2025年11月1日~3日の2泊3日で
瀬戸内海を周遊するガンツウに宿泊しました。
ガンツウにはダイニングのほか
船首の景色を望むカフェバーも備えています。
1日目・2日目とも夕食後に
カフェバーで素敵な夜を過ごしました。
瀬戸内の酒と出会い、
クルーや他のお客さんとのお話を楽しみました。
写真もいっぱい撮ってきましたので
ガンツウの食事の様子をどうぞご覧ください。
ガンツウのカフェバー|10席のみのカウンター

ガンツウの船首のオープンデッキ側を向いた、
席数10席のカフェバーのカウンター。
営業時間は午前7時~午後11時、
長い時間、楽しむことができます。
1日目|念願のガンツウ・カフェバーカウンターへ
夕食後、カフェバーのカウンターが
空いていたので、寄ってみました。

夫はアードベッグをお願いしたところ、
2種類あるとのことで、
スモーキーなほうをいただきました。

まんまるな氷が美しいです。
TENじゃないウーガダールが
ピートがきいていて
スモーキーで度数も高いとのこと。
楽天でリンクを見つけたので、
のぞいてみてください。
▶アードベッグ・ウーガダール

私は白州が見えたので、
ハイボールでお願いしました。
四角い氷が登場しました。

飲み物を入れると、光の屈折で
氷が見えなくなるとのことで
忍者氷と呼ばれたりすることもあるそう。
確かに!

ふだんは旅先では
地元のお酒をいただくのですが、
白州は最近見かけなかったり、
あってもすごく高価だったりするので、
思わず頼んでしまいました。
世界的にジャパニーズ・ウイスキーが
人気になってしまって、
白州、山崎、響は
個人だとなかなか手に入らないとのこと。

外国人のお客さんは
やはり山崎、響をオーダーされるそうです。
地元のジンのボトルも並んでいました。
岡山という名前のクラフトジン
(宮下酒造・岡山市)もあるそうです。
バーで同席したお客さんとの
お話しも弾みました。
私たちは2回目のガンツウですが、
なんと10回乗られているとのこと。
それでも船外体験が予定どおりに
開催されたのは天候により1回だけ、とも。
外国人によるガンツウの貸切も
多いそうです。
カフェバーでスタッフの方や
同席したお客さんとお話ししたり
おいしいお酒で楽しい気分になり、
お部屋に帰りました。
お部屋はターンダウンサービスが
施されていました。

ベッドが美しく整えられています。
テーブルにはマスカット、
こまやかな心遣いに心がゆるみます。

その他、ドライオレンジのチョコレートも
用意されていました。

翌日の予定の案内
「ガンツウからのおもてなし」も。

明日のお天気や日の出・日の入り、
満潮・干潮などもお知らせしてくれます。

お部屋のテラスの外は真っ暗と思いきや。


2日目|地元のお酒を楽しむ最後の夜

1日目に続き、2日目も夕食を終えて
カフェバーにやってきました。
ジンをソーダ割りでいただきたい、
とお伝えしたところ、
地元のものか、クラシックなものか
どちらにしますか、と尋ねられました。
地元のジンをお願いしたところ、
出していただいたのが、
桜尾ジンオリジナル ドライ ジン
(サクラオブルワリーアンドディスティラリー・広島県廿日市市)。

このジンはアルコール度数が高いので
冷やしてあるとのこと。

桜尾ジンをとても気に入ったので、
帰りに広島空港で購入しました。
ただけっこう荷物が重くなるので
通販で購入すればよかったかもしれません。
ご興味ある方は楽天リンクを付けているので
ご覧になってください。
▶桜尾ジンオリジナル ジャパニーズ ドライ ジン
夫は昨晩にも見せていただいた
クラフトジン瀬戸内 甘夏
(三宅本店/SETOUCHI DISTILLERY
・広島県呉市)をいただきます。

瀬戸内の甘夏をストレートに
感じることができます。

甘夏のほか
レモンのジンも作られているようです。
バーに来ているお客さんのお酒を作るほか、
ダイニングのお客さんの食後のコーヒーなど、
ドリンクはすべてカフェバーで出しているので
カフェバーのクルーはとても忙しそうです。
そんな中でも
お酒のお話を聞かせてもらいます。
先ほどいただいたジンとは違う、
桜尾と名前が付いたボトルが棚に見えたので、
尋ねてみたところ、
そちらはウイスキーとのこと。
そこから
ウイスキーのお話になりました。
そこで出していただいたのが
瀬戸内のお酒ではないですが、
鹿児島のウイスキー、
津貫(つぬき)を出していただきました。
(本坊酒造・鹿児島市)

これを出してくれたクルーが
津貫の蒸留所に行かれたとのこと。

鹿児島は焼酎のエリアなので
県内より県外での評価が高く、
屋久島の蔵で寝かせた
屋久島エディションもあるそうです。

津貫の力強い味わいがふわっと広がり、
ウイスキーの琥珀色が美しいです。

津貫を作っている本坊酒造が出している
岩井トラディションも見せてもらいました
(画像を撮り忘れましたが)。
「岩井」先生というのは、
かの有名な竹鶴政孝氏の師である人物。
岩井氏への感謝と尊敬をこめて
「岩井トラディション」
と名づけられたウイスキーです。
そのクルーの方は、津貫のほかに
嘉之助蒸留所にも行かれたとのこと。
シングルモルト 嘉之助
(嘉之助蒸溜所・鹿児島県日置市)。

鹿児島・霧島の宿「一心」に宿泊した際、
品切れで飲めなかった嘉之助に
ガンツウで出会えました。
きりしま悠久の宿 一心の食事は
こちらの記事からどうぞ。


こちらは御岳(おんたけ)
(西酒造・鹿児島県日置市)。

御岳は熟成樽オーナーしか買えないウイスキーで
希少価値が高くなっており、
抽選販売もしているとのこと。
というわけで、
霧島で飲めなかった嘉之助に出会えたのも
なにかの縁、
少しいただくことにします。

先ほどの津貫とはまた違う色合い。
飲む前から香りがふわっと広がりました。
いつもウイスキーはハイボールでいただくので、
香りはそれほど感じないのですが、
ストレートでいただくと
深い香りも堪能できますね。
ガンツウで
ジャパニーズウイスキーのすばらしさに
触れることができました。
そういえば、
アードベッグをハイボールにされるという
クルーの方もいらっしゃって、
それは贅沢な飲み方だなあ
と思ったりしていました。
さてターンダウンサービスが
終わったお部屋に帰ってきました。
ベッドがきれいに整えられています。

カフェバーでちょっと一杯のつもりが
だいぶん長居してしまいました。
今日はドライいちごのチョコレートがけ
を置いてくれています。

ガンツウ最後の夜をカフェバーで
心おきなく満喫できました。

最終日3日目の
「ガンツウからのおもてなし」も
テーブルに置いてありました。


もう明日は下賤です。
少しさびしい気持ちになってきます。
まとめ|ガンツウのカフェバーで素敵な出会い
以上、ガンツウのカフェバーで過ごした
夜の様子をお伝えしました。
前回はまったく立ち寄らなかった
カフェバーですが、
前回の分を取り戻すくらい、
楽しい夜を過ごせました。
クルーの方や他の宿泊客とお話しし、
瀬戸内や日本のお酒との
新しい出会いもありました。
お酒でなくとも、
瀬戸内の恵みを味わえる
ノンアルコールの飲みものもありますので、
どなたでも楽しめると思います。
カフェバーの前に楽しんだ
ガンツウの食事の様子はこちらからどうぞ。

読んでいただき
ありがとうございました。
▶2024年のザ・ガンツウスイート
宿泊記はこちらから

