。
▶一休.comで「温泉山荘だいこんの花」をチェックする
だいこんの花を
チェックアウトした後に
白石城に行きました。
その様子も別記事で
お伝えできればと思います。
読んでいただき
ありがとうございました。