2025年10月11日～13日の2泊3日で、
熊本・天草＆阿蘇へ旅行してきました。
1泊目は
天草・天ノ寂（あまのじゃく）に、
2泊目は
星野リゾート・界 阿蘇に泊まりました。
界阿蘇はお部屋やお食事が
すばらしいだけでなく、
館内も美しく、
アクティビティも多数用意しています。
この記事では界阿蘇の
館内とアクティビティをご紹介します。
なお、界 阿蘇は
2026年10月末頃をもって閉館を発表しております。
この素敵な界 阿蘇を楽しめる時間は
それほど残されておりませんが、
写真をいっぱい撮ってきましたので
どうぞご覧ください。
大自然を体感できる界阿蘇の館内をご紹介
客室以外の界阿蘇もステキでしたので
ぜひご紹介させてください。
フロント｜シンプルモダンな空間でお出迎え
まず入ってすぐのフロントの様子です。
ショップ方面から撮りました。
フロントやレストランなどがある
本館は22:00〜6:00の夜間は施錠されています。
界阿蘇のチェックインは15:00から、
チェックアウトは12:00までです。
チェックアウトは
11:00〜12:00頃が混み合うようで
朝7:30から事前精算も可能だそうです。
ラウンジ・トラベルライブラリー｜暖炉もあるくつろぎ空間
フロントから１段下がってお隣に
ラウンジ・トラベルライブラリーがあります。
ラウンジには暖炉があり、
この日、火は入っていませんでしたが、
2019年11月に滞在の際は
温かな炎が灯っていました。
7:00〜22:00に利用でき、
コーヒーや紅茶が用意されています。
お部屋にも持ち帰りも可能です。
阿蘇とうきび茶とTORICO。
ショップでも販売されています。
TORICOはルイボスティーをベースに、
フルーツの香りを楽しめるブレンドティー。
TORICOはカフェインが入っています。
トラベルライブラリーには
興味深い本がいっぱい。
日本文化を紹介する洋書や、
温泉、阿蘇についての本。
星野リゾート・界シリーズの本もありました。
なかなか１泊だと読む時間がないですが、
パラパラとめくるだけでも発見があります。
この対になっている四角の物体は
昔のスピーカーとのこと。
ショップ｜熊本や大分のおみやげがせいぞろい
トラベルライブラリー・ラウンジの一角に
ショップがあります。
熊本や大分のおみやげが勢ぞろいしています。
ショップを利用できる時間は
7:00〜21:00。
星野リゾートのオリジナル商品。
水筒やトラベラーズカンパニーと
星野リゾートのコラボノート。
ほかのシリーズの星野リゾートでも
見かけます。
お菓子も界オリジナルのものがあり、
おみやげにいいですね。
南阿蘇の無農薬米で作ったサブレ。
チョコ、お茶、黒ごま、麦味噌、
ジンジャースパイス。
界オリジナルの
御朱印帳ならぬお湯印帳。
界のお茶羊羹。
ウェルカムスイーツにもなっていた
古今堂 チーズケーキ、1592。
客室の記事はこちらからどうぞ。
1592がとてもおいしかったので
空港でおみやげに買いました。
楽天でもあったので、お試しください。
▶濃厚生チーズケーキ1592（ひごくに）16個入
朝食にも登場した、界のこんぶうめ。
かりんとう。
ご当地楽でもいただける、
ひばり工房のあか牛ジャーキー。
厳選された阿蘇のあか牛を使用した
最高級ジャーキーです。
阿部牧場の飛ぶ牛クッキー。
まる味屋の珈琲牛乳の素。
食彩の里ふしみの栗の渋皮煮。
こちらはLady bugの石鹸。
「あわゆき」は
阿部牧場のASO MILKと馬油を使った石けん。
「阿蘇れいざん」は
阿蘇の地酒れいざんの酒粕を練りこんだ石けん。
日本酒れいざんは
天ノ寂の夕食の際にいただきました。
kloarのヘア＆ボディオイル。
阿蘇の無農薬米ぬかと小国杉の枝葉で、
コールドプレス製法で作ったオイルです。
ogunist 小国杉アクセサリーもありました。
阿蘇のカルデラをモチーフにした
白雲陶器製のアロマディフューザー。
小国町森林組合の
小国杉エッセンシャルオイル。
ラウンジでも提供されていた、
阿蘇薬草園の阿蘇とうきび茶と
茶夢のTORICO。
工房ゆうの茶器。
阿蘇の満天の星空や火山をイメージし、
阿蘇のすすきの灰や火山灰などの
地元素材を使った茶器です。
鉄石の溶岩箸置き。
界阿蘇のアクティビティになっている
「撫で杉」も陳列されていました。
「撫で杉」はやってみたので、
あとでアクティビティのところでご紹介します。
カウンター｜天然水を飲みくらべ
ラウンジの向かいにカウンターがあります。
天然水の飲み比べができます。
夕食後は「夜のふるまい」として
焼酎の水割りを愉しみました。
焼酎が２種、用意されていました。
鳥飼 吟香（鳥飼酒造・熊本県人吉市）
豊永蔵（豊永酒造・熊本県湯前町）
どちらも熊本の米焼酎。
楽天リンクを貼っておきましたので、
ご興味あれば。
お水は3種、用意されていました。
焼酎飲み比べ、
詳しくは界阿蘇のお食事の記事をご覧ください。
朝は「利き水珈琲」として
アイスコーヒーがふるまわれています。
テラスでいただくことにします。
阿蘇の自然を眺めながらの一服です。
レストラン｜眼前に広がる阿蘇の森
こちらはレストラン。
チェックインした時のレストランの様子。
テーブルと個室があり、個室はこんな感じ。
お酒の瓶がずらりと並んでいます。
夕方のレストランからの景色。
朝6:30頃にテラスに雲海を見に来た時には
朝食の準備が進められていました。
整然としていて、すがすがしいです。
テラス｜阿蘇五岳と運がよければ雲海も見られる
滞在していた日は晴れていて、
阿蘇五岳が一望できました。
イスが４脚おいてあり、
それほど広くはないのですが開放的な空間です。
テラスの様子を動画でご覧ください。
鳥の声を聴きながら、のんびりできます。
テラスを外から見た様子。
テラスからの夜の阿蘇の森も
幻想的で美しいです。
池・小川｜自然そのままの姿に癒される
界阿蘇の敷地には池があったり、
小川が流れていたりします。
あめんぼが作る水紋に光が反射するのを
しばし眺めていました。
本館から各客室までの道沿いに
小川が流れており、
心地よいせせらぎが聴こえてきます。
ありのままの自然に触れられるのが
極上の癒し体験ですね。
界阿蘇のアクティビティ
次は界阿蘇で体験できる
アクティビティをご紹介します。
ご当地楽「マイカルデラづくり」
界シリーズのお宿では、地域の伝統や文化を
「ご当地楽」で体験できます。
2019年の際にご当地楽を体験したので
今回は受けていないのですが、
界 阿蘇では小麦粉と風船を使って、
世界有数の規模を誇る、
阿蘇カルデラの成りたちを
「マイカルデラづくり」で学べます。
正直、細かくは覚えていないのですが、
かろうじて残っていた当時の画像です。
お酒を飲みながら？だったでしょうか。
毎日16:30から開催しており、
所要時間は約20分。
場所は本館１階、参加費は無料です。
予約は必要ですが、受付は当日現地で、
チェックインの際に参加するか聞かれます。
旬の素材でつくるドリンクを片手に、
カルデラを学べる貴重なプログラムだと思います。
撫で杉（なですぎ）
客室のテーブルにお知らせがあった「撫で杉」。
夕食が17:30スタートということで
食後の時間にやってみようと頼んでみました。
どこかに集まって
レクチャーを受けるというわけではなく、
材料をいただいて
もくもくと作業をするというアクティビティです。
フロントに
撫で杉をやりたい旨を電話すると、
スタッフの方が材料一式をかごに入れて
お部屋まで持ってきてくれました。
これが材料一式です。
阿蘇のふもと小国町で育つブランド材
「小国杉」をひたすら磨いていくアクティビティ。
ざっくり削られた小国杉が入っています。
やり方ガイドの紙も入っていて
それに従って、やっていきます。
基本的に荒い目の紙やすりから
順に目の細かい紙やすりで磨いていくだけです。
難しくないので、お子さんでもできると思います。
夕食後に客室のテラスで
かがり火を目の前に無心で磨いていました。
所要時間は1時間ほど。
ただ磨いているだけですが、
この小国杉が愛しく感じてきました。
これができあがりです。
すべすべの肌触りになりました。
できあがった撫で杉の使い方は、以下のとおり。
・なでて癒し効果
・飾ってオブジェ
・アロマデュフューザー
テラスから雲海が見られることも
アクティビティではないのですが、
まれに朝5:00～7:00に雲海が発生します。
その際は本館のテラスから見られ、
もし雲海が見られるようであれば、
6:00から30分の間で客室に
お電話をいただける、とのことでした。
気象条件が揃えばということなので
発生確率は半分はないそうですが、
せっかくなのでお願いしました。
前日が曇りで湿気が多いと
発生するようですが、
その日は晴れていたので
あまり期待しないでいました。
森の向こうに雲の海が見えました。
いっぱい載せます。
さらに発達したように見えました。
9:00スタートの朝食の頃には
雲海は姿を消していました。
自然のものなので見られるかどうかは
タイミング次第ですが、
季節は夏と秋が現れやすいとのことです。
界阿蘇のその他のアクティビティ
ほかにも界阿蘇では
様々なアクティビティを用意しています。
界阿蘇公式からの抜粋です。
現代湯治体操
毎日7:00から本館2階のテラスにて
「カルデラ体操」が開催されます。
参加費は無料です。
身体を動かして、阿蘇の美しい空気を全身で感じ
爽やかな朝を迎えられます。
家具職人とともに歩き、作る、小国杉の木工体験
職人と森を散策し、
小国杉を使った木箱づくりを体験しながら、
森林と地域の文化や技術に触れられます。
本格焼酎ディスカバリー
焼酎の製法や楽しみ方を
気軽に学べるプログラムで、
焼酎スイーツセットも楽しめます。
金色乗馬・雪見乗馬
雄大な阿蘇の山々を眺めながら、
馬の背に揺られて
絶景を満喫できる乗馬体験です。
まとめ｜界阿蘇で極上の自然に癒された
以上、界阿蘇の館内およびアクティビティを
ご紹介しました。
界阿蘇の醍醐味は
雄大な自然を体いっぱいに感じられること。
体はもちろん、心まですっきり
自然に癒され、リラックスできました。
冒頭にも書きましたが界阿蘇は
2026年10月頃に閉館することを
発表しています。
界阿蘇の自然に癒されたい方は
早めのご予約をおすすめします。
界阿蘇をチェックアウトした後は、
帰りのフライトまでの時間、
レンタカーで阿蘇を観光しました。
その様子も別記事にてお伝えします。
お読みいただきまして
ありがとうございました。
▶2025年の天草・阿蘇の旅のまとめ記事はこちらから
▶2024年の天草の旅のまとめ記事もどうぞ。
▶界奥飛騨の記事もまとめています。
