【平戸・奥武雄②】Kikka Hirado 食事|平戸の食と、人に癒された滞在

九州

2026年5月2~5日の
ゴールデンウィーク、

3泊4日で長崎・平戸
佐賀・奥武雄に旅行しました。

平戸でのお宿はKikka Hirado
お部屋の様子
はこちらからどうぞ。

【平戸・奥武雄①】Kikka Hirado 客室・館内|海を眺め、静けさに包まれる滞在
2026年5月2~5日の3泊4日で長崎・平戸と佐賀・奥武雄に旅行しました。ゴールデンウィークではありましたが、ゆったりと九州の旅を楽しみました。1泊目は、平戸のKikka Hirado。Kikka Hiradoは5部屋のみの静かなお宿。部屋...

2泊しましたので、
平戸の恵みの食材を
たっぷり堪能できました。

お料理だけでなく
ほどよい距離感のおもてなし
心地よかったです。

Kikka Hirado2日分の夕食・朝食
たくさんの写真とともにご覧ください。

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1日目夕食|ピアノの音色と平戸の春

18:30に夕食をお願いしていましたので、
レストランへ向かいます。

あれ、ピアノが出現しています。

もしかして生演奏を聴きながら、
夕食をいただけるのでしょうか。

レストランには青が美しい絵画、
海にいるような気分です。

ピアノの音色が流れ始め、
夕食がスタートしました。

前菜は、平戸アスパラの一本揚げ。

長崎県平戸市の森酒造場の日本酒、
飛鸞の酒粕で育てられたアスパラガスは、
皮をむかなくてもいい柔らかさ。

右にあるのは辛子と思ったら、酒粕チーズ。

酒粕のほんのりした甘さに
ほっこりしました。

まずはふたりとも
スパークリングワインをいただきます。

吸物はふたを開けると
思いがけない鮮やかな緑。

はまぐりの潮汁は
グリンピースの鶯仕立て

なめらかな舌触りにうっとりです。
山菜も入っていて、春を感じました。

生演奏とともにどうぞ。

お造りは、平戸の天然赤ハタ、
鱧の湯引き、もずく

私も福岡出身なので分かるのですが、
お醤油は甘め。

甘くないお醤油がお好みであれば
遠慮なくおっしゃってください、とのこと。

せっかくなので
地元のお醤油でいただきます。

お造りが来たら、
日本酒が欲しくなります。

かわいいおちょこが3つ、
平戸の地酒、飲みくらべ。

森酒造場のお酒を3つ、
左から、classic、にこまるBlack Jack

いろいろ味わえて、
1,000円というありがたいセットです。

どれもおいしかった、という
ど素人の感想を載せておきます。

夫の飲みくらべは、
森酒造の飛鸞HY2 無濾過生原酒、

福田酒造の
福海雄町生、福海海鳴

飲みくらべは少量ずつ
いろいろなお酒を楽しめるので
おすすめです。

も平戸で獲れるそうで、
木の芽のソースがさわやか。

柚子胡椒というのも
九州ならではという感じでいいですね。

あまりお刺身を柚子胡椒で
いただくことがなかったのですが、
かなり合います。

ピアノ演奏をされている方が
各テーブルに回られていて、

うれしいことに
曲のリクエストを聞いていただきました。

この時は
ムーンリバーをお願いしましたが、

下のほうをよく見たら、
オリジナル曲があることに気づきました。

せっかくなので、
それにすればよかったです。

伺ったら
明日もいらっしゃるとのことでした。

連泊するので
明日の夜にお願いすることにします。

ここで夫は平戸美人 大吟醸(福田酒造)を
お願いしました。

平戸市のふるさと納税返礼品にも
なっています。

5時間煮込んだという、
平戸猪の赤ワイン煮込み。

器にも長崎らしさを感じます。

白いソースはペースト状にした
平戸産じゃがいもと牛乳。

猪は猟師さんが獲ってから
最速の処理をされているそうで、
臭みはまったくなし。

猪のお肉がほろほろになって
とけていきました。

平戸でのおいしいものは
海鮮だけではないのですね。

海に囲まれた土地という印象が
強かったのですが、

猪や野菜もおいしく、
平戸の食の豊かさを感じました。

鰆のふきのとう味噌焼き。

島らっきょうがのっています。

ここで私のリクエストの
ムーンリバーがかかり、ご満悦。

それを聴きながら、
ふきのとうのほろにがを
しみじみおいしく味わいます。

ドリンクメニューの
料理長お手製酎ハイが気になります。

平戸産の果物を使っているとのこと。

この時の季節の生絞り酎ハイは、
ブラッドオレンジ、平戸夏香、レモンでした。

夏香の酎ハイをお願いしました。

甘さをおさえた夏香の酎ハイ。

いくらでもいただけてしまう、
ちょっと危険な味わい。

平戸牛ステーキ
慈眼塩山わさび醤油でいただきます。

慈眼塩とは満月の夜に平戸の海から
とった海水から作られた塩。

平戸牛はしっかりしているのに
重たさがなくおいしいお肉でした。

土鍋が登場しました。

春です、たけのこごはんですね。
そのつやつやさにうっとり。

お漬物と一緒に、ほっとする味わい。

たけのこごはんをおかわりしたので、
赤だしもおかわりしてしまうというループ。

レストランからは海を隔てて
向こう岸に灯台の点滅が見えました。

車で10分の川内峠からは
船の行き来が見える、
と教えていただきました。

デザートは、
抹茶のケーキ、いちごムース日向夏。

いちごそのままの優しい味に
ほっこりしました。

最後はシェフがテーブルに来てくださって、
お話ができました。

作っていただいている方の
お顔を拝見すると、

お料理により温かさを感じ、
じんわり心と胃にしみていきます。

落ちついた音楽を聴きながら、
海のそばで本格的なお料理。

Kikka Hiradoの夕食時間に
肩の力が抜ける時間を過ごせました。

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2日目朝食|雨音と桜鯛茶漬けの朝

激しい雨が降っている朝でしたが
昨日の夕食が素晴らしかったので、

ワクワクしながら
朝食をいただきにレストランにきました。

雨の日は雨の日で、絶景が見られます。

カウンターで
土鍋ごはんが炊けているのが見えました。

朝ごはんの面々です。壮観です。

メインは平戸の天然桜鯛
ゴマ醤油漬け。

最初はお刺身で、
2膳目はお茶漬けでどうぞ、とのこと。

他のごはんのおともたちです。

つわぶきは素朴で、
ずっと食べ続けていたくなる味。

お漬物もおいしくて
ごはんが進んで困ります。

のりが入っている味噌汁。

チェックインの時にお願いした
五分づきの春日棚田米。

これだけでもごちそうです。

春日集落の棚田世界遺産に登録されており、
それを聞くとよりおいしさが増します。

火のついたコンロの上にのった
だしが入ったやかんが温まっています。

九州といえばあごだし。
あごとは飛魚のこと。

添加物を使用しない
伝統製法で作られたあごだし。

秋風が吹き始める時期の平戸の風物詩、
飛魚漁。

雑味や脂質が少なく
だしに最も適しているあごの幼魚は、

平戸から五島にかけての海でしか獲れません、
とのこと。

2杯目のお茶漬け、できました。

若干わさびをのせすぎましたが、
朝から最高のごはん。

個人的には、
卵かけご飯と漬物の組み合わせも
なかなか好きです。

最後にコーヒーでほっとひといき。

今日はなにをしよう、と考えながら
コーヒーをいただきます。

中国人のイケメンスタッフとお話ししながら、
コーヒータイムを楽しく過ごし、

平戸の幸たっぷりの
朝ごはんをいただきました。

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2日目夕食|連泊だから出会えた、平戸の食

2日目夕食はメニューも変わるので、
心を躍らせながら、レストランへ行きます。

まず白ワイン、シャブリをいただきます。

前菜は平戸牛のローストビーフ。

きのうのステーキとは違う部位、
外もものローストビーフ。

器は大きくないのですが
ローストビーフがたっぷり入っていて
うれしい限りです。

こんな感じの器で来るとは思わず、
透かしが入っているのが素敵です。

ローストビーフのあまりのおいしさに
夫は赤ワインを飲みたくなり、追加オーダー。

スタッフの方とお話ししながらの
穏やかな時間。

平戸は見るところがいっぱい、
日本で初めての海外交易の地

歴史が深かったり、
現存する資料も多いとのことで、
いいところだなあと思いました。

今日のお造りは、石鯛夜泣き貝。

石鯛は
あぶりもあってうれしいです。

平戸の市場でも
なかなか見ることがないという、
貴重な夜泣き貝。

夜泣き貝は巻貝の一種とのこと。
クセがなくおいしかったです。

シェフも平戸に来て、
初めて知ったという食材だそうです。

ピアノ奏者の方が
今日の曲リクエストのために、
テーブルに回ってきていただきました。

きのうから決めていたので
オリジナルの曲をすぐお願いしました。

私は「水面の月」、
夫は「コーヒーとハイボール」。

接客をしていただいてる若いスタッフの方と
お話をしていたところ、

ピアノを弾いてらっしゃるのは
お母様と聞いてびっくりしました。

母娘で同じ職場にいらっしゃるのが
とても新鮮に感じ、素敵だなと思いました。

今日の煮物は、
アラカブのお煮付け。

アラカブとは
九州地方で呼ばれるカサゴの別名。

私は福岡出身なので
聞き覚えがある名前です。

お醤油で
その土地その土地の味を感じます。

大根にも味がしみ込んでいて
しみじみとおいしいです。

お煮付けを見ていると、
また平戸地酒飲み比べセット
頼んでしまいました。

森酒造場の
Firando、REBORN、谷泉 番外編。

「番外編」は能登復興のお酒。

能登半島のお米を麹米にし、
掛米には平戸産の五百万石
使ったというお酒です。

このあと、焼物の
甲イカのソテーもあったのですが
完全に撮り忘れています。

だいぶん酔ってきているようです。

フレッシュなトマトソースの
鮮やかさをお伝えできないのが残念です。

昨日のメインは平戸牛でしたが、
今日は平戸島豚。

ヒレ肉アーモンドかつです。

黄身酢は、砂糖の代わりに
平戸の柑橘・夏香が使われており、
さわやか。

連泊すると平戸の食をさらに広く、
奥深く味わえていいですね。

料理長お手製酎ハイは
ここでしか飲めないものなので
きのうに続き、なにかいただきたいです。

きょうはブルーベリー酎ハイ。

ブルーベリーがたっぷり入った
贅沢な酎ハイ。

甘すぎなくて、食事の時にでも
おいしくいただけました。

次のお料理がカツレツということで
夫は平戸のクラフトビール、

400年前のビールを再現した
Revival Holland 1638。

オランダ産ビールが
最初に日本に輸入されたのが平戸なのです。

昨日は煮込みでいただいた
今日はおそばで。

だしも猪からとった、濃厚な味わい。
もちろん全然くさみはありません。

しっかりした歯ごたえで
豚よりさっぱりしていて、
胃がほっとします。

ごはんもいいですが、
おそばだと汁ものなので、
するっといただけるのもいいですね。

平戸産のドライフルーツ和紅茶ショコラで。

苺アイスも。

白が美しい、三川内焼の器にも
土地の空気を感じます。

どのお料理も大満足の夕食でした。

シェフも連泊2日目のお料理を作るのが
楽しみとのことで、

その思いが伝わる、
連泊しないといただけないお料理でした。

お魚は釣るのも
畑いじりもお好きだそうで、

食材のいちばんおいしい食べ方にも
細心の注意を払っていらっしゃるようでした。

おしゃれなお料理は
都市で食べられるので、

ここでは食材そのままを
召し上がっていただきたいとのこと。

食材を作っていらっしゃる方とも
コミュニケーションをとられており、

その思いをご自身を通じて
伝えたいお気持ちがおありのようでした。

食材やお料理にストーリーがあることを聞くと、
ここへ来て、いただけてよかったと
心が満たされる気持ちでした。

Kikka Hiradoでの
食事のやりとりで思ったのは、

宿のスタッフで地元の方がいらっしゃると
うれしいなということ。

全国展開の大手の宿だと
どうしても転勤があるせいか、
地元の人とは限らず、

あまりその土地のことを
いろいろ聞くのもな、

と妙に遠慮してしまいますが、
地元の方だと詳しく伺いたくなります。

言葉にその土地の香りを感じられるのも
旅の楽しみの一つだと感じました。

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3日目朝食|海を眺める最後の朝

もうKikka Hiradoを
去る日になりました。

2回目の朝食です。

猪ソーセージ、川内かまぼこ、焼き魚。

朝食でも猪をいただけて
静かに気分が上がります。

平戸瀬戸市場で見た
川内かまぼこもうれしいです。

アスパラ、キュウリ、いんげん
おしゃれにディップでいただきました。

おこげが香ばしい
春日棚田米土鍋ごはん。

 

少し甘めのおみそ汁、
九州みそなのでしょうか、ほっこりします。

テラスで食後のコーヒーを
いただきたいとお願いしました。

 

波の音、鳥の声を感じながらの
至福のコーヒータイムです。

テラスから平戸大橋も見えました。

この日は5月4日。

3日は悪天候のため中止になっていた
お祭りが4日の今日は開催され、

そのため平戸大橋付近は
大渋滞が予想されるとのこと。

スタッフからのお声掛けもあり
早めに宿を出ることにしました。

名残惜しいですが、
そろそろチェックアウト。

スタッフ、シェフも出てきていただいて
お見送りしていただきました。

車で飲めるようにと、
アイスコーヒー、アイスティーを
持たせてくれました。

こまやかなお心遣いに
さらに後ろ髪をひかれながら、
宿を後にします。

以上、Kikka Hiradoのお食事の様子を
お伝えしました。

説明が細かすぎるかもしれませんが、
それくらい、
いい時間を過ごせたからだと思います。

印象に残ったのは
料理そのものだけではなく、

スタッフとのふれあいもまた、
旅ならではの思い出になりました。

Kikka Hiradoの滞在を拠点に
平戸や佐世保も観光しましたので、

別記事にてその様子を
お伝えしたいと思います。

読んでいただき
ありがとうございました。

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