2026年6月6日、7日の1泊2日で
群馬・伊香保温泉に泊まってきました。
お宿は400年の歴史を誇る
諧暢楼(かいちょうろう)。
普段はあまり泊まらない
和室のお部屋が新鮮に感じ、
今も変わらず湧き続けるお湯に
癒されました。
本館・福一の館内や
歩いて行ける周辺観光もしました。
諧暢楼のお部屋や館内、
周辺観光の様子をご覧ください。
諧暢楼へのアクセス
東京駅から上越新幹線あさまに乗り、
高崎駅まで約1時間。

あさまの停車駅、ご興味あればどうぞ。
高崎駅からは
伊香保ライナーというバスに乗り、
終点・伊香保案内所まで行きます。

この日の伊香保ライナーの乗車率は
2、3割といったところでしょうか。

1列3席なので広々しており、
静かな車内です。
運転手さんの丁寧な案内、アナウンスで
さわやかに伊香保へ向かいます。

水沢観音、水沢うどん街を過ぎ、
伊香保温泉に入ります。
バスの車窓から。
1時間ほどバスに揺られ
終点・伊香保案内所へ。
ここからは徒歩で向かいます。

坂を上っていく感じです。

諧暢楼へチェックイン
諧暢楼の住所は、
〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保香湯5−4
諧暢楼の看板が見えてきました。
バス停から2、3分です。

ここでお宿の方が
待っていてくれました。
事前に伊香保ライナーに乗っていくと
お伝えしていたからかもしれません。

落ちついた雰囲気の細い通路、
お忍び感があります。

カードキーで解錠し、中に入るしくみで、
宿泊者だけが入れるようになっています。

諧暢楼にはフロント・ロビーなどはなく、
直接、お部屋へ案内していただきました。

お部屋でゆったりチェックインできるのは
うれしいですね。
移動の後にすぐお部屋に入れると
ほっと落ち着きます。
諧暢楼のお部屋は
8室のみ、
昔は貴賓室として使われていたお部屋を
15年前に改修されたとのこと。
なお年齢制限があり、
20歳未満の方は泊まれない、大人の宿です。
今回泊まるお部屋は
1階の三のお部屋。

行燈の上面に
さいころの3の模様が入っていました。
お部屋に入ってみます。

一歩お部屋に足を踏み入れると、
広がる和の世界。

チェックインの
ウェルカムドリンク&スイーツ。
シャンパンと和三盆をいただきます。

大人のおもてなし、ですね。
ちなみに
ノンアルコールの飲みものも選べます。

夕食のお酒、
コーディネートをご希望でしたら、
先にお申し付けください、
とメニュー表の案内も。

本館・福一の館内、
石段街など周辺観光も案内していただきました。


翌日の精算、チェックアウトも
お部屋で、でした。
客室|三の部屋(庭園露天風呂付ツインベッド和洋室)
諧暢楼にはお部屋が4タイプあり、
全8室に露天風呂が付いています。
今回泊まったお部屋は
庭園露天風呂付ツインベッド和洋室。
ルームツアー動画がありますので、
どうぞ。
では改めて、
お部屋の様子を見ていきます。
和室・ベッドルーム・洋室
お部屋に入ると、まず和室。
奥の庭園の緑が飛び込んできます。

15畳の広さ、床の間にも
惜しげもなく空間を使っており、
大人の余白、余裕を
感じさせてくれます。

ひじ掛けのある座椅子で
なんだかちょっとお殿様気分です。

広々としたお座敷で寝転がってみたり、
気持ちいいですね。
画像がないのですが、
窓の外の光をさえぎってくれるのは、
カーテン、ブラインドではなく、
障子・ふすま。
普段はしない、
障子やふすまを引く、
という動きをしていると、
心が静かになります。
メーカーから提供という
クリームと洗顔フォームの試供品。

アマゾンで調べたら、
けっこう高価な化粧品でびっくりしました。
▶ロイヤル化粧品 ロイヤルハーブ EXクリーム
知らずに使いましたが、
お肌にやさしい使い心地でした。
お隣のお部屋は、ベッドルーム。

畳のお部屋で、ベッド。
和と洋のいいところを
融合させているスタイルです。

マットレスはしっかりした寝心地で
体をしっかり受け止めてくれました。
快眠セラピストが厳選している、
というのも納得の寝心地でした。
洋間もあります。

和室もとても素敵なのですが、
メイクや作業をするには
やっぱり洋間は便利です。
もちろん洋間からの庭園の景色も
素敵です。

洋間から客室露天風呂に出られるため、
バスタオルやバスローブが用意されていました。

気が向いたらすぐ、温泉につかれる幸せ。
その入り口です。
客室露天風呂
洋間から客室露天風呂へ入ります。

伊香保温泉には
源泉が2つあり、
諧暢楼の客室露天風呂に
引き込まれているのは、白銀の湯。

無色透明のお湯ですが、
湯の花が浮いていることもある、
と案内がありました。

古くからの温泉・黄金の湯は
本館・福一の大浴場で楽しめます。
諧暢楼の宿泊客は、
福一の大浴場も利用できます。
このお部屋には
庭園が付いているので、
自分たちだけための庭園を
眺めながらの湯浴み。

開放感がありつつ、
プライベートも保たれているのが
うれしいです。
41℃設定にしてある、
とのことでしたが、
ややぬるめに感じたので、
1℃あげてもらいました。
湯舟の大きさは二人で入るのは
ちょっと難しい感じでしたね。
シャワーもあり、
ここですべてを済ませられます。

バスアメニティは
ミキモトが用意されています。

夜は夜で、自然も寝静まった中で、
じっくり湯につかるのも幸せな時間でした。

テラスと庭園
露天風呂のお隣は
テラスになっています。
晴天ではなかったのですが、
水を含んだ瑞々しい緑を楽しめました。

夕食をいただきすぎたせいか
翌朝は4:30に目が覚めました。
もう明るくなっていましたので、
テラスのチェアーに腰掛け、
ただお庭を見たり、
物思いにふけっていました。

庭園には降りられるようになっており、
飛び石を渡って奥に入れます。

空を覆うような庭園の木々。
自然に身をゆだねる時間になりました。

お部屋のお庭には
つくばいもあります。

お庭からのお部屋も、また美しい景色です。

洗面・アメニティ
室内に戻りまして、洗面所へ。
ツーボウルなので、
譲り合いをせずにすみます。

アメニティはこちら。

スキンケアのパウチが一式
用意されていました。

ドライヤーが2台あるのは珍しいですね。

パナソニックと絹女。

そういえば内風呂もありました。
内風呂は温泉ではありません。
こちらは和室のクローゼットの中。
浴衣と小さなバッグが置いてあります。


諧暢楼のロゴ入りバッグは
館内持ち歩きにちょうどいい形、大きさ。

このバッグは持ち帰ることができます。
クローゼットの内側には
温泉成分表の掲示がありました。

浴衣は着心地がいい、遠州木綿です。


「お休みになるときは
作務衣がよろしいですか」
とお尋ねがありましたので、
お願いしました。
夕食から部屋に帰ると、
玄関に用意していただいていました。

やはり上下分かれのセパレートタイプが
寝るときは落ち着きます。
作務衣も館内着として使えます。
ミニバー
玄関の向こう側に、ミニバーがあります。

不思議な所にあるなと思いましたが、
日本旅館では普通のことなのでしょうか。
冷蔵庫の中の飲み物は無料です。

茶器の棚の、柔らかく美しい光。

こういうところにも気が配られていて
とても気分よく過ごせます。

コーヒーやお茶。

緑茶の茶葉とほうじ茶。

ほうじ茶はパックになっていて
こまやかな心配りを感じます。
ほんのり甘みがあって、
朝、テラスで楽しんでいました。

香りも優しく、
とても満ち足りた朝になりました。
諧暢楼の料金
今回のプランは「旬撰百花」。
特選素材を使ったお料理が、
一品プラスされるプランです。

1泊2日で
一人あたり82,170円、
300円の入湯税も加わり、
二人で164,640円でした。
夕食の際の飲み物代も
載っています。
諧暢楼のお食事の様子は
別記事にてご紹介します。
本館・福一の館内
本館・福一の1階、2階が
諧暢楼です。
せっかくなので
本館・福一の様子も見に行くことにします。

8階からの景色。
伊香保がけっこう高い所にあることが
わかる景色ですね。

諧暢楼のお客さんとは
お顔を合わせることがなかったので、
どんなお客さんだったのか
わからなかったのですが、
本館・福一のお客さんは、
小さいお子さんがいる家族連れ、3世代、
若いカップル、ご年配のご夫婦、
どんな層のお客さんも
いらっしゃるように見えました。
ロビーラウンジ
とっても広いロビーラウンジ。

おかきやマドレーヌなど
ちょっとつまめるお菓子や
コーヒーなどが用意されていました。


LOVOT?

本館・福一では、正社員こむぎと
パート社員うどんが働いています。


とってもかわいいので
何度も来て、戯れてしまいました。
あまりのかわいさに、
思わずLOVOTを買おうかと思いましたが、
なかなか
お値段がするものなのですね。
▶LOVOTの価格
ショップ
諧暢楼にはショップはありませんが
本館・福一には、
品揃え豊富なショップがあります。

福一花まめ。

試食をいただき、大きいので食べ応えがあり、
ほどよい甘さでおみやげによさそう。
讃岐・稲庭と並ぶ、日本三大うどんの一つ、
水沢うどん。

ぐんまちゃんお菓子もあります。

諧暢楼の料理長監修カレーは
朝食でも登場しました。

諧暢楼・特製バージンオイルは
お刺身とも相性ばっちりでした。

その他、地域の名物がずらりと並んでいました。
アメニティバイキング
本館・福一には、
アメニティバイキングなるものがあります。

アメニティがフロント付近に
並んである光景は、
ほかのホテルで
見かけたことがありますが、
こんなに種類や数が豊富に置いてあるのに
びっくりしました。
雪肌精のパウチもあり、
テンションが上がります。

スカイカフェ&ライブラリールーエ
諧暢楼をチェックアウト後、
観光しても、帰りの伊香保ライナーまで、
まだ時間があり
持て余してしまいました。
なので本館・福一に戻ります。

気軽にのんびり過ごせそうな
ラウンジを発見。
スカイカフェ&ライブラリールーエ。

コミックがずらりと並んでいます。

伊香保は、
頭文字(イニシャル)Dの聖地のようで、
もちろんコミックが並んでいました。

コーヒーなどの飲み物も用意されており、
バスの時間まで、ここでゆっくり過ごしました。

そういえば、エレベーターのそばに
卓球台もありました。

熱戦が繰り広げられているのを
見かけました。
いにしえの温泉宿の情緒を感じます。
諧暢楼から徒歩で行ける周辺観光
諧暢楼から歩いて行ける範囲で
観光をしましたので、その様子をどうぞ。
石段街
伊香保と言えば
あの石段を真っ先に思い浮かべます。
365段ある石段ですが、
本館・福一からは、
300段目のところに
直接出られる通路があります。

下から登らなくていいので
とてもありがたい存在です。

本館・福一通路から出ると
伊香保神社までは近いです。

よく見ると石段には、
段数が表示されています。

全部で365段ありますので、
自分の誕生日の段を見つけるのも
伊香保の石段の楽しみ方です。
懐かしい感じの商店が並んでいて、
ほっこり。

射的などもあり、
昔からの温泉街の面影を残していて
ノスタルジックな気持ちになりました。

観光客は、
わりと若いカップルも多い印象でした。
出ました、温泉むすめ。
自販機には伊香保葉凪(はな)ちゃん。

15:30すぎでしたが、
温泉饅頭は売り切れてる店も多かったです。

伊香保温泉は、温泉まんじゅう発祥の地として
知られています。
伊香保の茶褐色の湯を
イメージした黒糖生地は、
現在の温泉まんじゅうの
原型になったとも。
伊香保神社
365段の石段街を上りきった先に建つ、
伊香保神社。

古くから温泉の守護神として
温泉街を見守るようにたたずんでいます。

温泉街の、こじんまりとした神社でお参り、
なんだかほのぼのします。


河鹿橋
石段街はお店が並んでおり、
観光客も多いですし、
ヒールで来てしまったため
石段を登り下りたくないので、
チェックイン時に教えていただいた
河鹿橋へ。

河鹿橋は
諧暢楼からは歩いて10分ほどです。
河鹿橋の先には
露天風呂や飲泉所もあります。

遠い昔に迷い込んだようなたたずまいの
お店を通り過ぎていきます。

途中、
鮎の塩焼きを食べさせてくれる店も。

軒先で炙られている鮎のビジュアルに
心ひかれますが、
諧暢楼の夕食が楽しみなので
我慢、我慢。
涼しげな川のせせらぎを聴きながら
河鹿橋に着きました。
石段街に比べれば
それほど人は多くありません。

この日、ちょっと曇り模様で、
湿った空気だったのですが、
それがよかったのか、
緑に赤い橋が映えていました。

紅葉の名所として知られてますが、
新緑の季節もまた趣があります。
夜はライトアップされているそうですが、
夕食後は寝てしまい、見られず残念。
訪れてみると朱色がとても鮮やか。
それもそのはず。
老朽化に伴う改修工事が行われ、
2026年にリニューアルされたばかり。
あとで知ったのですが、
千と千尋の神隠しに登場する、
赤い橋のモデルともいわれているのだとか。
伊香保ロープウェイ
チェックアウト後、
伊香保ロープウェイに乗ってみました。

諧暢楼から歩いて5分ほどで
ふもと側の乗り場、
不如帰(ほととぎす)駅に着きました。

温泉街と標高955mの見晴駅を
約4分で結ぶ伊香保ロープウェイ。
昭和37年開業の
歴史あるロープウェイです。
それほど
混んでいるわけでもないのですが、
15分おきの運行のため、
それなりの人数になります。

私たちが乗ったときは
12、3人がボックスに乗る感じでした。

乗っている間は、
温泉むすめ・伊香保葉凪ちゃんの
観光案内が流れます。
山頂・見晴駅に着きました。


山頂には上ノ山公園があり、
散策もできるようですが、
私はヒールで来てしまったため
散策は断念。

展望台・ときめきデッキに行ってみます。

山頂の展望台からは
赤城山や谷川岳などの山並みを一望でき、
伊香保温泉の街並みを
見下ろすこともできる…はずなのですが、
この日は曇っていたため
あまり遠くは見渡せませんでした。

ときめきデッキには、鐘もありました。

山頂・見晴駅では温泉むすめ、
伊香保葉凪ちゃんのスタンプも押せます。

黒船屋
ロープウェーを降り、
伊香保ライナーの乗車まで、
まだまだ時間があるので
ちょっとお茶でも。
石段街方面に戻ります。
途中、歴史を感じさせる、趣のある宿も。

古くからの温泉街ということを
感じさせてくれます。
黒船屋というお店で
コーヒーをいただきます。


夫はちょっと小腹がすいたようで
おすすめの焼き芋パンをいただきました。

本当に見た目が焼き芋で、
割って見てもやっぱり焼き芋のようでした。

店内の写真はないですが、
ラジカセが置いてあったりしてレトロな雰囲気。
そうこうしていると、
帰りの伊香保ライナーの出発時間になりました。
石段街口・出発だったため
それほどの距離はないのですが、
諧暢楼から素敵な車で
バス停まで送ってもらいました。


ぐんまちゃん、また来ます。

高崎駅から新幹線あさまに乗り、
東京まで帰ります。

以上、諧暢楼のお部屋と館内、
周辺を観光した様子をお届けしました。
諧暢楼の美しい和の空間に、
ただリラックスするだけとは違う、
心がすっと整う感覚がありました。
もう少しにぎやかな雰囲気は
本館・福一や石段街で味わえ、
静けさも、にぎわいも、
どちらも楽しめる滞在でした。
諧暢楼のお食事には
静かな驚きがありました。
その様子も別記事でお伝えします。
読んでいただき
ありがとうございました。
