湯河原の名宿「阿しか里」館内を徹底レポ|日本美と癒しの時間【湯河原・修善寺④】

関東

2025年8月12日〜13日、
夫婦ふたりで

湯河原の名宿
阿しか里に宿泊しました。

最上級スイート
「葛城」のお部屋でのんびり過ごし、

目にも美しい
丁寧なお料理をいただきました。

館内
ゆっくり歩いてみると、

その空間にまた、
日本の美しさを感じました

数寄屋造りの廊下に
たたずむ花の姿や、

湯上がりに
ほっと息をつける場所。

日常をすこし離れて、
時間がゆるやかに流れていくのを感じます。

今回はそんな
阿しか里の館内の様子を、

どうしてもお伝えしたくなり、
写真とともにご紹介します。

「阿しか里」
という宿の世界観を、

きっともっと
好きになると思います。

スポンサーリンク

阿しか里|玄関

タクシーを降りて
この阿しか里の玄関を見た瞬間から

日常を離れた
心地よい滞在になると予感しました。

阿しか里の石畳を踏みしめて、
和空間に入っていきます。

さりげなく活けられた草花
そっと迎えてくれて、

チェックインする前から
おもてなししてくれました。

すでに玄関で
阿しか里の世界観に入り込んでしまいました。

美しさと心地よさを
ミニマムに計算されている上質な空間です。

これは苔でしょうか。

阿しか里の玄関は
圧倒的な日本美と、

それでいて
リラックスも感じさせてくれます。

スポンサーリンク

阿しか里|フロント・ロビー

玄関で靴を脱ぎ、
ロビーでチェックインです。

阿しか里のロビーは
木のぬくもりに包まれた静かな空間です。



大きな窓からの
庭の緑を間近に感じながら、

チェックインの時間さえ
癒しに変わります。

宿泊中、ロビーでは
お茶、コーヒー、アイスがいただけます。

食後のコーヒーも
こちらでいただけます。

カップに入れて
お部屋に持ち帰りも可能です。

コーヒーや紅茶用に
牛乳豆乳も用意してありました。

冷凍庫にアイスバーが。

私は
夕食をいただけなかったため

翌朝、
ちょっとお腹がすいたので、

朝6時からロビーへきて
抹茶アイスをいただきました。

朝からアイス、
おいしかったです。

私がほとんどいただけなかった
阿しか里の夕食の様子

こちらからどうぞ。

阿しか里の夕食と朝食|彩り豊かな懐石料理とおもてなしの心【湯河原・修善寺③】
阿しか里の夕食と朝食をご紹介。旬の食材を生かした美しい懐石料理と、体調を気遣うスタッフの心づかい。味だけでなくおもてなしまで堪能できる宿です。

ロビーには
新聞雑誌、本も置いてあるので、

のんびりしながら
ページをめくるのもいいですね。

阿しか里では
館内のいたるところで

美しいお花
目を楽しませてくれます。

こちらはフロント

チェックアウト時の
精算はフロントで。

フロントにあったこれは
何でしょう?

これは、
日本各地の宿泊施設の中から

「上質な宿泊体験を提供する施設」
として選ばれた証です。

Japan Brand Collection
全国の一流店や施設を紹介する

高級情報誌シリーズで、
その中の「旅館・ホテルTOP100」に

阿しか里が選出された、
ということを示しています。

日本を代表する上質な宿のひとつ
として認められた証し ですね。

こちらは
「ウェルカムベビーのお宿」認定証

赤ちゃん小さなお子さん連れの家族が
安心して泊まれる宿として、

ミキハウス子育て総研が
認定した証です。

ベビーベッドや
オムツ用ゴミ箱などの備品、

離乳食対応、
スタッフのサポート体制など、

一定の基準を満たした宿だけが
認定されます。

大人の癒し旅にも
家族旅行にも、

安心して選べる宿
だと感じました。

スポンサーリンク

阿しか里|大浴場

実は私は
体調不良のため、

大浴場を利用していないのですが、
夫が行ってきました。

どなたもいらっしゃいませんでしたので
その様子を収めてきました。

大浴場|高嶺

大浴場のご紹介は
まず高嶺から。

24:00~24:30に
清掃が入り、

そのタイミングで
男女が入れ替えになり、二つの趣を楽しめます。

その清掃時間以外は
大浴場を利用できます。

ほぼ一日中、
大浴場を楽しめますね。

脱衣場の様子。

小さなお庭が隣接しており、
脱衣所も落ち着きのあるたたずまい。

自然の借景に
身も心もくつろげます。

箱根外輪山を望み、開放感があります。

こちらは洗い場。

仕切りがあって
隣に気を遣わなくてすみますね。

大浴場はとても広い、
というわけではないですが、

また客室のお風呂とは違う
開放感がありますね。

大浴場|草枕

ではもう一つの大浴場、
草枕もご紹介します。

脱衣スペース。

大浴場もアメニティ
充実しています。

客室にもあった
ミキモトのスキンケア製品。

草枕は
湯船の隣にお庭があります。

たっぷりの温泉が
体を包んでくれます。

温泉の成分表

源泉名:湯河原温泉 混合泉

阿しか里のお湯は、
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

無色透明でクセがなく、
肌にやさしい湯あたりです。

源泉は61.7℃と高温ですが、
湯船では42℃前後に調整されていて、

熱すぎず
心地よい湯加減。

神経痛・筋肉痛・関節痛・
冷え性・疲労回復
などに効果があるとされ、

旅の疲れを
やさしく癒してくれます。

湯河原の自然に抱かれながら、
心身ともにリセットされるひとときが過ごせます。

いろいろ言いましたが
私は今回大浴場に行けていないので、

次回阿しか里に行くときは
大浴場も楽しみたいと思います。

阿しか里の最上級のお部屋
葛城の客室露天風呂はこちらからどうぞ。

懐石旅庵 阿しか里「葛城」宿泊記|最上級スイートで過ごす贅沢なひととき【湯河原・修善寺②】
2025年8月12日、夫とふたりで湯河原「懐石旅庵 阿しか里(あしかり)」に宿泊しました。翌日は、修善寺「arcana izu」へ向かう2泊3日の旅のスタートです。この日の宿泊は、阿しか里の中でも最上級のお部屋「葛城」。約100㎡の広さと壁...
スポンサーリンク

阿しか里|湯上りどころ

大浴場の出てすぐのところに
湯上りどころがあります。

お庭に面したところに
テーブルとチェアーが置かれています。

窓いっぱいに広がる庭園。

池には
が泳いでおり、

どこまでも
美意識が行き届いています。

なぜか撮ろうとすると
鯉が出てきてくれません。

その他
ベンチにも座れます。

湯上りどころには
冷凍庫冷蔵庫があります。

何が入っているのでしょうか?

冷凍庫には、一口アイス

これくらい小さいアイスだと
手に取りやすいですね。

そしてこちらは冷蔵庫。

飲み物が入っています。

ピクニック3種、
アサヒスーパードライ、
ヤクルト、
麦茶、
やさいとりんご、
ジンジャーエール。

お子様から大人まで
楽しめる品揃え。

各種
取り揃えてあります。

この静けさに
阿しか里の美意識を感じます。

スポンサーリンク

阿しか里|ショップ

食事処の通路を挟んで向かいに
阿しか里のショップがあります。

見ていきましょう。

お菓子・甘味

阿しか里まんじゅう(温泉まんじゅう・700円)

くす玉(1,100円)
みかん最中(1,200円)

和生モンブラン(270円)

生チョコサブレ(1枚195円/4枚入780円)

時雨 風呂敷(870円)

みかん・柑橘系商品

湯河原といえば
温泉ともうひとつ、

みかんの名産地
としても知られています。

おみやげ処には、
ゼリーやジュースなど

「みかん」
を使った品がずらり。

旅の思い出と一緒に、
湯河原の味わいを持ち帰るのもおすすめです。

みかんゼリー(350円)は、
客室の冷蔵庫にもありました。

みかんジュース(1,100円)

みかんジャム(740円)

柚子ハチミツ(1,130円)

フルーツグミ
(黒糖ゴマ風味・柑橘・赤しそ など/280円)

みかんコーナーの一角。

ご飯のお供・乾物

揚げ餅「SENBEI Time」各種
(プレーン、黒糖、唐がらし、しょうゆ味など)

一口ホタテ(800円)
削りかまぼこ(500円)

烏賊昆布ふりかけ(1,350円)
こんにゃく木くらげ(700円)

こんにゃく木くらげは
予約特典として、
おみやげにもなっていました。

工芸品・雑貨

スリッパ(L 3,000円/M 2,500円)

有田焼タンブラー(5,940円)

伝統柄コースター(3,520円)

コースターは
チェックインの際に使われていて、

「これはいい!」と思い、
お土産に買って帰りました。

多久箸(1,100円)

陶器類(湯のみ・カップ・小鉢など)

箸置き(各330円)

排水溝カバー(桜型/2,200円)

「匠の技」つめきり(2,200円)

この爪切りは
客室にも置いてありました。

香り・リラックス

丹碧香(3,500円)

香立て いろ葉
硝子香立て(2,000円)
芳輪 堀川/白川(1,100円)
誰が袖 みやこ(1,100円)

木蓮 ディフューザー(3,600円)
伽羅 ディフューザー

コスメ

客室や大浴場に鎮座していた
MIKIMOTO コスメシリーズ。

ショップでも販売しています。

トリートメント(3,200円)
シャンプー(3,200円)
ボディウォッシュ(3,200円)
メイク落としオイル(3,200円)

フェイスパックタオル
(歌舞伎柄・動物柄など/770円)

コラーゲンボディタオル(800円)

コンパクトなショップですが、
湯河原らしい品や手土産が並びます。

旅の思い出を、そっと持ち帰るのに
ちょうどいいセレクトです。

スポンサーリンク

阿しか里|廊下

阿しか里の廊下まで
ご紹介してしまいます。

丘陵に沿った館内は、
歩くたびに景色が変わります。



障子越しの光や調度に
目を留めながら、

阿しか里の館内を
そぞろ歩き。

館内のいたるところに
お花が飾ってあり、

通るたびにその美しさに
足を止めてしまいます。

阿しか里の廊下を歩いていると、
どこかほっとする静けさに包まれます。

木の質感や障子越しのやわらかな光、
そして庭の緑とつながる開放感。

豪華さよりも
「さりげない美」を大切にする、

数寄屋造りならではのしつらえに、
歩くたびに気持ちが整います。

ただ丘に沿って建物が建っているため、
階段は多めです。

階段が気になる方は
お部屋の位置にもよると思うので、

一度、
ご相談されるといいと思います。

こちらは紫陽花スパ。

残念ながら、
スパ体験はしなかったですが、
これもまた次回。

メニュー
かなり充実しているようです。

喫煙室。

全館禁煙なので、
喫煙はこちらで。

そういえば阿しか里には
玄 箱根強羅
箱根強羅 白檀
のパンフレットが置いてあり、

同じ系列とのこと。

箱根もいいですね。

スポンサーリンク

終わりに|阿しか里で感じたやわらかな余白

以上、
阿しか里の館内の様子をお伝えしました。

客室やお料理も
上質なお宿ですが、

館内いたるところでも
和の美しさを表現しています。

客室・お料理・温泉──
そのすべてが調和して、
忘れられない滞在となりました。

館内を歩くだけでも、
穏やかな時間に包まれる阿しか里。

大人のための
静かなご褒美旅に。

桜の季節、紅葉の季節は
特に予約が争奪戦になるとのこと。

とはいえ、
どの季節も大人気かと思いますので、
ぜひ希望の日程が埋まる前に。
一休.comで確認する

阿しか里のある
湯河原を後にして、

2泊目の宿・修善寺のオーベルジュ
アルカナイズへ向かいます。

そのアクセスの様子や、
アルカナイズについても
詳しくご紹介したいと思います。

読んでいただき
ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました