星野リゾート・界 阿蘇で森の温泉旅|露天風呂付き離れの客室を紹介【天草・阿蘇④】

九州

2025年10月11日~13日の2泊3日で、
熊本・天草&阿蘇へ旅行してきました。

1泊目
天草・天ノ寂(あまのじゃく)に宿泊しました。

天草「天ノ寂」ジュニアスイート宿泊記|全室オーシャンビュー&客室温泉風呂【天草・阿蘇➁】
2025年10月11日~13日の2泊3日で、熊本・天草&阿蘇へ旅行してきました。1泊目は天草・天ノ寂(あまのじゃく)に宿泊します。天ノ寂の客室は全室がオーシャンビューでスイート仕様。天草松島の絶景を眺めながらの上質な滞在を満喫できました。今...

2泊目は
星野リゾート・界 阿蘇に泊まります。

2019年にも界 阿蘇に宿泊、
初めての星野リゾート体験でした。

自然と一体となった界 阿蘇のすばらしさ
感動したのを覚えています。

それからまたいつか来れたら、
と思って、今回2度目の宿泊です。

同じ熊本とはいえ
天草から130km離れた阿蘇。

海から山の風景に変わります。

まず、チェックインして
界 阿蘇のお部屋をご紹介しようと思います。

なお、界 阿蘇は
2026年10月末頃に閉館を発表しております。

この素敵な界 阿蘇を味わえる時間は
それほど残されておりませんが、

お部屋の写真をいっぱい撮ってきましたので
どうぞご覧ください。

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界 阿蘇へのアクセス|天草・天ノ寂からレンタカーで3時間半

天草の天ノ寂を11:00にチェックアウトし、
レンタカーで界 阿蘇へ向かいます。

連休だったせいもあり、途中渋滞が発生し、
3時間半かかりました。

界 阿蘇の場所|阿蘇くじゅう国立公園内にある

界阿蘇は実は
熊本県ではなく大分県にあります。

〒879-4912
大分県玖珠郡九重町湯坪瀬の本628-6

界阿蘇は自然あふれる
阿蘇くじゅう国立公園内にあります。

天ノ寂から界阿蘇への道中|距離があるので、どこにも寄らない

天ノ寂を後にして、
天草五橋を通過し、九州本土へ入ります。

途中、三角港も通りました。

三角港・三角駅は去年観光したので
こちらの記事をどうぞ。

天草ちゃんぽん千蘭でランチを満喫|三角駅&三角港をのんびり観光
2024年11月2日~11月4日の2泊3日で夫と熊本・天草に行ってきました。初日、レンタカーでJR熊本駅から天草に入る手前、JR三角駅近くの天草ちゃんぽんの有名店、「千蘭」でお昼をいただきました。千蘭のそばにある「JR三角駅」「三角港フェリ...

天草ちゃんぽんの人気のお店、
千蘭の前には3人ほど並んでいました。

途中休憩で
道の駅・不知火(しらぬい)に立ち寄ります。

不知火温泉センターがありましたが
休止していました。

不知火町はデコポン発祥の地だそうです。

なので、デコポンソフトも売っています。

駐車場を出がけに、幸せの鐘を発見しましたが
鳴らさずに道の駅不知火を後にします。

松橋(まつばせ)ICから福岡方面へ進み、
九州自動車道に乗ります。

山並みに阿蘇の風景を感じます。

界阿蘇がある湯坪温泉方面へ向かいます。

見切れてますが、
途中で界阿蘇の看板が見えました。

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界阿蘇へチェックイン|阿蘇五岳が見えるラウンジで

界阿蘇の入り口が見えました。

界阿蘇のエントランスに車をつける

駐車場が見えますが、
界阿蘇のエントランスまで進みます。

エントランスで私と荷物は降りて
夫は駐車場に車を置きに行きました。

さあ、待ち焦がれていた
界 阿蘇の宿泊が楽しみです。

ラウンジ・トラベルライブラリーでチェックイン

界阿蘇の館内に入り、
トラベルライブラリーにもなっている
ラウンジへ案内していただきました。

テラスの先には阿蘇の森が見えています。

暖炉に木が組んであります。

奥にはがぎっしり積んでありました。

チェックイン時に
雲海のお知らせについて案内がありました。

雲海については
別記事にてご紹介したいと思います。

チェックインの手続きを終え、
今回宿泊のお部屋へ案内していただきました。

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界阿蘇のお部屋紹介|12棟すべて露天風呂&テラス付きの戸建て

客室のご紹介の前に、
界阿蘇の客室タイプをご紹介します。

8,000坪の敷地
部屋数たった12棟の戸建て離れ
というぜいたくな宿。

12棟すべてが露天風呂つきのの客室です。

界阿蘇は
界ブランドでも少ない客室数です。

本館からそれぞれの客室までは
木々に包まれた通路を通っていき、

少し距離や坂道があるので
お願いすればカートで送迎してくれます。

客室タイプは洋室と和洋室の2種類

界おなじみの
その地域の特色を出した「ご当地部屋」

界 阿蘇では、
「カルデラの間」と呼んでいます。

阿蘇のカルデラの大自然をイメージした、
「木と石のあたたかさ」をテーマにしています。

客室タイプは、洋室と和洋室の2種類です。

  • 離れ露天風呂付き洋室(2名向け)
    リビング+ベッドルーム構成。約63㎡。

  • 離れ露天風呂付き和洋室(〜4名向け)
    リビング+ベッドルーム+和室という構成。
    約78㎡。

    家族やグループでの滞在にも対応。

今回、私たちが宿泊したのは洋室です。
その様子をご覧ください。

離れ露天風呂付き洋室|玄関

本館から坂を下って、
今回、15号室のお部屋に宿泊です。

わき道に入って
お部屋に着くまでの様子です。

こちらが玄関。

外履きに雪駄、
室内用に革のスリッパが用意されています。

夜の玄関の様子はこんな感じで、
まるで家に帰ってくる感覚でした。

これだけ自然に囲まれていれば
虫も森を住みかにしています。

下駄箱には殺虫剤もあるとのことでしたが、
使うことはありませんでした。

全体を見る前に
ルームツアー動画がありますので
よかったらどうぞ。

離れ露天風呂付き洋室|リビング

玄関からリビングに入ってみます。

「カルデラの間」というコンセプトどおり、
木と石をふんだんに使ったしつらえです。

ソファーの上には、草木染めのクッション。

南阿蘇草木染工房 COLORSの草木染めは
丁寧な手染めで、ひとつひとつが手作り。

藍や茜などの伝統的な染料のほか、
ススキやヨモギ、クリなどを使った
やさしい色合いです。

リビングのテーブルには
ウェルカムスイーツの1592

「HIGOKUNI」と読むようです。

濃厚な生チーズケーキで
とろっとしており、

あまりにおいしかったので
おみやげで買いました。

楽天でもありましたので、ご興味あれば。
【濃厚生チーズケーキ1592(ひごくに)16個入】お取り寄せグルメ

その横には「撫で杉」のお知らせ。

木工アクティビティ
「撫で杉」体験をしてみたので、
別記事にてご紹介します。

リビングにはテレビがあります。

Bluetoothでつなげる
BOSEのスピーカーもあります。

使ってないのですが、
fire TVもありますね。

リビングから見える、界 阿蘇の森の様子。

ちなみに客室内は禁煙です。
喫煙の際は、本館2Fエントランス横の喫煙所で。

離れ露天風呂付き洋室|デスク

リビングに脇にデスクがあります。

拡大鏡。

インフォメーションブック。

引き出しを開けてみると、
星野リゾートの紹介冊子と懐中電灯。

メモと携帯充電器。

界についての雑誌と本。

雑誌星野リゾート 界 111の秘密」
興味深かったので、アマゾンで頼んでみました。

家でじっくり読みます。

椅子にも木のあたたかさを感じます。

インフォメーションブックの最後には
温泉についての記載がありました。

 

温泉にはいろいろ決まりがあるようですね。

温泉についての記載。

加水、加温をしており、循環式のようです。

源泉名は阿蘇新温泉、
泉質は単純温泉です。

離れ露天風呂付き洋室|ベッドルーム

次はリビングのお隣、
ベッドルームを紹介します。

210 x 130cmの広々ベッドが2台。

森のすぐそばで眠ります。

界オリジナルのマットレス、
ふわくもスリープでぐっすり眠れました。

ふわくもスリープについては
界 奥飛騨の記事で語っています。

星野リゾート・界 奥飛騨に泊まってみた|温泉露天風呂付き客室をじっくりレポート
2025年4月19日20日に1泊2日で星野リゾート・界奥飛騨に行ってきました。2024年9月に開業したばかりの界奥飛騨。星野リゾートではその地ならではの特色を持ったお部屋作りをされています。この界奥飛騨ではどのような奥飛騨らしさを見せてくれ...

離れ露天風呂付き洋室|クローゼット

ベッドルーム脇にクローゼットがあります。

開けてみると、館内着
靴下が置いてあります。

金庫もありますね。

 

着方の説明もあるので、戸惑わなくてすみます。

浴衣ではなく、上下セパレートの作務衣。

肌寒ければ、羽織もありますので安心。

着てみると、こんな感じ。

首元には、界のマーク。

クローゼットの引き出しには
何も入っていないので、お荷物をを収納できます。

離れ露天風呂付き洋室|ミニバー

リビングの隅にミニバーがあります。

こちらの箱には
なにが入っているのでしょうか。

開けてみました。

茶筒が2種類、あります。

阿蘇山草茶。

阿蘇とうきびというとうもろこしに
山草をブレンドしたお茶。

ノンカフェインで、やさしい味わい。

もうひとつは
阿蘇レモングラスほうじ茶。

すっとさわやかな飲み口でした。

ティーバッグなので、淹れるのもらくちんです。

そして界おなじみの、蒸し生姜湯。

おやすみになる前にいただくと、
体がぽっかぽかになります。

こちらのラッセルホブスのカフェケトルで
お湯を沸かします。

ルームサービスのご案内。

ルームサービスを頼んでみました。

米サイダー、680円。

阿蘇の水とこだわりぬいたお米、
ミルキークイーンを使ったサイダー。

けっこう甘めです。

それと阿蘇ブロンドエール、1,360円。

栓を抜いてからでないと
受け取れない決まりとのことで、

夫がお風呂上りに飲もうと思っていましたが
栓が開いているので、すぐ飲んでいました。

お部屋で出しているものと
売店商品を区別するためだそうです。

苦味が強めのビールです。

冷蔵庫には
なにが入っているんでしょうか。

お水のボトルが入っています。

阿蘇の地下から汲み上げた天然水とのこと。

洗面所の蛇口から出る水も天然水
とのことでした。

こちらの棚にはグラスが2種。

離れ露天風呂付き洋室|洗面所

次は洗面所に行ってみます。

大きな窓から、外の緑が見えています。

こちらはバスタオル、タオルバスローブ。

こちらが洗面台です。

2ボウルあるので、
朝の洗顔も取り合いになりません。

こちら、界でおなじみの風呂敷

界阿蘇の風呂敷はレッドブラウン。

バッグとしても使え、
風呂敷の使い方のしおりもあります。

私は、界でいただいた風呂敷は
旅行の際に大活躍で、

衣類やヘアアイロンを包んで
活用しています。

荷物の大きさに合わせられるので
トラベルポーチより融通が利いて便利です。

風呂敷の中は、ヘアブラシ、歯ブラシ、
コットン、綿棒、ヘアゴムです。

風呂敷の下には、体を洗うタオルがありました。

そしてこちらも界でおなじみの
オリジナルのアメニティです。

サロン仕様の基礎化粧品がひととおり揃っています。
和漢生薬成分が配合されています。

引き出しを開けると、ティッシュ。

ドライヤーもありました。

パナソニック製のコンパクトな
おしゃれドライヤーです。

離れ露天風呂付き洋室|トイレ

トイレの前に姿見と棚があります。

清潔なトイレです。

離れ露天風呂付き洋室|内風呂

洗面所の奥には、内風呂があります。

洗面所とは段差になっているだけで
壁はありません。

ジェットバスです。

内風呂は温泉ではありません。

露天風呂しか入っておらず、
ジェットバスは使ってないのですが、
スイッチやつまみがあります。

こちらのシャワースペースが洗い場。

レインシャワーはなく、ハンドシャワーですね。

こちらのアメニティも界オリジナル。

離れ露天風呂付き洋室|露天風呂

さて室外に出まして、
やっと露天風呂をご紹介します。

森がそこまで迫ってきていて、
プライベートガーデンのようです。

源泉名は、
阿蘇新温泉(瀬の本1号、瀬の本2号混合泉)、
二つの源泉があります。

泉質は、単純温泉
(弱アルカリ性・弱アルカリ性低張性温泉)。

やわらかい泉質で湯あたりしにくいので、
長湯も楽しめます。

お湯の温度は約41度、
調整してほしい時はフロントへ。

特に調整は必要ない、ちょうどいい湯温でした。

刺激が少なく肌にやさしい温泉です。

とろりとした肌ざわりで湯冷めしにくく、
肌をしっとりとさせてくれます。

効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩など。

界 阿蘇には大浴場はないので、
客室露天風呂で思いきり温泉を楽しんでください。

夜の客室露天風呂の様子。

夜のしんとした空気の中の温泉も格別です。

離れ露天風呂付き洋室|テラス

客室露天風呂からつながっているテラス

内湯からだけでなく、
リビング、ベッドルームからも出られます。

阿蘇の空気を胸いっぱいに吸っていると
心も体も癒されます。

夕食後、テラスで「撫で杉」を磨きながら
くつろいでいました。

この石のブロックは何でしょうか。

阿蘇の活火山のエネルギーをイメージした
かがり火です。

夜になったら自動で点灯、消灯します。

阿蘇の森に揺らめく炎で
幻想的な空間になりました。

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まとめ|二度くる価値がある界 阿蘇を実感

以上、界阿蘇の
離れ露天風呂付き洋室のお部屋紹介でした。

2024年に旅ブログを始める前は頻繁に
星野リゾート「界」に行っていたのですが、

ほかにも行きたい宿がたくさんあるので
最近は少し足が遠のいていました。

それでももう一度行きたい
ずっと思っていた、界 阿蘇。

阿蘇の森に包まれて、
時間がゆっくり流れていくのを感じます。

また来たかいがありました。

ただ冒頭でも申しあげましたとおり、
界阿蘇は2026年に10月頃に閉館
を発表しています。

自然と融和した界阿蘇の滞在を楽しみたい方は
お早めにご予約ください。
星野リゾート・界阿蘇【公式】

界阿蘇のお料理もまた絶品、
熊本の恵みをたっぷりいただきました。

お食事の様子も別記事にて
お伝えしたいと思います。

読んでいただき
ありがとうございました。

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