2025年11月1日~3日の2泊3日で、
瀬戸内海を周遊するガンツウに乗ってきました。
ガンツウの旅行料金は、
初めて見ると驚かれる方も多いかもしれません。
ガンツウは代金に
食事や飲み物、アクティビティなどの料金が、
すべて含まれている
オールインクルーシブの料金形態です。
追加料金を気にせず、旅を楽しめるのが
ガンツウの魅力の一つ。
では、その代金に見合う
旅行内容なのでしょうか。
この記事では
ガンツウのオールインクルーシブに、
含まれるもの、含まれないものを
分かりやすくご紹介していきます。
今回のガンツウの旅行代金
予約時のガンツウからの
「ご旅行内容案内書」です。

今回の中央航路・2泊3日
「海をたゆたい、せとうちの絶景を訪ねる三日間」
の旅行代金は、
一人100万円ですので、
二人で200万円です。
ガンツウ予約の手続きのことは
別記事にてご紹介しようと思います。
ガンツウのオールインクルーシブに含まれるもの
まずはオールインクルーシブに含まれるものを
見ていきます。
客室の飲みもの

今回宿泊のグランドスイートのミニバーです。
こちらにある飲みものは追加料金はかかりません。
ミニバーの飲み物を詳しくご紹介していきます。
富士ミネラルウォーター。

飲んだ分だけ、ターンダウンサービスの際、
補充してくれます。
お茶やコーヒーもあります。


こちらは今川玉香園茶舗
(広島県尾道市)の煎茶とほうじ茶。

いつも飲むお茶とは
ひと味もふた味も違っており、
とても気に入ったので、
同じものかどうかわからないのですが、
夫が通販で購入していました。

オンライン通販で買ったお茶
ネスプレッソも用意してあります。

確かに上質なものではあるのですが、
このあたりまでは
特段、驚くことではないと思います。
次は冷蔵庫の中に行きます。

いろんな種類の飲み物が所狭しと並んでいます。

左端はシャンパンです。
シャンパーニュ テタンジェ ブリュット レゼルヴ。
自宅でもガンツウ気分を味わえるように
分かるものはリンクを貼り付けてみました
(楽天リンクも含みます)。

淡路島はっさくサイダー。

淡路島にある小山田村農場のはっさくと
天然水を使用したサイダーです。
無茶々園(愛媛県西予市)の
みかんブレンドジュース。

愛媛といえばみかん、
温州みかんの落ち着いた風味に
ポンカンの甘み、
さわやかな河内晩柑の酸味が加わり、
柑橘らしさが活きた味わいに
仕上がっています、とのこと。
手作り工房のーたの
山口県産ぶどう100%ジュース。

ひりょうやさんのトマトジュースは
広島県三原市の
ふるさと納税返礼品になっていました。

天然有機肥料で育った
広島産トマトのジュースです。
光浦醸造(山口県防府市)の米麹プレーン甘酒。

砂糖を使わずに
米麹だけで作ったストレートタイプの甘酒、
お米本来のすっきりとした味わいを
お楽しみください、とのこと。
こちらは山口県防府市の
ふるさと納税返礼品になっています。
瀬戸内で作られた飲み物がたくさん。
この土地ならではの味わいを楽しめます。
冷蔵庫の扉側も見ていきましょう。


伝説のホップ・ソラチエースを100%使用した、
ヒノキやレモングラスを思わせる香りのビール。
茶下山(岡山県美作市)の
お茶のボトルが2本。

低温で長時間水出しした番茶・朝凪と
加熱しながら煮出しした番茶・凪。
ゆっくりと味わいたい、深みのあるお茶です。
さらに
ガンツウのオールインクルーシブは続きます。
ワインセラーです。

ボトルが6本、収まっているのが分かります。

上段は白ワインが3本。

ピノ グリージョ イエルマン(イタリア)。

「現代イタリア白ワインの聖地」として
フリウリという地名を世に知らしめた
イエルマンの一本。
Vinoble Vineyard & Winery
(ヴィノーブル ヴィンヤード & ワイナリー)の
シャルドネ・バレル・ファーメンテーション 2023。

2021年8月、広島県・三次市に創設された
ワイナリーからの一本、
自社園で丁寧に収穫したシャルドネを
フレンチオーク樽で樽発酵、
その後10ヶ月の樽熟成を経た
リッチなワインです。
ケンゾー エステイトの
あさつゆ asatsuyu 2024。

日本人オーナー辻本憲三が、
カリフォルニア州ナパ・ヴァレーに誕生させた
ワイナリーからの白ワインです。
下段には赤ワインが3本。

ドメーヌ ブシャール ペール エ フィス
ボーヌ デュ シャトー プルミエクリュ ルージュ。

フランスのピノノワールの赤ワインです。
次はヴィノーブル ルージュ。

先ほど白ワインでも登場した、
広島・三次の、
ヴィノーブル ヴィンヤード & ワイナリーから
ミディアムボディの赤です。
最後の赤は、紫鈴rindo。

白ワインのあさつゆと同じ
ケンゾーエステートから。

上質な葡萄を象徴する紫が
鈴なりに実る美しい畑の姿、
また竜胆(りんどう)の花が、
ワインの雫を思わせることから、
名付けられたとのこと。
すばらしいワインが
勢ぞろいしているのですが、
2泊3日の滞在中に飲んだワインは
結局1本だけでした。
食事中は
ダイニングでいただけますし、
縁側やカフェバーでも
アルコールをいただけて、
客室のワインまで
なかなか飲めませんでした。
でもワインがお好きな方なら
すばらしい環境ですね。
ダイニングでの食事中の飲みもの
ガンツウのダイニングでの
飲みものメニューです。


ご覧のとおり、値段は書いてありません。
オールインクルーシブに含まれるため
好きな飲みものを、好きなだけいただけます。


もちろんダイニング奥の鮨カウンターでも
飲みもの料金は発生しません。

食後のコーヒーも、もちろん無料です。

カフェバー・縁側での飲みもの・おつまみ・お菓子

カフェバーにお菓子がおつまみが
並んでいます。


これらを好きなだけいただけます。

もちろん、カフェバーのジュース、コーヒーの他
ワインなどのアルコールも
追加料金はかかりません。

今回は夕食後にカフェバーで
お酒を楽しみました。


カフェバーでの夜の様子はこちらからどうぞ。

縁側でおつまみ・お菓子や飲み物をいただいても
同じく、料金は発生しません。

湯上り処の飲みもの・おつまみ

浴場のお隣に湯上り処があります。

こちらに飲みものやゼリー、豆菓子などが
置いてありますが、無料でいただけます。
船外体験・船内体験のアクティビティ

今回、船外体験の父母ヶ浜・紫雲出山散策、
船内体験の和菓子のふるまいに参加しました。
これらのアクティビティも
追加料金は発生しません。

ガンツウの船内体験・船外体験の様子は
こちらからどうぞ。

ガンツウのオールインクルーシブに含まれないもの
オールインクルーシブに含まれないものを
念のため書いておきます。
ショップでの買い物

ガンツウにはショップがあり、
瀬戸内の作家さんの作品や
ガンツウオリジナル商品を購入できます。


ショップでの商品購入は
オールインクルーシブに含まれません。
ガンツウのショップの様子はこちらからどうぞ。

スパでの施術料金

ガンツウでは
彫刻リンパと呼ばれるエステと
然体法という整体の施術を受けられますが、
こちらは別料金です。

まとめ
以上、ガンツウのオールインクルーシブに
含まれるもの、含まれないものをお伝えしました。
やっぱり飲みもの、とりわけ
アルコールの追加料金がかからないのが
うれしいところです。
お酒をオーダーする時は
メニューで値段を少し気にしてしまいますが、
それを気にせず
好きなものを頼めます。
それだけの旅行代金を支払っている
とも言えますが、
好きなものを気にせず飲もう!
という開放感を感じました。
そこにガンツウのオールインクルーシブの
価値があると思います。
読んでいただき
ありがとうございました。
▶前回の2024年の
ザ・ガンツウスイート宿泊記はこちらから


