2025年11月1日~3日の2泊3日で、
瀬戸内海を周遊するガンツウに乗ってきました。
2泊3日の間は、どこにも着岸しないガンツウ。
船外体験ではガンツウを離れますが、
基本的には船内で過ごすことになります。
ですので当然、ガンツウの船内施設は
充実していて、滞在中は快適に過ごせます。
この記事ではガンツウの船内の様子を
写真をたくさん交えてご紹介したいと思います。
ガンツウ1階

ガンツウ公式ホームページより
私たちが宿泊したグランドスイートもある
ガンツウの1階からご紹介します。
ガンツウ1階|エントランス

1階の左舷側にエントランスがあります。

ベラビスタマリーナの桟橋が
エントランスと接続します。
ガンツウに乗船・下船する際は
ここから出入りします。
ガンツウ1階|ホール・階段

エントランスから入ると
すぐにホールがあります。

ホールから上に階段が伸びています。
船外体験の際は時間になったら
ホールに集合していました。

ホールから船首側の廊下沿いに客室があり、
今回泊まったグランドスイートに続きます。


ガンツウ1階|アクティビティデッキ

1階の船尾に位置するアクティビティデッキ。

アクティビティデッキに
船外体験での移動に使う
テンダーボートが格納されています。
ここに入る機会はなかったと思います。
ガンツウ1階|浮き桟橋
乗下船の際に使うエントランスの反対側、
右舷側に浮き桟橋があります。

テンダーボートに乗船の際に出現します。

グランドスイートのテラスから
浮き桟橋が見えました。

船外体験から帰ってきたテンダーボートから
見た浮き桟橋。

どのように収納しているのか
分からないのですが、
使わない時はこのように閉じてあります。

ガンツウ2階

ガンツウ公式ホームページより
前回泊まったザ・ガンツウスイートがある
2階の様子もお伝えします。
ガンツウ2階|ジム
船に乗っていると
体を動かしたくなる方もいらっしゃるようで、
ガンツウはジムも備えています。

船内の限られたコンパクトなスペースながら
イタリアのテクノジム社の
本格的なトレーニングマシンを完備。

トレーニングに必要なものは
ひととおり揃っているようです。
ストレッチポール、ダンベルや
ヨガマットなど。

ウェアとシューズはレンタルできるので、
持っていかなくとも運動できます。
ガンツウ2階|浴場


スパエリアに入っていきます。
ガンツウ2階の船尾に位置する浴場。

アメニティやお水は用意されているので
客室から持っていく必要はありません。

檜の浴槽に緑の柑橘が浮かんでいました。

画像では
曇っていて見えにくいですが、
大きな窓からは見えるのは
ガンツウが作っていく航跡。

瀬戸内の流れゆく景色を眺めながらの
入浴は、ガンツウならでの特別な時間。
髪や体を洗うのは
客室のシャワーでもいいですが、
個人的には
洗い場に座って洗うほうが落ち着きます。

こちらは左舷側の浴場にあるスチームサウナ。

右舷側は
水風呂付きのドライサウナとなっており、
日ごとに男女入れ替え制で楽しめます。
ガンツウ2階|湯上り処

お風呂上りにリラックスして過ごせる湯上り処。

湯上り処にあるこちらのコーナーの
飲みもの、食べものは自由にいただけます。

ドライフルーツや豆菓子。


ミネラルウォーターやポカリスエット、
飲むヨーグルト、ビールも
冷蔵庫に用意してあります。

すだちサイダーもありました。

柑橘のゼリーもさっぱりして
お風呂上がりにいいですね。

湯上り処でのんびりしていたら、
窓から橋が見えました。

動画でもどうぞ。
ガンツウ2階|トリートメントルーム
湯上り処の奥はトリートメントルームです。
前回はエステの
彫刻リンパの施術を受けました。
今回はお願いしていないのですが、
彫刻リンパのほか、
然体法(ねんたいほう)と呼ばれる
整体の施術メニューもあります。
彫刻リンパは
60分22,000円、90分27,500円です。
ガンツウ3階

ガンツウ公式ホームページより
3階には客室はなく
パブリックスペースのみです。
ガンツウ3階|レセプション

なにか分からないことがあれば
レセプションへ。
ショップのお会計とか
下船時の精算等もこちらで。
こちらで瀬戸内の島々やしまなみ海道などの、
お話も聞かせていただきましたし、
縁側でゆっくりしようとした時も、
カフェバーにコーヒーをオーダーしてくださいました。

船外体験のお知らせもしてくれています。
ガンツウ3階|ラウンジ

3階の船尾に位置するラウンジ。

障子を通って柔らかに差し込む光で、
やさしい明るさです。

まるで日本家屋にいるような
心がなごむ和の空間。

ライブラリーにもなっており、
のんびりページをめくるのも
素敵な時間の過ごし方ですね。


お茶も用意してあるので、ここで一服。

ラウンジでは船内体験として
和菓子のふるまいが開催されます
(開催されない航路もあります)。


目の前で作っていただける、できたての和菓子。
船外体験・和菓子のふるまいは
別記事にてご紹介しておりますので、どうぞ。

ガンツウ3階|ショップ

ガンツウにはショップもあります。
瀬戸内の作家さんの作品や
ガンツウオリジナルの商品をそろえてあります。

こちらはガンツウオリジナル商品のエリア。

私はガンツウについての本を
2冊、購入しました。
ガンツウの船内に飾ってある絵の作者である
尹熙倉氏の本。

瀬戸内海各地の砂を顔料にして描かれた
優しい色合いの作品が
客室も含め、
ガンツウ船内に飾られてあります。
もう1冊は、
ガンツウを設計した堀部安嗣氏が記した本。

ガンツウの美しさのほか、
瀬戸内の風景が収められている
写真集のような本です。
ほかには万年筆とキーホルダーも。

焼き印が入ったガンツウ煎餅と
客室にもあったドリップコーヒー。

キャップや手ぬぐいも。

香川県のガラス作家、蠣﨑マコトさんの作品。


同じく香川の中田漆木の漆塗り。


瀬戸内海を背にした棚には
花瓶が並べられていました。



高価な茶碗も並んでいたので、
こんなにさりげなく置いておいていいのか
余計な心配をしてしまいます。


香川の白磁作家、田淵太郎さんの作品。

本の購入は部屋付けにして
下船前に精算しました。
現金またはクレジットカードでの
支払いになります。

ガンツウ3階|喫煙スペース

3階はへりの通路を
一周回れるようになっています。

なので何周もウォーキングをされている方も
いらっしゃいました。
船首からぐるっと回ってみると
船尾の左舷側に喫煙スペースがあります。

ガンツウ船内はこの喫煙スペース以外は
客室内のテラスを含め禁煙です。
火を使うキャンドル、お香なども
一切使えません。
縁側

古い日本のおうちにはあったであろう、縁側。
なんとなく座って
ほっとしたくなるスペースです。

座布団エリアと椅子エリアがあり、
お好みで自由に座れます。

お昼はぜんざいなどの甘味、
夜はお酒とおつまみをいただけます。
夫は出港前に縁側で
スパークリングワインをいただきました。

夜の瀬戸内の海や島を見ながら
晩酌もできます。

最終日の下船前に
ガンツウでの残された時間を惜しみつつ、
縁側でコーヒーを味わっていました。

ガンツウ3階|ダイニング

ガンツウのダイニングです。
ここで朝食、昼食、夕食をいただきます。

食事をとりながら、瀬戸内の景色を満喫。

夕食では焼き場になっている場所ですが、
朝は新鮮野菜がたっぷり並んでいます。

ダイニングには1室だけ、個室があります。

最上級客室であるザ・ガンツウスイートの
宿泊客専用の個室です。

今回、なぜか個室で夕食をいただけたので
その様子は別記事でお伝えします。
ダイニングの奥には
6席だけの鮨カウンターがあります。

鮨カウンターの昼食の様子は
こちらからどうぞ。

ガンツウ3階|カフェバー

船首を向いて作られた半円状のカフェバー。

瀬戸内の柑橘のジュースやコーヒーのほか、
ビールやウイスキーなどのアルコールも楽しめます。
地元産の飲みものも多く取り揃えてあり、
未知の瀬戸内に出会えます。

カフェバーの一角には、
おやつやおつまみなどが
これでもかと勢揃い。

カフェバーでもいただけますし、
縁側や客室に持ち帰ってもOKです。
お魚をそのまま閉じ込めたようなおせんべい。

ビールのおつまみにぴったりの
ポテトチップも。


瀬戸内ならではのいりこなど、
海の幸のおつまみも用意してあります。

コーヒータイムのおともに
スイーツも用意してあります。


ショップにも売っていた、
焼き印が入ったガンツウ煎餅もあります。

ハーブティーも並んでいます。


日本酒もいただけます。

カフェバーで過ごした夜の様子は
別記事にてご紹介します。
ガンツウ3階|オープンデッキ

誰もいない夜明け前の
オープンデッキです。

動画もどうぞ。
3階の船首に位置しており、
船内でいちばん開放感を感じられ、
ガンツウが切っていく風を全身で感じられる
エリアでもあります。

屋根付きのソファースペースもあるので
日差しが強いときはここでのんびり。

ガンツウは
いくつもの橋をくぐっていきますが、
通過時はオープンデッキで見るのが
一番迫力があります。

夕暮れの因島大橋です。
もちろんオープンデッキでも
ワインやコーヒーなどを片手に過ごせます。

グラスを傾けながら、
瀬戸内海のパノラマビューを楽しめる
ガンツウのとっておきスポットです。
ガンツウ地下階|スタッフのお部屋や生け簀がある
ガンツウの地下には
スタッフの方のお部屋や生け簀があるとのこと。
窓は二段ベッドの上からは
海が半分見えるそうです。
スタッフの方は
ガンツウに乗りっぱなしなので、
おうちに帰ることが少なく、
お部屋を借りるのももったいないようでした。
まとめ|着岸せずともガンツウ船内で過ごす極上の癒し時間
以上、ガンツウの船内の様子をご紹介しました。
今回の滞在では、船外体験で
ガンツウを離れる時間もあったのですが、
これだけ船内が充実しているので
船外体験に参加しないで、
ガンツウの中でゆっくり過ごすのもあり
だと思います。
もちろん客室も快適です。
今回滞在のグランドスイートの客室のご紹介も
別記事でご覧ください。

読んでいただき
ありがとうございました。
▶2024年のザ・ガンツウスイート宿泊記はこちらから

