【加賀・山中温泉①】旅館 花紫 モダンスイート客室紹介|影を愛でる、陰翳礼讃の滞在

その他

2026年2月21・22日で
石川・山中温泉の宿、
花紫に宿泊しました。

冬の北陸ということで
それだけで胸が高鳴ります。

いにしえから親しまれた温泉、
加賀温泉郷にある花紫。

今回宿泊した花紫のお部屋は
モダンでありながら、

和の風情が感じられ、
とても落ち着く空間でした。

客室に温泉が備え付けられ、
誰にも気がねせず、

心ゆくまで
加賀の湯に包まれる贅沢。

花紫のお部屋
たくさんの写真と一緒にご紹介します。

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JR加賀温泉駅から送迎|花紫へチェックイン

まずは最寄りのJR加賀温泉駅から
花紫に向かいます。

加賀温泉駅までは
北陸新幹線かがやき
グランクラスに乗りました。

その様子は別記事でご紹介します。

アクセス|最寄りはJR加賀温泉駅

花紫の住所は
922ー0114
石川県加賀市山中温泉東町一丁目ホ 17-1

加賀温泉郷のひとつである、山中温泉
花紫はあります。

大聖寺川に沿って、お宿がならび、
昔からの温泉街の雰囲気を感じられます。

JR加賀温泉駅から無料送迎あり|車で20分

花紫では、
JR加賀温泉駅から無料送迎をしてくれます。

宿泊の2週間前に
お電話をいただいており、
送迎をお願いしていました。

送迎をお願いしたい場合は
前日までに連絡が必要です。

JR加賀温泉駅には
宿の送迎車用のスペースが設けられており、

花紫のスタッフの方が
待っていてくれました。

私たちのほか
3組の宿泊客とご一緒し、
花紫に向かいます。

花紫にチェックイン|お茶と美しいお菓子でお出迎え

宿泊した2月21日は
全国的に暖かい日で、

北陸というので
雪景色を予想していましたが、

ところどころ
雪が残っている程度でした。

事前の電話連絡の際は
雪が積もっていたようで、

もし雪が深ければ
長靴を貸し出しますとのことでした。

今回は長靴の出番は、ありませんでした。

花紫のエントランスから入り、
ロビーラウンジに案内していただきました。

ひろびろ贅沢に空間をとっていて、
まずはこちらでほっと一息。

お着きのお菓子をいただきます。

こはく糖の美しさに
しばし見入ります。

周りはシャリっとしているのに
中は弾力がある不思議な食感。

とても気に入ったので
ショップでおみやげに購入しました。

花紫は茶房も備えている
お茶にこだわりがあるお宿。

季節に合わせたお茶もいただき、
この日は、

加賀の和紅茶と紫蘇をあわせた
オリジナルティー。

も入っており、
香りにふわっと春を感じられます。

茶器の手触りが繊細で、
上質さを感じます。

金継ぎが施されていて、
日本の手仕事の尊さを教えてくれました。

しばし、ロビーラウンジでゆったりと過ごし、
花紫の時間になじんでいきました。

花紫のチェックイン・チェックアウト時間|帰りの送迎の手配も

花紫のチェックインは14時からで
最終18時までです。

少し早めなのがうれしいです。

チェックアウトは11時まで、
帰りの送迎もあるので、

チェックイン時に
帰りの電車を訪ねられました。

最寄駅のJR加賀温泉駅まで
送っていただけます。

時間が決まっていて、
予約制になっています。

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花紫のお部屋タイプ|スイートの個性と、和室の安心感

花紫は川沿いに立つお宿。

客室から川を眺めながら過ごせるのも
大きな魅力です。

古きよき日本の宿の趣を残しつつ、
いまの快適さもきちんと備えたしつらえで、

ほっと静かな時間を過ごせる
お部屋が揃っています。

客室は全25室あり、
お部屋によって表情が異なります。

宿泊中にスタッフの方からうかがった情報も
織り交ぜて、ご紹介します

アートスイート|美意識に浸る滞在に

地元作家との共作による
アートをたのしむスイートルームです。

夏の5(205号室)の1室です。

ベッドが窓際に配置され、
その目線から景色を楽しめます。

モダンスイート|日本の建築美を現代の視点で再構築

日本古来の建築の美しさ
現代と融合したモダンスイートです。

春の5(105号室)、1室です。

今回、宿泊したお部屋タイプですので、
後ほどくわしくご紹介します。

ユニバーサルスイート|贅沢な広さとゆとりに身をゆだねる

170㎡=通常の2部屋分という
広さを誇る、贅沢なスイートルームです。

2部屋あります。

春の1(101号室)

和紙の風合いを楽しめます
黒御影石をくり抜いた半露天風呂
ミストサウナがついています

夏の1(201号室)

暖炉があり、冬は実際使えるそうです
十和田石檜風呂
低温サウナがついています

アートJr.スイート/モダンJr.スイート|スイートの空気を、ほどよい距離で

アートスイート、モダンスイートの
雰囲気はそのままに、

約90㎡と、広さをおさえた
ジュニアスイートです。

アートJr.スイートは
夏の3(203)、

モダンJr.スイートは、
春の3(103)、春の4(104)のお部屋です。

ベッド付き和室|人数多めでも気兼ねない、もう一部屋

畳の上にベッドを設置している
お部屋がある、

とスタッフの方がおっしゃていたのは、
この「ベッド付き和室」なのかもしれません。

基本の和室に、
寝室スペースが追加されたお部屋タイプです。

友人同士や二世帯など、人数が多めの滞在
おすすめされています。

基本和室|古きよき日本旅館の風情

スタンダードな和室タイプのお部屋です。

インバウンドの外国人の宿泊客には、
「布団を体験したい」
という方もいらっしゃるそうです。

昔ながらの日本旅館を体験するには、
基本和室がいいかもしれません。

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モダンスイート「春の5」|洗練された陰影を愛でる癒し空間

まずは、今回宿泊しました
モダンスイートについて
記憶に残ったところから。

掘りごたつが主役のリビング。
黒谷橋を切り取るテラス。
客室温泉+サウナでの癒し。

では、お部屋をご紹介していきます。

フロントラウンジがある4階から、
今回宿泊のお部屋がある1階に降りてきました。

お部屋の前には
椿を活けている空間があり、

光を落としてあるのが
印象的でした。

今回は春の5、
105号室に宿泊しました。

お部屋の名前は、
4階ロビーを除いて、

1階から順に、お部屋の名前
「春夏秋雪・花紫」を冠しています。

冬ではなく「雪」なのが、
北陸を感じさせてくれます。

春=1階、夏=2階、秋=3階…
といった具合で、

今回のお部屋は105号室なので
「春の5」という名前になります。

まず、ルームツアー動画をどうぞ。

玄関

さて、玄関に入る前に
竹の扉があります。

からから、と心地よい音に
思わず耳を澄ませます。

柔らかく照らされた
「春の5」の文字。

こちらが玄関です。

他のお部屋は分かりませんが、
このお部屋は全体的に
照明を落としてあります。

玄関にもですが、
客室内に段差があります。

バリアフリーではないので、
足元にはご注意ください。

玄関に飾られたお花。

ゆらっと宙に浮かび、
影を作っているのが印象的でした。

ちなみにオートロックではないので
施錠の確認を忘れずに。

リビング

玄関から上がると
広々としたリビングが目の前に。

リビング空間の真ん中に
掘りごたつが配置されています。

こたつ布団をめくってみました。
確かに掘りごたつです。

圧倒的存在感の掘りごたつが
リビングの主役になっています。

わたくしごとですが、
自宅でも実家でも
もう今はこたつはなく、

旅先で感じる
こたつの優しい暖かさ。

この日の昼間は、
窓を開けっ放しにして
ちょうどいいくらいでしたが、

夕方になってくると冷えてきて、
こたつで暖を取り、

少し眠くなりながら、
冬の幸せを感じました。

掘りごたつのテーブルは
漆作家に特注した逸品です。

使わなかったのですが、
掘りごたつには床暖房も付いています。

床の質感が独特で、漆喰のようでした。

リビングにはテレビ、
デロンギのオイルヒーターもあります。

華やかさとはまた異なる、
はかなげな美しさを
お部屋のそこかしこに感じます。

テラス

リビングからつながるテラスです。

テラスの壁枠のデザインが、
一幅の絵画のように
外の景色を切り取っていました。

冬のせいか、景色はちょっと
さむざむしていますかね。

昭和初期から鶴仙渓を見守る、
黒谷橋の姿も見えます。

テラスに座って
お茶をいただいていると、

時間がゆっくり流れていくように
感じました。

ミニバー

リビング脇にミニバーがあります。

ミニバーの一角にも、
和モダンが薫ります。

加賀棒茶ドリップコーヒー
バルミューダのケトルが用意されています。

シンク
アートの一部のように感じられます。

すてきな湯呑コーヒーカップ。
贅沢な気分にさせてくれます。

こちらの扉の中は冷蔵庫です。

冷蔵庫の中に入っているものは
無料でいただけます。

ペットボトルのお水が4本。

他には
ご当地の飲みものですね。

ご当地クラフトビール、
金沢百万石ペールエール。

石川県川北町の
ふるさと納税の返礼品になっています。
【ふるさと納税】金沢百万石ビール瓶 6本セット

奥能登地サイダー「しおサイダー」。

能登の「浜士」と呼ばれる、
塩を作る職人さんが、

海水を汲み上げ
太陽の力と伝統の技で作る、
珠洲の揚げ浜塩。

その塩を使った
すっきりとした大人の塩サイダーです。
奥能登地サイダー しおサイダー(340ml×12本組)

副室

リビングのお隣には副室もあります。

空間が広いと、気持ちに余白ができますね。

ベッドルーム

リビングから扉を開くと、
ツインのベッドルームです。

石川県金沢市の石田屋のお布団

ふわふわのボリュームと
いうわけではないのですが、

とても寝心地がよく
気持ちよく眠れました。

そういえば、
賢島のばさら邸
でも
石田屋の馬毛寝具が使われていました。

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ベッドルームには
書き物ができるカウンターデスク
備え付けられています。

谷崎潤一郎の「陰翳礼賛」
デスクに置かれていました。

西洋化が進む時代に、
日本の伝統的な陰影の美しさ
見直した名著です。

まさに花紫のモダンスイートは
その考えを体現していました。

ベッドルームは
外壁に接していないため、

窓がなく、
なんとなく落ち着きます。

夜がしっかり暗いと、
眠りが深くなる感じです。

洗面所

客室温泉風呂の手前に
洗面所があります。

しっとりと落ち着いた空間で
リラックス。

タオルもたっぷり用意されていて
温泉を心おきなく、躊躇なく楽しめます。

では、洗面所の備付けやアメニティ
見ていきます。

見えにくいですが、
ドライヤーダイソン製。

なぜか動かなかったので、
フロントへ連絡したら、
すぐに替えを持ってきてくれました。

ハンドソープイソップのもの。

こちらの木箱にアメニティが納められています。

歯ブラシ、ヘアブラシ、コットン、
ヘアゴム、ひげそり。

こちらの箱は
自然派化粧品ブランド・ルバンシュ
スキンケアが一式入っていました。「

クレンジングオイル・化粧水・
美容液・保湿クリームで、

全成分の自然由来指数が
99.9%以上というこだわりの品。

温泉あがりの肌を、
丁寧にケアできるのがうれしいです。

スキンケアのアメニティが充実しているので、
持ってこなくても大丈夫でした。

クローゼット

洗面所の背面は
クローゼットになっています。

花紫の館内着は浴衣

私はちょっと苦手なのですが、
日本旅館の趣きを感じられます。

ダイニングも含め館内では、
浴衣の上に羽織で過ごしていました。

引き出しには金庫があります。

肌寒い時用に
ブランケットも用意してあります。

かご
大浴場や展望風呂に行くのに便利です。

トイレは、
洗面所、クローゼットのエリアにありました。

客室温泉風呂

さてお待ちかねの客室温泉風呂です。

ベッドルームからの湯船の景色。

建物内にあるので
半露天風呂という感じです。

格子から入る柔らかい光が、
目も気持ちも緩ませてくれます。

動画で客室温泉風呂の様子を
ご覧ください。

花紫のお湯は、山中温泉のお湯。

1300年前、
奈良時代の大僧正・行基が、

空をたなびく紫雲を手がかりに
山中温泉の源泉を見つけたとのこと。

温泉は、さらっとした透明のお湯。
匂いも感じませんでした。

源泉は42度、熱ければ
お水を足してくださいとのこと。

内風呂、洗い場、サウナと
温泉風呂の間には仕切りがあります。

内風呂は、
サウナ使用時の水風呂として使えます。

格子はスライドさせれば、
完全に目隠しができます。

川の向こう岸が
花紫の駐車場になっており、

木々でそれほど見えないのですが、
気になるようであれば隠せます。

少し火照ったら、
こちらのスペースに腰かけて
ひとやすみ。

湯船は
二人で入れるくらいの広さです。

浴槽の高さがあり、
入る時に、ちょっと足をあげて
がんばる感じもあります。

こちらは洗い場です。

広々としているので
使いやすい洗い場です。

バスアメニティもイソップです。

洗い場には暖房もありますので、
入る前に入れておけば、
ゆっくりお手入れできますね。

温泉が湯船に注がれる動画です。

何百年も前から
湧き続けているお湯に包まれていると、

自分の悩みがそれほどでもないような
気分になるから不思議です。

サウナ

利用しなかったのですが、
春の5のお部屋には、
サウナがついています。

広くはないですが、
客室についているサウナなので十分です。

外の温泉が張られた浴槽のほか、
内風呂は水風呂としても使えます。

思う存分、
心ゆくまでサウナを楽しめます。

サウナ好きにもたまらない
花紫のモダンスイートです。

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花紫のルームサービス

花紫では、7:00〜24:00の間、
ルームサービスも利用できます。

ビールは、

  • 瓶ビール中瓶(アサヒ)
  • 生ビール(ザ・プレミアム・モルツ 香るエール)
  • ノンアルコールビール 小瓶(サントリー オールフリー)

シャンパン、ワインは、

  • シャンパン:
    ヴーヴ・オリヴィエ・エ・フィス カルト・ドール・ブリュット、
  • 白ワイン:
    グリューナー・フェルトリーナー ランゲンロイス、
  • 赤ワイン:
    サントネヴィエイユ・ヴィーニュ カンタン ジャノ

他には、ソフトドリンクもあります。

  • セレブレ(ノンアルコールスパークリング)
  • 柚子乙女(柚子サイダー)
  • 100%アップルジュース
  • 100%オレンジジュース
  • ペリエ
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花紫 モダンスイートの宿泊料金

花紫のモダンスイートの
料金明細書です。

一泊二食、
夕食は蟹懐石のコースで、

一人145,500円、
二人で291,000円です。

連休でしたので、もしかしたら
少し割高になっているかもしれません。

その他、夕食の際のお酒茶房の料金、
おみやげも別途明細に記載があります。

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まとめ|墨絵のような、モダンスイートで影を愛でる

以上、山中温泉・花紫
モダンスイートのお部屋をご紹介しました。

お部屋全体が、
墨絵のような印象で、

影を愛でる、
陰翳礼讃の世界を堪能しました。

影の美しさ
目を向けている自分に出会えます。

ものを置きすぎない贅沢、
余白を残す美しさ。

引き算の美学に触れたようで
インスピレーションを持ち帰る感じです。

まだまだ花紫の楽しみは
続いていきます。

北陸の冬の贅沢、
蟹懐石を堪能しましたので
別記事でご紹介します。

読んでいただき
ありがとうございました。

旅先で、光を落として呼吸を整えたい方へ。
花紫はこちらから。

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