2025年4月19日20日に
1泊2日で
星野リゾート・界奥飛騨に行ってきました。
2024年9月に開業したばかりの
界奥飛騨。
星野リゾートでは
その地ならではの特色を
持ったお部屋作りをされています。
この界奥飛騨では
どのような奥飛騨らしさを
見せてくれるのでしょうか?
写真をいっぱい撮ってきましたので、
界奥飛騨のお部屋をご覧ください。
星野リゾート「界」シリーズとは?
と言いつつ、
まず星野リゾートは
いくつかシリーズ分けしていますので
その解説から。
以下の分類は
私の勝手な区分けイメージです。
「界」は
温泉旅館。
「星のや」は
ラグジュアリーでハイクラスの宿。
「リゾナーレ」は
リゾート。
「OMO(おも)」は
街のホテル。
といった感じです、
私のざっくりの分類ですが。
とは
言ってみたものの、
私は「界」と「星のや」しか
行ったことがありません。
界奥飛騨とは?星野リゾートが手掛ける温泉宿
公式では
山岳温泉にめざめ
飛騨デザインに寛ぐ宿
と説明されています。
北アルプス・飛騨の
山々に囲まれ
木々が放つ
清々しい空気を感じられる立地で、
奥飛騨温泉郷の平湯(ひらゆ)温泉を
存分に楽しめる宿です。
それでいて星野リゾートらしい
モダンさも感じられ、
飛騨牛をはじめとする
ご当地ならではの
地のものを味わえます。
界奥飛騨の客室タイプ一覧
界奥飛騨の客室タイプは
5種類。
総客室数は49室です。
・露天風呂付き洋室(3名定員)
56㎡〜58㎡
今回私たちが泊まったお部屋です
・和室(3名定員)
42㎡〜44㎡
客室露天風呂は付いていない
・特別室(露天風呂付き)(3名定員)
68㎡
2室限定
西館の最上階、コーナーに位置する
・和室(4名定員)
50㎡〜53㎡
上記の和室と違って4名まだ宿泊可能
・愛犬ルーム(3名定員)
42㎡〜44㎡
2室限定
愛犬と一緒にご宿泊が可能
小型犬・中型犬(20kg以下)を1室2頭まで
宿泊料として、愛犬一頭につき5,093円を現地清算
界奥飛騨では
ワンちゃんと泊まれるお部屋もあるんですね。
界では客室のことを
「ご当地部屋」と呼び、
界 奥飛騨では
「飛騨MOKUの間」と名付けています。
どのタイプのお部屋にも
曲木(まげき)のヘッドボード、
飛騨春慶(漆器)や
飛騨染の作品が置かれ、
飛騨の伝統工芸を
感じられるようにしています。
界奥飛騨 今回泊まったお部屋タイプは?
今回私たちが宿泊したお部屋タイプは
露天風呂付き洋室です。
24時間、
気が向いた時に
気軽にいつでも入れる
客室露天風呂が大好きなのです。
お部屋の様子の動画もありますので
ご覧ください。
西館の304号室に泊まりました。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室をルームツアーします
15:00にチェックインし、
お部屋に案内いただきました。
ちなみに界奥飛騨の
チェックインは15:00から。
チェックアウトは12:00まで、です。
では露天風呂付き洋室のお部屋の様子を
ご紹介します。
お部屋に着きました。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:玄関・クローゼット
玄関の様子です。
黒でシックな雰囲気です。
玄関入ってすぐ正面に
クローゼットがありました。
館内着が用意してあります。
館内着の着方の説明も。
浴衣に
ズボンがプラスされた感じです。
羽織物を羽織ると
こんな感じ。
羽織物は冬用なのか
けっこう厚みがあります。
画像では履いていませんが
足袋状の靴下も用意されています。
館内は
この館内着&雪駄でOKです。
お部屋のドアは
オートロックではないので、
必ず鍵を閉めましょう。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:ベッドルーム
界奥飛騨のお部屋の特徴である
曲木のヘッドボードです。
なかなかこれほど大きくて
ダイナミックな曲木は
見たことないので、
部屋に入った瞬間、
圧倒されます。
ちなみに界のベッドは
「ふわくもスリープ」といって
とんでもなく寝心地がいい
ベッドです。
実は以前
他の「界」に宿泊した際、
この「ふわくもスリープ」で
ぐっすり寝られました。
その超快適な寝心地を
私たちはいたく気に入り、
自宅でも使いたいので
販売していないのか、聞いたりしていました。
いろいろ調べて
探し求めたところ、
まったく同じものは
販売されていないのですが、
同じ日本ベッド製の「シルキー」が
一番近いということで購入した、
という経緯があります。
日本ベッドは
日本の高級ホテルでも使われていて、
自宅でもこの快適さを味わいたく、
購入したのです。
やはり寝心地は最高です。
以下は私の自宅の日本ベッドの画像です。
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界奥飛騨の曲木より
ふわくもスリープについて
熱く語ってしまいました。
大きな加湿器が
部屋の隅に置いてありました。
これもよく
界で見かける加湿器ですね。
ちなみに
ベッドが設置されているところは
段差が付いているので、
夜中、朝目覚めた瞬間など
つまずかないようご注意ください。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:リビング
ベッドからデスクを隔てて
リビングルームがあります。
やはりこちらも
天然木がふんだんに使われています。
壁には
飛騨春慶のオブジェ。
飛騨春慶とは?
江戸時代から受け継がれてきた、
岐阜県高山市の漆器。黒や赤の色漆を使わず、
蒔絵や沈金などの絵付けも施さず、
木目が引き立つ漆器です。「生漆」を摺るように
何度も重ねる「すり漆」を経て、最後に透明度の高い
「すき漆」で仕上げています。(お部屋のパンフレットより)
客室プレートも
飛騨春慶です。
ソファーには
飛騨染のクッション。
お部屋のパンフレットによると、
春と秋の高山祭など、
飛騨の祭りの衣装に欠かせないのが
色鮮やかな「飛騨染」。
「飛騨染ゆはら染工」の
5代目柚原雅樹氏に
この界飛騨オリジナルの
クッションの飛騨染をお願いしたそうです。
色鮮やかで、美しいですね。
テーブルの上には
ウエルカムスイーツが。
味噌煎餅本舗・井乃廣の
味噌煎餅。
冬春と夏秋で
トッピングが違うそうです。
この時は冬秋の
「飛騨山椒」がトッピングされた
さわやかな味噌煎餅でした。
チョコレートがけされているのも
おもしろいですね。
ルームキーのキーホルダーも
天然木。
ころんとした形と
すべすべの手触りが愛らしいです。
ショップでも買えます。
リビングには
壁掛けのテレビもありました。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:客室露天風呂
お待ちかねの
客室露天風呂です。
お部屋専用の贅沢空間です。
あまり
「露天」風呂という感じでもありませんが
ゆったりいい感じです。
動画もどうぞ。
客室露天風呂は
41℃設定になっており、
フロントへ言えば
お好みの熱さに変えてもらえるそうです。
デイベッドもあるので
湯船に入ったり、
のんびり涼んだり、
の繰り返しもできます。
外から見えることもあり
目隠しがしてあります。
目覚めてすぐ入れるのが
客室露天風呂の醍醐味です。
デイベッドに腰掛ければ
足湯も楽しめます。
足湯だと
長い時間でも温泉を楽しめます。
ちょっと気になったのは
湯船にけっこう高さがあり、
足を上げて入るのに
大変だったな、という印象。
もう一段、段差を付けてあれば
足を大きく上げずに入れるのにな、
と思いました。
スペース的に難しいのですかね…。
あと手すりもあるとありがたい、
と夫が言っておりました。
大浴場にも行きましたので
その様子も別記事でお伝えできればと思います。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:デスク
界奥飛騨では全客室に、
栗や楢など
飛騨地方原産の木材を使った
曲木の椅子を置いています。
パンフレットや
テレビのリモコン、
星野リゾートでおなじみの
宿紹介の冊子。
すべての星野リゾートの宿を
紹介しています。
和紙の照明の
柔らかい光。
このへんも
飛騨の木材なのでしょうかね。
このトレイ、昔は
「何に使うんだ」と思っていましたが、
アクセサリーをあちこちに置かなくなって
なくさずに済むので便利です。
デスクの引き出しには
カップ類が入っています。
界オリジナルの蒸し生姜湯。
安眠のため
就寝前に飲むことが推奨されています。
あとは緑茶が用意されていました。
以前、
他の界に泊まった時は
ドリップのコーヒーがあった気がするのですが、
今回は見当たらないですね。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:冷蔵庫
デスクの右脇の扉を開くと
冷蔵庫があります。
冷蔵庫の中はこんな感じです。
星野リゾートでは
ペットボトルの水は使われておらず、
この水筒の水がなくなれば
ウォーターサーバーに汲みに行きます。
私たちの泊まったお部屋は
3階でしたが、
ウォーターサーバーは1階なので
ちょっと面倒と言えば面倒です。
飛騨桃のピーチジュース。
ご当地飲み物です。
ハートランドビール。
ときめく糀。
国産有機米の糀あまざけ。
ノンアルコールです。
この甘酒も
界でよく見かけます。
この甘酒で
おうちでも「界」の気分を味わえます。
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ただしお水以外は
有料ですのでご注意。
今回は夫が
ハートランドビールを
1本飲んでいました。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:洗面所
では洗面所に行ってみます。
洗面ボウルは1つです。
大きな鏡。
このティッシュボックスも
飛騨木工なのでしょうか?
界オリジナルのスキンケア用品。
クレンジング、洗顔フォーム、ハンドソープ、
化粧水、乳液、ボディローション
が用意されています。
お部屋のパンフレットによると
サロン仕様の基礎化粧品です。
和漢生薬エキス
(紫蘇、芍薬、椿、茶実、茶葉、雪ノ下など)
が配合されています。
そして界ではおなじみの風呂敷。
界奥飛騨の風呂敷のカラーは
やさしいベージュ。
内側はくすみピンクでした。
歯ブラシ、ブラシ、ヘアゴム、
コットン、綿棒が入っています。
風呂敷バッグの結び方レクチャーも
一緒に入っています。
私は大浴場に行くときに
持っていくものをそのまま
風呂敷で包んで使いました。
撥水加工もしてあるので
安心して使えます。
玉が連なった
界オリジナルデザインには、界とお客様とのご縁が繋がるように
との願いが込められています。お持ち帰りいただき、
今後の旅のおともとして
ぜひご活用ください。
今回、
界奥飛騨のアクティビティ
「ご当地楽(ごとうちがく)」に参加し、
「飛騨の匠体験」として
曲木で
風呂敷のバッグハンドルを作りましたので
その様子も
別記事でお届けできればと思います。
ところで、
私は以前おとずれた
界の風呂敷を持ち帰り、
旅行の際、
大活用しています。
以前は旅行用のトラベルポーチを
使っていたのですが、
風呂敷のほうが
荷物の分量に合わせて包め、
荷物が片寄らない気がします。
こんな感じです。
(別の界の風呂敷です)
あと形を自由に変えられるので
ヘアアイロンを包むのにも
便利だと思いました。
使わない時は
折りたためますし。
難点と言えば
移動中は
風呂敷内の荷物を取り出すのは難しい、
というところですね。
お部屋にあった本に
それぞれの界の
風呂敷の色一覧がありました。
集めたくなりますね。
洗面所の椅子も曲木です。
おしゃれ。
タオルもたくさん用意されています。
ちなみに大浴場には
タオル・バスタオルが
用意されていますので
部屋から
持っていかなくてよいです。
ドライヤーは
パナソニック製でした。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:シャワールーム
洗面所正面が
シャワールーム、
右の扉が
客室露天風呂です。
今回、体や髪は
大浴場に行って洗ったので、
シャワールームは使っていません。
こちらも界オリジナルの
ボディソープ、シャンプー、コンディショナー。
客室露天風呂とは
別になっているので、
寒いときは
室内にシャワールームがあると助かります。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:トイレ
お手洗いもご紹介。
自動洗浄ですが、
自動でふたが開くタイプではないです。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:WiFi
WiFi、あります。
前に
他の界に泊まったからなのか
勝手にスマホが
界奥飛騨のWiFiにつながっていました。
共通なのでしょうかね。
実際に泊まった感想|よかったところ&気になったところ
実際に泊まってみて、
よかったところと
「うーん」なところを
挙げてみたいと思います。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:よかったところ
やはりあの曲木のヘッドボードは
飛騨らしさをガツンと感じられて
よかったですね。
いつでも入れる
客室露天風呂もよかったです。
客室露天風呂は
広さもありましたし、
デイベッドが併設されていたため、
のんびり足湯も楽しめました。
界奥飛騨 露天風呂付き洋室:気になったところ
客室露天風呂があるけれど
水が多くは用意されていない
ことが気になりました。
なくなれば自力で
1階のウォーターサーバーに
汲みにいかなければなりません。
それと
夕食が早い時間に終わったので、
ちょっと部屋で少し飲みたいな
という時のお酒も冷蔵庫のビールしかなく、
ショップでもそれほど販売されておらず、
ルームサービスもないので、
少し
物足りない感じになりました。
有料でもいいので
もう少しお酒をおいていただいたら
うれしいなと思いました。
上記でも書いたとおり
客室露天風呂の湯船の高さも
気になりました。
湯船に
入りづらいなと思いました。
あとは目隠しがしてあって
特に客室露天風呂からの景色がいい
ということもなかったです。
界奥飛騨はこんな人におすすめ
界奥飛騨に
実際泊まってみて、
こんな方におススメしたいです。
・温泉にゆっくりつかりたい人
・静かにのんびり過ごしたい人
・露天風呂付き客室で
贅沢な時間を楽しみたい人
・飛騨の自然を感じながら
癒されたい人
以上
界奥飛騨の露天風呂付き洋室の
お部屋紹介をしました。
ご参考になれば幸いです。
東京から
界奥飛騨にたどり着くまでの道中を
別記事に書いておりますので
よかったらご覧ください。

読んでいただき
ありがとうございました。