2025年10月11日~13日の2泊3日で、
熊本・天草&阿蘇へ旅行してきました。
1泊目は
天草・天ノ寂(あまのじゃく)に宿泊します。
天ノ寂の客室は
全室がオーシャンビューでスイート仕様。
天草松島の絶景を眺めながらの
上質な滞在を満喫できました。
今回、ジュニア・スイートのお部屋に
宿泊しました。
お部屋の写真をいっぱい撮ってきましたので
余すことなくご紹介します。
天ノ寂へのアクセス|熊本空港から車で1時間45分
今回、熊本空港からレンタカーで移動。
途中、観光をしながらやってきました。
その観光の様子はこちらの記事でどうぞ。

天ノ寂の住所は
〒861-6102
熊本県上天草市松島町合津6136-13
googleマップではこちらです。
直前に行った千巌山からは、車で10分でした。
熊本空港から直接だと
車で1時間45分くらいのようです。
ホテル竜宮の看板が見えてくるので
ここから入っていきます。
天ノ寂は左に入り、グレーの建物です。
右はホテル竜宮、天使の梯子への
入り口になります。
駐車場に車を停めると
スタッフの方がお出迎えに来てくれました。
天ノ寂にチェックイン|天草松島を望む絶景ラウンジ
まずこの五角形のエントランスを通り、
天ノ寂の建物に入っていきます。
このエントランスが別の世界にいざなってくれる
通路のようです。
木の魚が気持ちよさそうに
宙を泳いでいるのが見えました。
天ノ寂のチェックインの様子をどうぞ
自動ドアが開き、フロント・ラウンジへ
案内していただきます。
吹き抜けに浮いているお魚。
後ろ姿もどうぞ。
夜になるとライトアップされるので
夕食後にもご覧ください、とのこと。
こちらがフロントです。
すべての調度品が整えられ、
デザイナーの監修を受けているという
静謐な空間。
こちらの席でチェックインの手続きをします。
天草松島を一望できる
全面がオーシャンビュー。
ウェルカムドリンクは選ぶことができます。
・アルコール入り・スパークリングワイン
・アルコールなし・スパークリングワイン
・アイスティー
・温かいお茶
2人ともアルコール入りの
スパークリングワインをいただきます。
千巌山をプチ登山したので、
氷が入った冷たいワインがのどを潤してくれます。
見た目から甘いのかなと思った
スパークリングワインですが、
スッキリとした味わいです。
あまくさ晩柑に
チョコレートをコーティングした
オランジェットが添えられています。
あまくさ晩柑のさわやかさに
チョコレートの甘さが絶妙です。
画像にはありませんが、海では
パラセーリングやカヌーを楽しんでいる様子や
横切るクルーズ船が見られました。
夕食と朝食のお時間を決めました。
時間が書かれたメモをいただき、
チェックイン手続きを終えましたので、
お部屋に案内してもらいます。
天ノ寂のチェックイン・チェックアウトの時間
天ノ寂のチェックインは15:00から、
チェックアウトは11:00までです。
天ノ寂の客室を紹介|全室オーシャンビューの上質空間
天ノ寂の客室は、
6階建ての建物に11室だけ。
それくらいの客室数が
お客様へのサービスを行きわたらせやすく、
充分なコミュニケーションもとれるので、
とのこと。
すべての客室がスイート仕様で
かつ、
天草松島の海を望むオーシャンビュー。
それぞれのお部屋には、
露天風呂または半露天風呂が備わっており、
インテリアや内装はシンプルでありながら
モダンで格調を感じさせます。
なお、13歳未満のお子さんは宿泊できません。
大人向けの落ち着いた宿ということですね。
天ノ寂の客室タイプは3種類|すべてスイート仕様
天ノ寂の客室タイプは3種類あり、
それぞれの概要は以下のとおりです。
スイート|最上級のスイート
5・6階に位置する最上級のスイートが4室。
露天風呂と内風呂が楽しめます。
さらにサウナと水風呂もある極上の癒し空間です。
115㎡の広々とした室内と、
59㎡のテラスを備えています。
定員2名のお部屋です。
ジュニア・スイート|海と風を感じながら温泉を楽しめる
3・4階に位置する
6室のジュニア・スイート。
内風呂は全面に開放できる大きな窓を備え、
半露天風呂で海風を感じながら
湯浴みができます。
スイートより少しコンパクトながら、
開放感や眺めのよさはそのまま。
78㎡のゆとりある室内に、26㎡のテラス。
今回、私たちは
このジュニア・スイートに宿泊しました。
クアッド・スイート|ファミリー・グループ向けのお部屋
2階に位置する、
4名まで宿泊可能なファミリー・グループ向けの
お部屋が1室。
2ベッドルーム構成で、およそ104㎡の室内に、
露天風呂と内風呂が備わっています。
家族旅行や親しい友人との滞在にぴったりです。
天ノ寂ジュニア・スイートのお部屋をルームツアー
それでは今回宿泊するジュニア・スイートの
お部屋をご紹介していきます。
エレベーターで4階まで上がります。
廊下の様子です。
エレベーターの中で
スタッフの方に聞いたところによると、
去年泊まった「天使の梯子」は
大雨の影響で冠水し一部使えない状況とのこと。
天使の梯子の宿泊の様子はこちらからどうぞ。

3号橋の手前でも土砂崩れが起きたり、
千巌山の通行止めもその影響かもとのこと。
こちらが今回宿泊する401のお部屋。
「四ノ壱」という表記になっています。
ドライフラワーならぬドライ盆栽。
水やりや剪定などしなくていいので
手をかけなくていいそうです。
天ノ寂・ジュニアスイートの
ルームツアー動画をまずどうぞ。
天ノ寂 ジュニア・スイート|玄関
まず玄関の様子からどうぞ。
大きな姿見があり、
館内はこの下駄で移動します。
木の肌触りが心地よいです。
それとこちらに照明のスイッチ類もあります。
天ノ寂 ジュニア・スイート|クローゼット
玄関から上がってすぐ、
クローゼットがあります。
パジャマと館内着が用意されています。
こちらが館内着。
両端が組みひもになった帯が
ちょこんと置かれています。
着てみるとこんな感じ。
浴衣タイプの館内着で、
特に帯の結び方に決まりはないようです。
こちらはパジャマ。
上下セパレートタイプの
柔らかな素材でした。
金庫もクローゼット内にあります。
こちらは館内の移動にも使える
ちいさな手提げ。
天草更紗の手提げです。
これにスマホや部屋のカギを入れて
レストランに行っていました。
この手提げは持ち帰りOKです。
桃山時代に日本に持ち込まれた更紗。
南蛮文化が栄えていた天草にも
更紗は持ち込まれ、
独自の異国情緒がただよう更紗が
作り上げられていきました。
天ノ寂 ジュニア・スイート|ベッドルーム
テラスから一番遠い奥まった部屋が
ベッドルーム。
ベッドは160×200cmが2台。
クイーンサイズというのでしょうか。
大の字になっても十分の大きさ。
寝返りが2回転できそうです。
マットレスは
しっかり体を支えてくれる包容力がありました。
静かで光が入ってこないので
ぐっすり眠れます。
異国情緒を感じさせる、ベッドサイドのライト。
ベッドサイドには目覚まし時計。
ベッドルームの隅には空気清浄機がありました。
天ノ寂 ジュニア・スイート|リビング
次はリビングを見ていきましょう。
内装は淡い墨色といった感じで、
心が安らぐ空間です。
テーブルの上には
支配人からのお手紙が。
天草の海も眺められます。
最初、お部屋にご案内いただいた時は
リビングのカーテンは閉められており、
自動でカーテンが開くと
天草の海の輝きが目に飛び込んできました。
天ノ寂のコンセプトはアートでもあるので、
お部屋にも絵画が飾ってあります。
コーヒーの横にあるのは、お部屋のカギ。
職人さんの手彫りで
各部屋、違う形や色をしているとのこと。
オートロック式ですので
部屋を出る際は必ずカギを持って。
落ち着いた色合いのクッション。
お部屋の色と調和しています。
テラス側に置かれているソファーは回転するので
天草松島を眺めながらくつろぐことができます。
見ませんでしたが、テレビもあります。
テレビの脇には
鏡とその前にオブジェが飾られています。
ダイソンのおしゃれな扇風機もありました。
もう10月でしたが
西日が強く差し込んでくるので、
レースのカーテンがあったら
ありがたいなと思いました。
天ノ寂 ジュニア・スイート|バーカウンター
リビングには
バーカウンターが併設されています。
玄関側からだと、こんな感じ。
雰囲気あるスツールも。
バーカウンターの上の様子。
Bluetoothスピーカー。
これは何だったのでしょうか。
お水の蛇口と小さなシンクもあります。
グラスなどを、ちょっと洗っておけて便利。
お部屋の案内やルームサービスが見られる
タブレット。
リビング側から見たバーカウンターの様子。
一番右の扉の中は冷蔵庫がありました。
開くとこんな感じ。
冷蔵庫の中はすべて無料です。
上段には
ウェルカムスイーツが準備されていました。
フルーツとプリン。
たぶんプリンだと思います。
こちらの段は
ウィルキンソン炭酸、阿蘇の天然水、
サントリー烏龍茶。
下段は
AMAKUSA JUICE、ジンジャーエール、
アサヒスーパードライ。
AMAKUSA JUICE甘夏ミックスジュースは、
天草市産の甘夏と
上天草市産の温州みかんのジュース。
酸味がきいていて
絞ったそのままという味わいでした。
冷蔵庫のお隣はワインセラー。
ワインセラーのワインは有料ですが、
お部屋でお酒を楽しめます。
こちらがワイン一覧。
シャンパンは次の2本。
モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアル
(フランス)ハーフボトル
¥11,000
ルイ ロデレール・コレクション
(フランス)
¥20,000
白ワインは次の2本。
シャブリ ウィリアム・フェーヴル
(フランス)ハーフボトル
¥6,000
ムルソー・ヴィエイユヴィーニュ
(フランス)
¥24,000
次は赤ワインが3本。
コート・デュ・ローヌ ギガル
(フランス)ハーフボトル
¥5,000
ボンテッラ ジンファンデル
(アメリカ カリフォルニア)
¥8,000
ル・プティ・カロン
(フランス ボルドー)
¥12,000
楽天で販売されていたものは
リンクをつけておきましたので、
ご興味ある方はどうぞ。
真ん中の引き出し1段目には
湯呑みやコーヒーカップ。
2段目にはグラス類。
最下段はこちら。
ウイスキーと焼酎は有料です。
本格米焼酎・天草(天草酒造)。
その他の引き出しには
何が入っているのでしょうか。
こちらの引き出しの飲み物、スナックは
無料で楽しめます。
KUMAMOTOブレンドと天ノ寂オリジナルの
ドリップコーヒー。
紅茶と緑茶もあります。
それとコーヒー豆がたっぷり。
コーヒー豆を挽くマシン、ドリッパー、
コーヒーケトル、お水が用意されていました。
これでコーヒーの本格派も
お部屋でコーヒーを楽しめますね。
普段、豆から挽かない人も
一通りゆっくりやってみると、
優雅な滞在の
楽しみのひとつになるかもしれません。
おしゃれなバルミューダのケトルで
コーヒーを楽しみましょう。
天ノ寂 ジュニア・スイート|洗面所
次は洗面所を見ていきましょう。
ライト付きミラーは、
メイクの時に便利でした。
洗面ボウルは1つ。
コップも文様が入っています。
洗面ボウルの右側は、なんでしょうか。
モルトンブラウンのハンドソープ、
ハンドローション、ボディローション。
さらに顔・体用せっけん。
こんなにアメニティが充実していると
いろいろ使いたくなってしまいます。
香りも上品で、いい気分になります。
左側の引き出しには
アメニティがぎっしり詰まっています。
このアメニティはすべて
持ち帰ることができます。
歯ブラシ、ヘアブラシ、ひげ剃り。
スキンケア化粧品、シェービングフォーム、
ボディタオル。
こちらにも
モルトンブラウンのミニボトル。
ボディソープ、シャンプー、
コンディショナー、ボディミルク。
ミニボトルといっても、
そこそこ大きいですが持ち帰りOKです。
ヘアバンド、ヘアクリップ、ヘアゴム、
マウスウォッシュ、綿棒。
男性用のスキンケアも用意されていますね。
紙箱に入っていたスキンケア化粧品を
見ていきます。
ドクターイシイによる
スペシャルアメニティブランドとのこと。
クレンジングオイル、ウォッシングパウダー、
化粧水、乳液の豪華セット。
日本初の美容皮膚科医である、
熊本出身の石井禮次郎医師の安心処方とのこと。
メアミルクという希少な馬のミルクを使った
スキンケア。
ただ商品がすばらしいというだけでなく、
熊本を取り入れているところがさすがです。
右の引き出しには
ドライヤーが入っていました。
ホリスティックキュア マグネットヘアプロ
というドライヤーです。
不思議な形のドライヤーだな
と思って調べてみたら、
速乾・軽量・美髪効果など、
最高スペックのドライヤーだそうです。
確かに使ってみて
髪の毛がツルンとまとまる感じでした。
楽天でもありましたので
お値段の確認、どうぞ。
▶ホリスティックキュア マグネットヘアプロ
お風呂上りに羽織れるバスローブ。
タオル・バスタオルも十分用意されていますが、
タオルウォーマーがあるのでさらに安心です。
天ノ寂 ジュニア・スイート|半露天風呂
次はお楽しみの客室温泉風呂です。
天ノ寂では
全室で掛け流しの天然温泉を楽しめます。
床まである全面窓が自動開閉するため、
露天風呂と室内風呂の両方を楽しめます。
このスイッチで窓が自動であがり、
半露天風呂を楽しめます。
窓が開く動画です。
この自動開閉の窓は
3・4階でしか楽しめない仕掛けです。
客室の温泉風呂ですが、かなり大きいサイズ。
大人二人が
ゆっくり足を伸ばして入れる大きさです。
温泉が浴槽から常時あふれて流れている
贅沢な客室風呂です。
温泉をそのままかけ流しにしていると
湯温が上がりすぎ、
入れなくなるほど熱くなるので、
湯船のそばにあるつまみをひねって
水で温度調節しておいたほうがいいです。
浴槽の隣には
レインシャワーとハンドシャワーがあります。
こちらにもモルトンブラウンのボディソープ、
シャンプー、コンディショナー。
天ノ寂の温泉は天草松島温泉のお湯。
ナトリウム塩化物泉で無色無臭で
まろやかな肌触りです。
天ノ寂には大浴場はありませんが、
お隣のホテル竜宮の大浴場を無料で楽しめます。
窓の外には天草松島の美しい景色。
時間を忘れて、ゆっくり温泉で癒されて
夢見心地になりました。
天ノ寂 ジュニア・スイート|テラス
リビングとお風呂のほうからも
テラスに出られるようになっています。
26㎡のゆったり広々テラス。
目の前の天草松島の絶景を
ひとりじめできます。
時間によって天草松島の景色が変わる様子を
堪能できます。
テラスのサンダルです。
HIBINOKODUEと記載があります。
ひびのこづえさんデザインのサンダルです。
ヒノキの素材の肌触りが心地よいです。
探したら楽天でもありました。
▶mizutoriパンチング スリッパ 室内用 ルームサンダル
もうそろそろ夕日が落ちそう。
この日の夕方は潮が引いています。
ホテルの方も、夕日はずっと見ていても
飽きないとおっしゃっていました。
雲の形が変わったりして
秋の夕焼けは特に美しいとのことでした。
日がすっかり落ちてから、
ゆっくりするのも、またいいですね。
こちらは潮が満ちている様子です。
10月でも
この日はよく晴れたせいか
日中は日差しが強く、
ずっとはテラスにはいられない感じでした。
次の動画の最後に写る、
桟橋に停泊している船は
シークルーズの船とのことです。
去年行った、
シークルーズのイルカウォッチングの様子もどうぞ。

天ノ寂 ジュニア・スイート|トイレ
洗面所の手前にトイレがあります。
手拭きタオルと
アロマのようなボトルが置いてあります。
トイレ用消臭芳香剤の記載がありました。
天ノ寂 ジュニア・スイート|ルームサービス
バーカウンターの上にあったタブレットに
ルームサービスの記載がありました。
飲み物はお部屋にあるので、
軽食を用意しているそうです。
クワトロピザ 2,000円
バジルジェノベーゼ 2,000円
チョコレート
1皿目サービス、2皿目以降は500円。
1皿目はサービスなら、
お願いすればよかったです。
ハーゲンダッツのアイスクリーム、
各500円
なお、天ノ寂には売店はありませんが、
お隣のホテル竜宮の売店を利用できます。
天ノ寂のオンラインストアもあるそうです。
まとめ|海と静けさに身をゆだねる、大人の天草時間
以上、天ノ寂の
ジュニア・スイートのお部屋紹介でした。
客室の温泉につかりながら
天草松島の絶景に時間を忘れるひととき。
体も心も
ゆっくりとほどけていくようでした。
一休.comでも口コミや写真がありますので
ご参考になると思います。
▶【天ノ寂】を一休.comで見る
別記事にて天ノ寂のお食事も
ご紹介したいと思います。
読んでいただき
ありがとうございます。