2024年11月2日~11月4日の
2泊3日で夫と熊本・天草に行ってきました。
全室離れ・露天風呂付の
ヴィラタイプの温泉旅館、
「五足のくつ」にまず1泊です。
キャッチコピーは
「九州でもない、日本でもないアジアの中の天草」
お部屋に案内された瞬間、
他に見たことがない
異国情緒あふれる空間が広がっていました。
お部屋はどうなっているのでしょうか?
たくさん写真を撮ってきましたので、
ご覧いただければ、うれしいです。
お部屋のタイプは?
「五足のくつ」は大きく分けて
3種類のお部屋タイプがあります。
Villa A:OLD天草(古民家)
Villa B:NEW天草(メゾネット)
Villa C:中世の天草(キリスト教が伝わった時代)
というコンセプトがあります。
2002年、Villa A・B10棟、
2005年、Villa Cの5棟が建てられ、
Villa CはVilla A・Bより高いところに位置し、
チェックイン・チェックアウト場所、お料理も異なるので
別のお宿と思ってくださいとのこと。
連泊もおすすめで、
例えばVilla Aに一泊、Villa Cにもう一泊
という泊まり方も可能だそうです。
私たちが泊ったのは
「Villa C-3」です。
各お部屋に個性があるようです。
公式HPにそれぞれのお部屋について
説明がありましたので、
この「Villa C-3」について引用します。
まるで海に突き出したようなオープンデッキ。
デッキで過ごす至福の時。五足のくつで唯一、オープンデッキを備えたお部屋です。
天正の五重塔越しに広がる、
まるで湖のように静かな東シナ海と、
南の島の太陽の力強い日差し。
きっと心穏やかな時を
過ごしていただけることでしょう。
壮大な星の瞬きを見ながら
デッキで過ごすのも
五足のくつならではのお楽しみです。
事前にこの説明を読んで、
まず心が躍りました。
では具体的にご案内いたします。
チェックイン・チェックアウトの時間
チェックインは15:00です。
チェックアウトのお時間は
お部屋によって違うようで、
Villa A・Villa Bは11:00
Villa Cは12:00です。
Villa Cは
いろいろプレミアム感があります。
Villa C-3:まず外観はこんな感じです
雲仙天草国立公園内に1万坪の敷地
「五足のくつ」は
雲仙天草国立公園内にあり、
自然がそのままの中に
建物がたたずんでいる感じでした。
「五足のくつ」の敷地は
山一つ、1万坪あり、
そこに
全部で15棟のみのヴィラが建っている状態です。
景色を遮るものがありません。
客室は日本古来の木造
客室は風通しの良い木造で、
Villa Cは平屋建てでした。
入り口ではニワトリさんが
お出迎えしてくれていました。
では
お部屋の中に入ってみましょう。
Villa C-3:間取りはこうなっています
「五足のくつ」の中でも
オープンデッキがあるのは
このお部屋だけです。
室内は80.48㎡、
それに加えて客室露天風呂・オープンデッキが
ついています。
私たちは2人で泊まりましたが、
定員は4名です。
3名、4名となると
ソファーをベッドメイキングしたり、
エキストラベッドが登場したりするそうです。
Villa C-3:玄関
靴べらに重厚感がありすぎて、
靴べらと分かりませんでした。
Villa C-3:ベッド
まずお部屋に入ると、
キングサイズのベッド×2が
どーんと置いてあります。
ベッドの大きさにビックリします。
ヘッドボードには、
小さな写真立てが置いてあり、
CDプレイヤーには
讃美歌?が入っており、
それを聞いていると、
遠い昔の異国に
タイムスリップしたような気持ちになりました。
他には濡れても大丈夫な
お風呂で読める本が置かれていました。
これを客室風呂で読んで、
ゆったり温泉を楽しむのもよさそうです。
Villa C-3:リビング
リラックスできそうなデイベッドが
窓際に配置されています。
大きな窓から
やさしい木漏れ日が注がれる
癒し空間です。
ソファー&ゾウさんのローテーブルの
ゾーンもあります。
エキゾチックなテーブルです。
直筆のお手紙もいただきました。
テレビの下には
DVDプレイヤーと
上のはなんでしょう?
テレビ台の引き出しには
こういうものが入っていました。
Villa C-3:ミニバー
右側扉の中は
冷蔵庫が入っています。
オールインクルーシブではありませんので、
ご注意。
高くはないです。
でも温泉旅館なので、お水は無料で
もっと量もあったらいいのに、と思いました。
あとコーヒーも有料なのか…と思いました。
なので無料で飲めるものは
「緑茶」だけですね。
おやつが置いてありました。
「おばあちゃんの手作りよもぎだんご」
です。
ラップに包まれてるのが
手作りを感じさせます。
ねっとり感がたまりません。
WiFiもあるので、
インターネットOKです。
Villa C-3:洗面
大きな窓から
太陽の光がたくさん差し込んでいました。
洗面台が2つあるのは
ありがたいです。
描かれてるデザインが、それぞれ違います。
ポップだけど上品な感じです。
アメニティもご紹介します。
シャワーキャップ
ヘアバンド
ブラシ
歯ブラシ
かみそり
なぜかコットンが
3連で入っていました。
クレンジング(洗顔料?)
化粧水
乳液はないのかな?
と思いました。
ブルガリの石けん
香水のようないい香りがしました。
ドライヤーは2台ありました。
スイス製の記載があります。
詳しくないのでわからないのですが、
見たことないドライヤーです。
撮り忘れたのですが、
殺虫剤も置いてありました。
これだけ自然の中であれば
いろんな生き物が住んでいるのでしょう。
窓は網戸にしておいたほうがいいと思いました。
Villa C-3:浴室(内風呂)
ゾウさんのノブが素敵すぎます。
いっぱい撮った中の2枚です。
バスタブはこんな感じです。
外の客室露天風呂にも
シャワーがありましたので、
内風呂は使わなかったです。
ブルガリの
・ボディソープ
・シャンプー
・コンディショナー
が、置いてありました。
高級感のある香りです。
ブルガリのアメニティは
Villa Cのみで、
Villa A・Villa Bは別のもののようです。
夜、外から内風呂を撮ったら
雰囲気ある写真が撮れました。
浴槽はひび割れを直した感じでした。
使わなかったので、気になりませんでしたが。
Villa C-3:露天風呂&ガーデンシャワー
はい、お待ちかねの
客室露天風呂です。
「星も見えるように」とのことで
屋根はありません。
ただし夜は眠かったので
星を見た記憶がありません。
私たちが泊った日は
幸い、晴れておりましたが、
雨の日はどんな感じなのでしょう。
この露天風呂に入っていると
自然と一体化した気分になります。
天草下田温泉の源泉かけ流し
お湯は、下田温泉の源泉かけ流しです。
加水はしておらず
天然温泉成分がそのままで、
加温はしており、
ちょうどいい湯加減に調整しているとのこと。
「五足のくつ」公式HP に
温泉の説明がありました。
下田温泉湧出地:熊本県天草市天草町下田温泉街
◎泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉(弱アルカリ性高温泉)
◎効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、慢性消化器病、疲労回復、健康増進など
天草下田温泉は環境省指定
『国民保養温泉地』下田温泉は火山性の温泉ではなく、
天草下田温泉を東西に流れる
下津深江川の水が天草陶石層に浸透して温められ、
湧出された極めてめずらしい温泉です。その歴史も古く、
およそ700年以上前の建武年間、白鷺が発見されたと言われている天草では
唯一、古くからの温泉地です。
他でも「天草陶石」とよく見聞きしました。
陶器も有名のようです。
客室の資料に
「下田温泉は、汚れは角質を落とす美肌の湯」であり、
「入浴後は
化粧水・美容液がぐんぐん浸透する」
と記載がありました。
夜はこんな感じです。
外シャワーもあります。
内風呂のシャワーは使用せず、
外のガーデンシャワーを使用しました。
外にもブルガリのアメニティが
置いてありました。
Villa C-3:オープンデッキ
「五足のくつで唯一、オープンデッキを備えたお部屋」
とのことです。
オープンデッキからの景色をご覧ください。
夜明けで、ちょっと暗めですが、
東シナ海が一望できます。
オープンデッキから
明け方の星も見えました
(私の肉眼では)。
Villa C-3:トイレ①(洗面の横)
トイレは2つあり、
こちらは洗面の横のトイレです。
親しい間柄でも
プライベートを大切に、
ということでトイレを2つということのようです。
「トイレ2つ使わないだろうな」
と思いましたが、
夜中、朝方には
各人ベッドに近いほうのトイレを使用していて、
それぞれの専用のトイレとなりました。
意外に使います。
なぜかトイレタイムが重なったりする時は
いろいろ気にしなくていいです。
トイレ入り口の横には
濡れたタオルを乾かす
タオルウォーマーがありました。
Villa C-3:クローク①(洗面の横)
左から、
タオル、バスローブ、浴衣が置いてあります。
館内は浴衣で回れます。
足袋状のくつ下、ビニール袋があります。
チェスト全体を撮り忘れましたが、
引き出しは特になにも入っていませんでした。
Villa C-3:書斎
書き物をするのにちょうどいい
デスクとイスがありました。
私は使うことはありませんでしたが、
ちょっと仕事をするのには
この「挟まれ感」が心地よい気がします。
五足のくつのご案内も、立ててあります。
デスク上に箱があります。
中には便箋と封筒が入っていました。
Villa C-3:トイレ➁(書斎の横)
プライベートを大切に、
ということで、トイレも2つあります。
こちらは私専用、
もう一つは夫専用になっていました。
Villa C-3:クローク(書斎の横)
こちらのクロークには金庫があります。
もう一つのクロークで十分だったので
こちらは使いませんでしたが、
今考えると、トイレと同様、
こっちは私専用で使えばよかったです。
Villa C-3:備品
これ↓はなんでしょう?
これ↓は
アロマディフューザーだと思います。
ちょっと香りが苦手でしたので、
電源を切ってしまいました。
香りには好みがありますので、
いくつか香りが選べたら
おもしろいなと思いました。
これ↓は加湿器でしょうか?
Villa C-3:浴衣・スリッパ
館内は浴衣OKです。
自前の服もいいですが
旅館の浴衣を着ると、
リラックスできますし、
「ここに泊まってます」という所属感を
感じられて、
旅に来た感じがします。
着ると、こんな感じです。
お部屋のスリッパです。
薄めで、ペタペタする感じで、
実はあまり好きじゃなかったです。
私は結局使いませんでした。
「五足のくつ」VillaC-3の料金は?
「五足のくつ」の公式ホームページ掲載の
料金表です。
(2024年12月現在)
大人1名・1泊2食の料金です。
以上、お部屋にあったもの
(+宿泊料金)のご紹介でした。
「五足のくつ」のお部屋の雰囲気を
感じていただけたでしょうか。
ところどころにキリシタンを感じられる
素敵な調度品がたくさんあって、
エキゾチックやノスタルジーを感じる
非日常に迷い込んだ気持ちになりました。
ご参考になれば幸いです。