2026年3月21~23日の2泊3日で
夫と二人で東伊豆へ旅行に行きました。
1泊目は熱川の宿、
伊豆リトリート 熱川粋光(すいこう)
by 温故知新。
粋光の夕食は、和食でありながら、
ワインに合うお料理。
和朝食では、伊豆の恵みを
贅沢に堪能できました。
スタッフの方とのお話は
心温まるおもてなし。
そんな粋光のお食事の様子を
ご覧ください。
夕食|海沿いを感じさせる、和のコース料理
熱川に夕暮れがやった来ました。

粋光のスタンダードのお部屋の様子は
こちらからどうぞ。

そろそろ夕食の時間、
ダイニングへ向かいます。

いいにおいに吸い込まれるように
2階のお食事処「汐と杯」へ。
入り口には、雛のつるし飾り。

女の子の健やかな成長や幸せを願う、
伊豆稲取の春を感じます。
こちらが今回の席。

粋光のダイニングには
テーブルとカウンターがありますが、
二人で水盤を向いたカウンターでした。
ふすまで仕切られた半個室になっています。
粋光の夕食は、
老舗ホテルで長年経験を積んだ料理長が
腕をふるう和食のコース。
華やかに驚かせるというより、
土地の空気に合った夕食だなと思いました。


私の飲みものは
4グラスのペアリングワインをお願いしました。

「とある日のグラスワイン」
も気になりましたが、
これも4グラスに含まれるとのことなので、
心おきなく4グラスペアリングにしました。
夫は粋ペアリング。

日本酒が2杯含まれる
ペアリングをお願いしました。
ほかには9グラスの粋酔ペアリング、
ノンアルコールのペアリングもありました。
ペアリングは迷わなくていいので
気楽ですね。
夫はなぜか赤ワインからスタート。

ソムリエの方によると今回、
リバース、逆の順番でお出しすること。
驚きです。
私のペアリングはスタンダードに
シャンパンから。
シャルル・プジョワーズをいただきます。

最初のお料理は
タイラギ貝と地タコ。
ニューサマーオレンジを使ったソースに
伊豆らしさを感じます。

器は4,5年物のタイラギ貝の貝殻。
大きさに驚きました。
海では、細いほうが砂に刺さって
生息しているそうです。

山菜を口に含むととろみを感じ、
まさに、春の味覚。
野菜はそのままで十分おいしかったです。
夫の2杯目、
グリューナー・ヴェルトリーナーの
ナチュラルワイン。

次のお料理は
天然真鯛の真砂和え、
あわびの黄身揚げ、
富士鱒燻製の桜寿司、
合鴨のコンフィ。

どれもお酒を進ませてくれる逸品。
私の2杯目は、
▶伊豆信濃リースリング辛口(中伊豆ワイナリーヒルズ)

せっかくなので、
地元のワインをとのこと。
中伊豆ワイナリーは
修善寺の少し南にあり、
きれいなシャトーがあり、
観光地としても楽しめますし、
ランチもできるし
宿泊もできるとのこと。
ワイナリーに宿泊、
それも今後の計画に入れておきましょう。

心地よい苦みを感じる独特な味わいでした。
夫の3杯目は
コッリ・ディ・ルーニDOCの
ヴェルメンティーノ。

お料理は
ほうぼうのロワイヤル。
ガラスの器で涼しげに見えましたが
温めてあって、心づかいを感じます。

下は茶わん蒸しになっており、
グリンピースのダシでいただきます。

ほろっと心もほどけるお料理です。
次はお造りです。
金目鯛の湯引きとヒラメの昆布締め。

目にも舌にも春を感じさせるお造り。
昆布締めのねっとり感、塩でいただきます。
金目鯛の赤が目も楽しませてくれます。
わさびが清冽にききました。
地元・伊豆のわさびでしょうかね。
もうこのへんで
私は酔っぱらってきました。
夫には日本酒が来ました。
静岡・沼津の高嶋酒造
白隠正宗(はくいんまさむね) 誉富士純米酒。

お酒を燗にするための器も
いっしょに運ばれてきました。

内側に徳利がはまっています。
後の、鮑のしゃぶしゃぶのために
半分残して、ぬる燗でどうぞとのこと。
そのお待ちかねの
稲取産の鮑しゃぶしゃぶ。

わさびとお塩とごま油のたれで
いただきます。

あわびのしゃぶしゃぶなんて
食べたことありません。
一瞬だけ、しゃぶしゃぶします。

しゃぶしゃぶしています。
夫のぬる燗にぴったり。
肝もしゃぶしゃぶしていただきました。
あわびは柔らかく、ちょうどいい厚さ。
幸せをかみしめます。
こういう、自宅ではまず味わえない
一皿に出会えると、
旅に来てよかったと思います。
次のブイヤベースのための
ロゼワインが来ました。

少しサイケデリックなラベルです。
伊勢海老と甘鯛の和風ブイヤベース。

ブーケガルニは使っているが
サフランは入っていないとのこと。
確かに和のおだしの味わい。
伊勢海老と甘鯛からのうまみが
菜の花のほろ苦が調和します。
私のペアリング、
ドイツの赤ワインが来ました。

ピノノワールで、2017年のものです。
きのう開栓して、香りが開いているとこと。
そう言われると、さらにおいしく感じ、
いいタイミングでいただけてラッキーです。
次に、白ワインの泡がかかった
梅酒のシャーベット。

お肉の前にちょっと
お口をさっぱりとさせてくれ、
気分もさわやかに。
シャーベットがさらさらと
口の中で溶けていきます。
静岡牛ロースのローストは、
黒にんにくのソースとふきのとう岩塩で。

お肉はあっさりしているので
終盤でもおいしくいただけました。
こういう赤身肉だと
最近はほっとします。

静岡のぐり茶を出していただきました。
お茶をいただいて、ほっと一息。

もうコースは終わりに近づいていますね。
金目鯛焼き茶漬けと香の物。


焼きおにぎりになっているので
そのまま少しいただいて、
あとは崩してお茶漬けにしました。

おなかも心も、満たされました。

デザートは、
苺とワインのミニパフェ仕立てと桜ケーキ。

パフェには
苺がたっぷり入っていてうれしかったです。

桜ケーキは、
目にも優しい桜色のあん。
桜の葉の塩味が優しい甘さを引き立てます。
桜の季節ならではのデザートに
このタイミングに旅できた喜びを感じます。
粋光の夕食はせかされず、
ゆっくりいただけて、
贅沢な時間になりました。
ベテランソムリエさんの
振り幅ある人生の話も聞けて楽しかったです。
今はどこの宿も
若いスタッフが多い印象があるので
キャリアが長い方がいらっしゃると
とても安心します。
明日の朝の景色もお楽しみに、
またお待ちしております、
とお声がけいただき、
ダイニングを後にしました。
朝食|伊豆食材を贅沢に堪能できる和朝食
きのうは海の青を楽しみましたが、
朝起きると、ピンクの世界に変わっていました。

太陽の力は偉大ですね。
いつもなら
こんな早い時間には起きませんが、
朝日が見れるときくと
自然に目が覚めてしまう不思議。
さて、朝食の時間になりましたので
ダイニング汐と杯にやってきました。

ちなみにこのダイニングは
以前は宴会場だったので、
ステージがあり、
緞帳もそのまま残してあります。
かつての宴会場の余韻が残っています。

夕食と同じ水盤を向いたカウンター席で
朝食をいただきます。
夕食の際は、前面に水があるなとしか
分からなかったのですが、
朝にはインフィニティの水盤と
その向こうに海が姿を現しました。

まず持ってきていただいた
ぐり茶で、目を覚まします。

箱が運ばれてきました。

箱を開くと、「伊豆の目覚め」と題した
ひとくちサイズの小鉢がいっぱい。
宝箱のようです。

朝から量で満たすというより、
伊豆の食材を少しずつ味わえるのが
うれしい朝食でした。
伊豆椎茸、伊豆きくらげ、
伊豆ごぼう、伊豆里芋…、
伊豆の食材がたっぷり詰まっています。

朝から
鯵のなめろうをいただける贅沢。

黄色いお皿は優しい味付けの
いなだの含め煮。

どれもおいしそうで迷ってしまう、幸せ。
ゆっくりいただくことにします。
焼き魚はぶり。
コンパクトな切り身の大きさがうれしいです。

調理法が異なるお魚を
朝から何種類もいただけるのは
うれしい限り。
玉子焼きには粋光の焼き印。

ちゃんと字体まで再現してあります。
コンロにはいけんだ煮味噌鍋、
下田の郷土料理です。

豪華な食材ながら、
素朴な地元のお料理に癒されます。
水盤が風によって模様を変えていくのを
ただ見ているという、スローな時間の流れ方。
最後にコーヒーでほっと一息。

それぞれのお料理が少しずつなので
余裕で食べきれると思いましたが、
けっこう数があるので
満腹になりました。
伊豆のものを少しずつ
丁寧に味わえる朝食でした。
朝食は8:30スタートだったのですが、
たまたまだったのか
他のお客さんと時間がかぶらず、
静かにごはんをいただけてよかったです。
ダイニングの様子を少し。
仕切りはふすまが使われていて
おもしろいなと思いました。

オープンカウンターの様子。

この時は使われていないようでしたが、
視界が開けていて、気持ちよい空間でした。
その後、
12:00のレイトチェックアウトまで
部屋でゆっくり過ごしました。
チェックアウト後は
伊豆熱川駅まで歩いていこうと
思っていましたが、
送迎車を出してくださり、
またあの素敵な車に乗ることができました。

まとめ|ゆっくりと伊豆の幸を楽しめた
以上、
熱川・粋光のお食事をご紹介しました。
半個室の落ち着いた空間で、
伊豆の海の幸を中心にした和のコースを、
ゆっくり味わえる夕食でした。
朝食では、伊豆の食材を種類は多く、
量は少しずつ、いただける楽しさも。
スタッフの方との会話も心地よく、
急かされない時間の流れまで含めて、
印象に残る食事でした。
2泊目は、伊豆高原駅へ移動し、
bekka izuに宿泊しました。
また別記事でご紹介します。
読んでいただき
ありがとうございました。

