霧島・妙見石原荘の温泉施設をレポ|川沿い貸切風呂で癒される大人の宿

九州

2025年5月5日~7日の
2泊3日で鹿児島・霧島へ行ってきました。

1泊目は
きりしま悠久の宿一心に泊まりました。

鹿児島・霧島|きりしま悠久の宿一心 宿泊レポ|露天風呂客室と静寂に癒される大人の宿
2025年5月5日~7日の2泊3日で鹿児島・霧島へ行ってきました。霧島に訪れるのは3回目なのですが今回初めて泊まる、きりしま 悠久の宿 一心。全室離れ・8室だけの客室温泉風呂付きのお宿です。日常を離れた静寂とゆっくりとした時間を過ごせそうで...

2泊目は
妙見石原荘に宿泊です。

妙見石原荘には
大浴場のほか、

貸切露天風呂野天風呂
足湯などがあり、

温泉をさまざまな角度から
楽しめます。

温泉をこよなく愛する方、
妙見石原荘の温泉施設は必見です。

ぜひご覧ください。

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妙見石原荘の温泉について、ざっくり説明します

妙見石原荘の温泉について
概要をお伝えします。

なんの気なしに
妙見石原荘の温泉を楽しみましたが、

源泉の成分そのままを提供するため、
かなり力を入れて
工夫されているようです。

まとめてみましたので、ご覧ください。

妙見石原荘の泉質は?

妙見石原荘の
温泉の泉質は、

ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉
です。

炭酸水素塩泉は、
鎮静作用があり、
 リラックス効果がある

・古い角質をやわらかくし、
皮脂を乳化させて、

汚れを落としやすくする
 石けんのような働き

なので
身体を石けんなどで洗いすぎると、
皮脂を落としすぎてしまいすぎ、

乾燥するので、
保湿を十分することが推奨されています。

私は
乾燥しがちの肌なので、

体を温泉で流すだけで
洗うことはしませんでしたが、

それでも保湿クリームを塗らないと
足のすねが乾燥したので

乾燥肌の方は
保湿をしっかりされた方がいいと思います。

妙見石原荘の敷地内に自家源泉が7つある

妙見石原荘は
新川渓谷温泉郷にあります。

【妙見温泉】はこちらで詳しく(楽天たびノート)

なんと
妙見石原荘の敷地内に
源泉が7ヵ所あり、

大浴場と露天風呂・野天風呂に
ひとつずつ源泉があるので、

いつでも新鮮なお湯
存分に浸かっていただける、とのこと。

もちろん
客室の露天風呂でも
新鮮な温泉を楽しめます。

妙見石原荘 加水・加温なし→源泉をそのまま楽しめる

妙見石原荘では
熱交換器というものを使って、

途中で空気に触れさせずに
温泉の温度を下げるそうです。

なので
成分が変わることもなく
薄めることもなく

メタケイ酸・炭酸ガスも
そのまま保っている温泉を楽しめます。

源泉そのままを提供したいという
熱い心意気を感じます。

妙見石原荘 メタケイ酸が豊富な美人の湯

天然の保湿成分・メタケイ酸は、
肌の新陳代謝を促進してツルツルにしてくれ、

また水分バランスを保つ
セラミドを整える作用により、
高い保湿効果が期待できる、とのこと。

美容成分が豊富なことから
「美肌の湯」と呼ばれているそうです。

妙見石原荘 浴槽の容量設定にもこだわりがある

薄めたり、塩素殺菌せず、
いつも新鮮な温泉で満ちているように

温泉の湧き出る量から
容量を計算して
浴槽を設計しているそうです。

いかに温泉を
めいいっぱい堪能できるかを考えて、
計算し尽くしていますね。

飲んでも効能がある

下記で紹介しますが、
妙見石原荘には飲泉場があります。

なので
飲泉場の温泉は飲むことができます。

効能としては、

メタケイ酸
多く含まれていることから、

胃腸を整える
抗酸化作用
・体を錆び付かせる
活性酸素を減らすデトックス効果
糖尿病、痛風、肝臓病などの生活習慣病の改善

が期待できるとのことです。

ということでしたので
私はこの飲泉場で、

欲張って
けっこうな量の温泉を飲みました。

妙見石原荘の温泉施設の配置は?

妙見石原荘の公式ホームページから
館内マップをお借りしました。

本館や石蔵から
一瞬、外に出る必要があります。

そして渡り廊下を行くと
温泉ゾーンに入れます。

それでは各施設を写真・動画で
ご紹介します。

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妙見石原荘の温泉施設を徹底紹介

妙見石原荘の温泉施設を
ひとつずつご紹介していければと思います。

妙見石原荘:天降門(あもりもん)

天降門(あもりもん)
各温泉施設に行ける
渡り廊下の入り口です。

妙見石原荘の
すぐそばを流れる、

天降川(あもりがわ)から
名前が由来しているのだと思います。

天降門から渡り廊下を歩くと
川沿いの緑に癒されます。

湯上りラウンジの
少し手前に座れるところがあったりします。

去年の写真も載せます。

去年は晴れていたので
光が差し込んで、
さらにすがすがしい感じです。

途中、温泉なのか湧き水なのか
流れている箇所があります。

夜の天降門の様子もどうぞ。

夜もまた
ライトに照らされて、

落ち着いた雰囲気が素敵です。

妙見石原荘:飲泉場

大浴場方面に進む途中、
通路が折れ曲がるところに

神社の手水舎のようなものがありました。

なので見た瞬間は
手を洗う所なのかと思ってしまいました。

「薬泉」の看板がありました。

木から落ちるガクのようなものが
いっぱい付いていましたが、

温泉の成分等の掲示がありました。

飲泉場の温泉は、
飲んでもいいけど
浴用はダメみたいですね。

この掲示をよく読まなかったので、
通りすがりのスタッフの方に

「これ、飲めるんですか?」
と聞いてしまいました。

またこの一角には
休憩できるスペースがあります。

囲炉裏がありますが?

焼マシュマロができます。

あまり焼きすぎると
マシュマロがずり落ちてくるので注意です。

前割りの焼酎もあります。

「前割りの焼酎」とは?

焼酎の「前割り」とは、
焼酎をあらかじめ好みの濃度に割り水しておく飲み方です。

焼酎と水を混ぜ合わせた後、
一晩から数日間、寝かせておくと、

焼酎と水がなじんで
通常の水割りやお湯割りよりも
格段においしくなると言われています。

(たのしいお酒.jpより)

ここで
前割り焼酎と焼マシュマロを
のんびり楽しみました。

妙見石原荘:湯上りラウンジ

さらに渡り廊下を進むと、
湯上りラウンジがあります。

周りを木々で囲まれているので、
森の中にいるような気分になります。

テラス席もあります。

カウンターはこんな感じです。

温泉を堪能した後は
湯上りラウンジで
湯あがり後の水分補給ですね。

おいしい山水が飲めます。

湯上りでなくても
ここでコーヒーを飲んで
リラックスして過ごすのもいいですね。

温泉であったまってからの
冷たいアイスキャンディーは格別です。

小さな野の花が飾られていて
優しい気分になりました。

夜は静けさで
しっとりした雰囲気に変わります。

湯上りラウンジは
6:00~23:30に利用できます。

日帰りの方は
11:00~15:00に利用できます。

妙見石原荘:天降殿(あもりでん)

妙見石原荘の大浴場、
天降殿(あもりでん)です。

男湯・女湯ののれんです。

天降殿(あもりでん)が
本館や石蔵から離れているのは、

源泉からいちばん近い場所
温泉を楽しんでもらいたいから、
だそうです。

とはいえ、

実は今回(前回も?)
大浴場・天降殿は利用していないのですが、

アート的にすごい
壁画があるようです。

お部屋のパンフレットにありました。

天降殿には
壁画彫刻が見られます。

数々の受賞を受けた
池川直さんの作品で、

源泉かけ流し100%の温泉を
素晴らしいアートとともにお楽しみください、
とのこと。

サウナ水風呂
あるそうです。

大浴場・天降殿は
6:00~23:30に利用できます。

ちなみに
立ち寄り湯は11:30~13:30までが
受付可能です。

その日の温泉の
湯量湯温が掲示されていました。

妙見石原荘:貸切露天風呂 七実(ななみ)の湯

露天風呂の
七実の湯(ななみのゆ)をご紹介します。

必要か分かりませんが、

湯上りラウンジの扉から
七実の湯に向かう動画がありますのでどうぞ。

木々の木漏れ日や
川の流れる音を感じながら、
自然の中で温泉を楽しめます。

天降川がすぐそこまで
迫っています。

見上げると、木立ちです。

の浴槽
ということですが、

浴槽の表面は
温泉成分が固まって
層になっているように見えました。

さすが
源泉かけ流しです。

タオル
じゅうぶん用意されているので

客室から
持っていく必要はないです。

七実の湯にも
温泉成分表示がありました。

源泉名は「妙見31号」

所在地は
「妙見石原荘 天降殿・七実の湯・睦実の湯」
とあります。

七実の湯の温泉は
飲むのはダメみたいです。

加水も加温も
循環利用もしていない
という表示。

七実の湯の名前の由来は
赤い実のなるナナミノキ。

周りの木のことでしょうか。

七実の湯は
宿泊客は貸切できます。

15:40~23:30の間に
30分刻みでの予約が必要です。

事前の予約はできず、
当日に予約するシステムです。

私たちは
アーリーチェックインで
14:00にお部屋に入れたため、

一番早い
15:40~16:10の枠で予約できました。

再度の利用は
すべての宿泊客のチェックイン後に
予約が可能とのことでした。

ちなみに
11:00~15:00は

日帰りランチプラン
女性専用の露天風呂だそうです。

温泉利用のみの立り寄り湯は
11:30~15:00。

去年も
七実の湯に入りまして、

今年より光が差し込んで
いい感じの写真がありましたので
載せてみました。

私の中では
妙見石原荘のイメージは

この「七実の湯」が
パッと思い浮かびます。

 

源泉がこんこんと
惜しみなく注がれていました。

妙見石原荘:貸切露天風呂 睦実(むつみ)の湯

続いては
貸切露天風呂の
睦実の湯(むつみのゆ)の紹介です。

こちらは
夜の入浴をおすすめいただいたので、
21:00~21:30に予約しました。

時間になったので、
睦実の湯に向かいます。

湯上りラウンジから
外に出て、
睦実の湯へ向かいます。

まずは脱衣所があります。

そして湯船に向かいます。

脱衣所から湯船は
スロープ状になっているので

段差はなく
夜の暗い中でも安心して入れます。

水面が水盤のように
周りの景色に身体ごと溶け込む
「睦実の湯」

湯船の中からのライトで、
炭酸成分が目に見えて楽しめます。

日が暮れると
ライトアップされ、

幻想的な景色が見られるので、
夜をおすすめいただいたのです。

暗いながらも
天降川が流れる様子が見えました。

貸切露天風呂・睦実の湯は
宿泊客は6:00~23:30の間

30分刻みで予約が取れます。

ただし事前に予約はできず
当日のみ予約できます。

七実の湯と違って
睦実の湯は、
料金が1組1,000円かかります。

11:00~15:00の間は
日帰りの昼食プランの方も
利用できるようです。

ただし立ち寄り湯のみ利用の方は
利用できないとのこと。

ちなみに
七実の湯・睦実の湯には、
シャワー・シャンプー・石鹸等はないので、

身体や髪を洗いたい場合は
大浴場・天降殿を利用されるといいかと思います。

睦実の湯には
掛け湯はありました。

妙見石原荘:野天風呂 椋の木

野天風呂・
椋の木(むくのき)もあります。

利用していないのですが
そばまで行ってはみたので
その様子だけでも。

大浴場・天降殿のそばの出口から
いったん外に出ます。

通路を抜けると
祠のようなものがありました。

さらに駐車場を抜けると
「椋の木」の入り口が見えました。

川沿いの露天風呂の趣を楽しむ、
大きな椋の木が、
目隠しと屋根の役目をしてくれます。

湯船の中から
温泉が沸いている炭酸の泡が肌に弾けます。

「手を伸ばせば、
天降川に届きそうな距離」

「自然を堪能できる野天風呂」
と説明されていました。

利用時間は、
男性専用露天風呂
11:00~15:00
(立寄り湯11:30~)、

混浴露天風呂(宿泊却のみ)
15:00~24:00と6:00~10:00

混浴の際は
女性には湯浴み着が用意されているので
天降殿で着替えて入浴します。

妙見石原荘:足湯

石蔵の建物の入り口の脇から
川へ下る階段があります。

足湯の案内が。

階段を下りていくと
天降川が見えてきました。

足湯スペースも見えてきました。

休憩所もあります。

ここで川の流れを眺めながら
のんびりもいいですね。

足湯は
6:00~23:00 に利用できます。

日帰りの方は
11:00~15:00に利用可能です。

妙見石原荘:客室露天風呂

ルームツアーの記事でも
お伝えしましたが、

石蔵の客室には
露天風呂が付いています。

夜の客室露天風呂も
雰囲気が変わっていい感じです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

鹿児島・霧島|妙見石原荘|川沿い温泉露天風呂付き客室レポ 癒しの大人旅
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客室露天風呂の源泉は
「妙見25号」

所在が「妙見石原荘 石蔵」
と記載があるので、

石蔵専用の源泉なのかもしれません。

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妙見石原荘の本館の様子もよかったらどうぞ

本館には
泊まったことがないのですが、

少し
うろうろしてみました。

温泉施設の紹介ではないですが、

とっても上品な癒し空間でしたので
写真をいっぱい撮ってきました。

ご覧ください。

こういう
ちょっとゆっくりできるスペースが
いくつかありました。

玄関の坪庭の様子です。

鹿児島の郷土玩具
鯛車も置いてありました。

石原荘には
ショップもありますので、
ご覧ください。

美しい器の数々。

薩摩錫(さつますず)のカップです。

鹿児島の伝統工芸品、
帖佐人形(帖佐人形)。

土で作られた人形です。

客室でもお茶うけになっていた
「赤松」

薄くて小さなおせんべいです。

 

鹿児島はお茶でも有名です。

薩摩切子。

繊細な切り出しながら
どっしりとした重量感。

以上、
妙見石原荘の温泉施設と、

他の記事では
書ききれなかった石原荘の様子
ご紹介しました。

霧島・妙見の温泉を
さまざまな趣向で楽しめる
妙見石原荘。

温泉を心ゆくまで楽しみたい方は
ぜひチェックしてみてください。
【妙見石原荘】を一休.comで見る

お宿の他に
霧島の観光地を

いくつか見て回れましたので
別記事にてご紹介できればと思います。

ご覧いただき
ありがとうございました。

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