2026年8月10~12日の2泊3日で
山口・長門温泉に行ってきました。
1泊目は、
大谷山荘 別邸音信(おとずれ)。
13歳以上の年齢制限が
設けられた宿で、
館内ではしっとり
落ち着いた時間が流れていました。
おかげさまで、ゆっくりとした
大人の夏休みを過ごすことができました。
別邸音信のお部屋、館内の様子を
写真をたっぷり使ってお伝えします。
別邸音信へのアクセス・チェックイン
東京・羽田から1時間半ほど、
山口宇部空港に着きました。

ふぐのお出迎えを受けます。

空港でレンタカーを借り、
走らせること1時間ちょっと。
別邸音信に着きました。

山あいに入っていくわりには
意外とアクセスがいいですね。
電車の場合は、
JR美祢(みね)線・長門湯本駅が
最寄りの駅です。
徒歩で15分ほどですが、
無料送迎もあります。
優雅な門がまえに
のんびりとした滞在を期待します。

こちらは大谷山荘。
本館という立ち位置でしょうか。

別邸音信と連絡通路を通って
行き来できます。
音信川沿いに立つ、風格。

車を預け、別邸音信に入ると、
まず茶室・一峰庵に案内していただきました。


ここでまず一息。
別世界に
足を踏み入れた感じがして、
気持ちがゆったりモードに
切り替わっていきます。

お着きの涼しげなお茶菓子、ひさご。
お抹茶と一緒にいただきます。


和服の女性スタッフの
上品な立ち振る舞いに、
優しさを感じ、ほっとします。
別邸音信のチェックインは14:00開始、
チェックアウトは11:00まで。
前もってお願いしておけば
チェックアウトを12:00まで延長できるそう。
追加料金は客室タイプによって
違います。
お菓子とお抹茶をいただき終わり、
お部屋に案内していただきます。
チェックインはお部屋で、でした。
Aタイプのお部屋|山景を望むテラスと、源泉かけ流しの露天風呂
廊下は天井が高く、
床は畳が敷いてあります。

メゾネットタイプのお部屋もあるため
天井が高くなっており、
別邸音信の3階は
お隣の大谷山荘の5階と同じ高さとのこと。
鈴虫の声が流れており、
涼しさを運んでくれます。
別邸音信のお部屋は、
全部で18室。
全室に露天風呂付きで
7タイプのお部屋があります。

今回のお部屋は、301。
客室タイプはAで、
テラスのゆったりしたソファーに
魅かれ、選びました。

まずはルームツアー動画をどうぞ。
入ってすぐ、日本美に出会います。
心が静かになっていきました。

リビング・ミニバー
まずはリビングから。

視線を上げると、素敵なライト。

独特なデザインなのに
お部屋によくなじんでいて、
別邸音信のセンスを感じます。
欄間デザインにも、大人の遊び心。

テーブルには
お茶菓子の外郎(ういろう)です。

大谷山荘オリジナルのパッケージで
ほんのり上品な甘さでした。
山口の外郎は
わらび粉を使用しているとのこと。
ぷるぷるとした食感が
おもしろいですね。
床の間の横のクローゼットには
浴衣とパジャマがありました。

浴衣が館内着になっているので
館内もお食事も浴衣で。


一列にあしらった模様が
素敵だと思いました。

浴衣のほかにパジャマがあるのは、
ありがたいですね。
上下分かれのセパレートタイプです。

浴衣だと寝ているといつのまにか、
はだけてしまっていますので。
巾着袋もクローゼットにありました。

これに部屋の鍵やスマホを入れて
館内をうろうろしていました。
裏地に別柄の布を使っているのも
素敵です。
こちらはソファースペース。

天井の照明部分がくりぬいてあり、
優しい光が降り注いでいました。
あるとうれしくなる、マッサージチェア。

お風呂上がりのほてった体をさましながら、
リラックスタイムを過ごしました。
立派なミニバーもあります。

何があるのかとワクワクします。
ネスプレッソのほか
別邸音信オリジナルのドリップコーヒーも。


シンクもあって
お水は飲めるようになっています。

そして冷蔵庫の中を見てみましょう。

ミネラルウォーターのボトルが4本。
温泉を上がった後も安心の量。

上段には、ご当地・萩の夏みかんジュレ。

飲みものもバラエティがあってうれしいですね。

小さいサイズのビール、
アサヒスーパードライ、
ヱビス、一番搾り。
大きすぎず、小さすぎず、
お風呂上りにちょうどいい量。
大きいのを飲んでしまうと、
夕食に差し支えますので。
お茶もありました。

ミニバーのライトも
おもしろいですね。

落ち着きを感じさせる、
おしゃれなデザインです。
ベッドルーム・テラス
ソファールームの奥は
ベッドルームです。

奥まっているので
寝るのには落ち着く配置です。

壁に包まれているので、
やや冷房を強めにしないと
涼しくなりませんでしたが。
この部屋にする決め手になった、
テラスに出てみます。

半円のソファーの向こうには
山々の緑が広がります。
大谷山荘のほうが高さがあるため
景色がいいとのことですが、
このお部屋も
比較的、景観がいいそう。
チェアーも置いてあります。

テラスから見下ろすと、
端正な屋根と水盤の景色。

贅沢なロケーションです。
入り口の門は、こちらから見ても
風情がありました。

朝5時半に目が覚めたので
テラスで過ごしていました。

早く目覚めた甲斐がある、
ピンク色の世界。
テラスで朝の涼しい風に吹かれていると
心も体も穏やかになりました。
露天風呂にお湯が注がれる音も
心地いいです。
洗面・アメニティ
水回りのほうに行ってみます。
まずは洗面所。

ツーボウルの、余裕のある空間。
椅子が用意されているのも
ありがたい心づかい。
メンズのスキンケアも充実していました。

タルゴとコラボした
スキンケアミニボトル。

音信のロゴがかわいいですね。

乳液だけ使ってみたのですが、
しっかり保湿してくれていました。
そのお隣には、
洗顔用こんにゃく生シート。

こちらもパッケージに音信の文字。
露天風呂付きの客室のみの
レアアイテムです。
木箱には
アメニティが入っていました。

ドライヤーはパナソニックの
今どきの形のもの。

タオル、バスタオル、バスローブも
たっぷり用意されています。

充実した温泉ライフを楽しめます。
洗面所からシャワールームへ出てみます。

洗面器はおいていない宿もありますが、
あるとやっぱり便利です。

客室露天風呂
そして待望の露天風呂。

本来、埋め込み式の浴槽が好きなのですが、
この浴槽はよかったですね。

浴槽の石材の肌触りが
マットな感じのなめらかさで心地よく、
ずっと触っていたくなります。
お湯はちょっとぬるっとした感じで
お肌に残ってくれる質感でした。
湯が注がれる音に重なる
鳥の声や蝉しぐれ。
大浴場は循環ろ過式ですが、
客室露天風呂は源泉掛け流し。
露天風呂のデザインや材質は
お部屋ごとに違うそうです。
ちなみにお手洗いは、2室用意されています。

それぞれ自分専用のトイレになりますので、
気づかいせずに済み、安心です。

そういえば
奥伊香保の諧暢楼もそうでした。

別邸音信 館内
お部屋に案内していただく途中に
少し館内も説明いただいていました。
その時から、
ぜひじっくり館内を見て回りたい、
と浮き立っていました。

エントランス・ホール
門から入って水盤を横に通り過ぎ、
建物に入っていきます。

ここで靴を脱ぎます。
床を踏む感覚が心地よいです。
入り口から入ると広がる、
オープンエアのホール。

この景色に出会いたくて
別邸音信にやってきました。
客室数が少なく、
お客さんの数も限られているせいか、
いつ来ても静かに過ごせました。
お部屋もいいのですが、
ここでのんびりするのもいいですね。

天井も傘のようになって印象的で、
照明は蛍がいる虫かごのよう。

フロント・ロビー
エントランスホールから
中に入っていきます。
こちらはフロント。

フロントのそばのロビーも
ゆったり空間を取ってあって、
ソファーもたくさん置かれており、
気がねなく過ごせます。


ライブラリー|おとずれ文庫
さらに進むとライブラリー、
おとずれ文庫に着きます。

動画もどうぞ。
美術館のような、静謐な空間。

贅沢にとった高い天井。
窓から差し込む
やわらかい光が気持ちいいです。

宿のライブラリーとは思えない、
圧巻の蔵書量。

しっかり読みたい人のために、
図書館のような読書スペースも。

ライブラリーには、美術や工芸、日本文化、
山口・長門にまつわる本が並びます。
金子みすゞは
長門・仙崎ゆかりの童謡詩人。

ライブラリーにも
関連本が並んでいました。
本のほかに、DVD・CDも
たくさん用意してありました。

お部屋で楽しむことができます。
The Bar OTOZURE
別邸音信には、バーもあります。

入ってすぐのスペースには、
セルフサービスで楽しめる
コーヒー・紅茶が用意されていました。

暖炉もあったので、
冬は炎のゆらめきも楽しめるのかも。

16:30~18:30まで
お酒やソフトドリンクなどの
フリードリンクをいただけるとのこと。

もちろん、いただきます。

カウンターへ進むと
目線の高さに広がる水盤。

この日は心地よい風が吹いており
葉っぱの緑がキラキラ光っていました。
スパークリングワインを
いただくことにしました。

おつまみには、仙崎かまぼこ。

翌日立ち寄った
センザキッチンでも見かけました。
ちょっとしたおつまみも
地元のものだとうれしくなります。
センザキッチンについては、
観光記事で紹介します。
▶
ソファー席もあり、
ゆったり身をゆだねるのもいいですね。

初めて来たのに「おかえりなさい」感があり、
懐の深さを感じます。
ベテランバーテンダーさんの
安心感もあり、
背筋を伸ばして、というより、
のんびりくつろいで過ごせる場所です。
ガラスのセラーには、ボトルがずらり。
庫内は19℃に保たれているとのこと。

ガンツウのバーで飲んだ
「桜尾」の姿も見えました。
ガンツウのバーはこちらからどうぞ。

ギャラリー・ショップ
ギャラリーとショップもあります。

ギャラリーとショップが
ゆるやかにつながっていて、
並んだ品々はすべて
アートだと感じました。
萩焼も多数、並んでいました。

気軽に旅みやげ、
というお値段ではありませんが、
この土地ならではの工芸に
宿の中で触れられるのも、別邸音信ならでは。

本物を間近で見る、
いい機会になりました。
山口といえば、獺祭。

置かれていたのは、
獺祭の中でも最高峰に位置する
「磨き その先へ」。
並ぶ品々に
別邸音信らしい格の高さを感じます。
お食事の際にいただける
お酒やお米も置いてありました。


日本酒・音信も佐々並九郎米も
別邸音信のお食事でいただきました。
お食事の様子は、別記事でご紹介します。
▶
大谷山荘にもショップがあり
そちらも利用できるとのこと。
大浴場
大浴場にも行ってきました。

朝7:30くらいに行くと
朝食の時間だったせいか、
どなたもいらっしゃらず、
ひとりじめ、貸し切り状態です。

全室、露天風呂付きなので
それほど混まないのかもしれません。
入ってみるまで
知らなかったのですが、
露天風呂のほか、
寝湯、岩盤浴、水風呂もありました。

浴槽の石の材質が
なめらかな絹のような肌触り。
こちらは温泉成分表です。

やはり手足を存分に伸ばせる
大浴場は心も広がる感じがします。
別邸音信に滞在すると、
大谷山荘の大浴場やサウナも利用できます。
大浴場からはフィットネスジムに
直接行けるようになっており、
大浴場のお隣には
スパ otozureもあります。

以上、山口・長門の別邸音信の
お部屋と館内の様子をご紹介しました。
古きよき日本旅館の面影を残し
重厚だけど重すぎず、
洗練されたモダンを感じさせてくれる、
別邸音信のしつらえ。
客室だけでなく
館内も心落ち着く空間で、
時間の流れがスローになり、
そこに身を置きたくなる引力があります。
次回の滞在では連泊して
日中も別邸音信を満喫できたら、と思います。
別邸音信のお食事の様子も
別記事にてご紹介します。
▶
読んでいただき
ありがとうございました。
