2025年4月19日20日に
1泊2日で
星野リゾート・界奥飛騨に行ってきました。
2024年9月に開業したばかりの
界奥飛騨。
お部屋もお料理も堪能しました。
界奥飛騨の館内施設は
どんな感じでしょう?
出不精な私ですが、
界奥飛騨の周りには
観光スポットがいくつかありました。
お気軽に
お散歩気分で行ける範囲で
界奥飛騨周辺を
観光しましたのでご覧ください。
界奥飛騨の館内をご紹介します
客室のパンフレットに
界奥飛騨の全館見取り図がありました。
本館、東館、西館、離れ棟
中庭があります。
では界奥飛騨の全館を
ご紹介していきます。
界奥飛騨 本館
界奥飛騨の本館
1階はフロントとショップ、
入り口を別にして
2階に大浴場があります。
フロント
まず界奥飛騨の駐車場から
敷地内に入り、
東館の脇の歩道を抜けて、
本館が見えました。
日中の様子。
ここでチェックインします。
フロント奥を
雪山に見立て、
そこから雪解けの滝を
表現しているそうです。
ソファーは
岩を表現しています。
天井にも
飛騨ならではの木材が
ふんだんに使われています。
本館だけでなく
他の建物でも
入り口には
タオルが準備されています。
足湯用?
ショップ
それほど
広くはないのですが、
奥飛騨ならではのお品物が
厳選されて置かれています。
営業時間は
15:00ー21:00、
8:00-12:00です。
木工製品や、
コーヒーカップ。
音羽屋「飛騨のかたりべ」
というお菓子。
お部屋にも置いてあった
井乃廣製菓舗
「味噌せんべい」。
胡桃のかごや
アクセサリーも。
スキンケア製品や、
ハーブティーなど、
おみやげによさそうなものが
たくさん置いてありました。
大浴場
フロント・ショップと
同じ建物なのですが、
大浴場は
別の入り口から入ります。
大浴場の利用可能時間は
15:00ー翌21:00、
5:00ー11:00です。
建物に入る手前に
湯上りテラスがあります。
大浴場で温泉を楽しんだ後、
湯上りテラスでのんびり過ごせます。
私は大浴場で
朝風呂に入った後、
しばらく
ここにたたずんでいました。
では
建物の中に入ってみます。
階段を上って、
男湯・女湯。
19:00過ぎに行ったので、
夕食中なのか、
誰もいませんでした。
靴置場。
洗面台の様子。
大浴場の見取り図。
内湯に
あつ湯41.5℃とぬる湯37℃。
露天風呂40℃とあります。
私の体感では
露天風呂はぬるめに感じました。
温泉成分が
掲示してありました。
いっぱいデータがあって
細かいことは分かりませんが、
泉質:低張性ー中性ー高温泉
ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物泉
お肌に優しく、
癒しの湯、美肌の湯として
老若男女どなたにも安心して
お入りください、とのこと。
うっすらと
硫黄の香りがしました。
界奥飛騨の温泉は
奥飛騨温泉郷のひとつ、
平湯温泉のお湯です。
平湯温泉について
もう少し詳しく知りたい方は
こちらをご覧いただければと思います。
▶平湯温泉を楽天たびノートでチェック
手前がぬる湯、
奥があつ湯です。
洗い場はこんな感じです。
さて、露天風呂のほうに行ってみます。
真ん中に
お湯が沸き出ているところがありますが、
触っても熱くなかったです。
分かりにくいかも、ですが、
上にぽっかり
穴が開いています。
壁で囲まれているので
あまり露天風呂感はないのですが、
奥飛騨の空気を感じられます。
露天風呂では
音楽が流れていました。
タオルもたくさん用意されていますので、
お部屋から持っていく必要はありません。
ロッカーもあるので
貴重品も安心です。
水分補給も大事です。
客室と同じ
界オリジナルのスキンケア化粧品。
ドライヤーは
ダイソン製のものが置かれていました。
アメニティもじゅうぶん
用意されてあります。
そして湯あがりには
湯上りドリンク。
この時は
湯上り茶として
「青のほうじ茶 飛騨の露」、
湯上りビタミンドリンクとして
「飲む酢 はちみつとりんご」
を用意してありました。
界でおなじみの
アイスキャンディー。
屋外の
湯上りテラスの他、
屋内の
湯上りゆったりスペースも
ありました。
界奥飛騨 東館
では
東館を見てみましょう。
お食事処が1階にあり、
2~4階は客室があります。
お食事の様子は別記事で
ご覧いただければと思います。

界奥飛騨 西館
それぞれの建物に行くには
公道をとおりますので、
車にご注意ください。
西館は
すべて客室です。
今回私たちが泊まったお部屋は
こちらの西館304号室です。
界奥飛騨の
客室温泉付きのお部屋の
ルームツアーをしておりますので
よかったらどうぞ。

界奥飛騨 離れ棟
黒い平屋の建物が
離れ棟です。
利用できる時間は
15:00ー翌朝12:00です。
夜中も利用OKですね。
中は
ライブラリーになっており
飛騨高山についての本を
ゆっくり読めます。
界オリジナル風呂敷の
バッグも展示されていました。
かわいい木工製品も
飾ってあります。
飛騨の木材でしょうか。
このイスも
飛騨の曲木技術で
作られているのかもしれません。
離れ棟では
無料のコーヒーやハーブティーをいただけます。
コーヒーは
紙カップに入れてお部屋に持ち帰れます。
この日は
だいぶん気温が上がっていたので、
冷たい飲み物も
用意していただけるとうれしいな
と思いました。
飛騨の匠の道具でしょうか。
年季の入ったカンナやノミが
飾られていました。
壁のくりぬきスペースでも
くつろげます。
ちなみに
離れ棟の脇には
喫煙所がありました。
界奥飛騨 中庭
中庭を見てみましょう。
足湯やベンチがあり
「湯の川」といって温泉が流れています。
川の始点では
温泉が湧き出ていました。
湯の川の様子を
動画でどうぞ。
木工のオブジェに
奥飛騨らしさを感じます。
足湯も楽しめます。
足湯の夜の様子もどうぞ。
タオルは用意されているので
安心して楽しめます。
足湯を利用できる時間は
15:00ー24:00、
6:00ー12:00です。
界奥飛騨のアクティビティ
界奥飛騨では
3つのアクティビティが
用意されています。
ご当地楽「飛騨の匠体験」
夕食後の8:00から
界奥飛騨のご当地楽(ごとうちがく)、
「飛騨の匠体験」
に参加しました。
風呂敷バッグの持ち手を
曲木の技術を使って作ります。
曲げやすくするために
昨晩から湿らせてくれています。
完成した風呂敷バッグ。
界のマークが入っています。
平安宮の建築に
たずさわったのが飛騨の匠。
飛騨の匠とは
飛騨から都へ税金の代わりに
人材を派遣する制度のこと。
飛騨の匠という人物が
いたわけではないそうです。
曲木じゃなくて
風呂敷バッグを作る様子の動画をどうぞ。
ただし5分近くあります。
温泉いろは
界 奥飛騨の湯守が、
奥飛騨温泉郷平湯温泉の歴史と共に、
泉質や効果的な入浴法をご説明します。

滞在案内より
今回、私は参加してないですが、
温泉いろははどの界でも開催しています。
中庭で毎日開催されており、
16:10にスタートし、
20分ほどの所要時間、
予約不要で、参加費は無料です。
現代湯治体操
中庭で、
山々から昇る朝日を感じながらゆっくりと
身体を目覚めさせる体操です。

滞在案内より
こちらの現代湯治体操も
今回参加していないのですが、
毎朝7:10から20分間、
中庭にて開催され、
参加費は無料ですが、
予約はフロントに必要です。
飛騨の匠の技を感じながら、
体操やストレッチ、深呼吸を行います、
とのこと。
界奥飛騨からの周辺観光
界奥飛騨から
歩いて行ける範囲で
そぞろ歩きしてきましたので、
ご紹介します。
平湯神社
界奥飛騨の駐車場から
見えており、すぐ目の前です。
私はこの平湯神社を
とても気に入り、
1泊の滞在中に
3回も行ってしまいました。
中でも気に入ったのが
この鈴虫水車。
水がたまって
水車が回りだすと、
鈴の音が
ちりんちりんと鳴ります。
鈴虫水車の池には
鯉が泳いでいました。
決して
大きな神社ではないのですが、
地元の人に
大切にされている感じがして、
行くと
リラックスできました。
白猿によって発見された
秘境・平湯温泉、の説明。
歴史に詳しくないので
よく分からないのですが、
武田とか上杉とかの
名前が出てきています。
平湯神社について
もっと詳しく知りたい方は
こちらをどうぞ。
▶平湯神社を楽天たびノートで見る
夜も
様子を見に行ってしまいました。
平湯民俗館
平湯神社から道を隔てて
すぐそばにあります。
車は入れないので
手前の駐車スペースへ。
昔の飛騨の暮らしが
見られます。
先ほどの平湯神社の
鈴虫水車の由来が書かれていましたが、
私の目では
読み取れませんでした。
懐かしい
瓶のコーラの自販機。
囲炉裏があるのが見えます。
厩でしょうか。
農機具がたくさん
立てかけられています。
さらに周辺にも
見るところがあるので
こちらのたびノートも
ご参考になれば。
▶平湯民俗館を楽天たびノートで見る
さらに奥に行くと
なんと居酒屋「禄次」がありました。
旧豊坂家住宅
これももしかしたら
平湯民俗館の一部なのかもしれないのですが、
旧豊坂家住宅がありました。
その歴史は
よく分からないのですが、
苔むした屋根から
雪解け水が滴る様子が美しかったです。
動画でもどうぞ。
あと
水芭蕉の池があり、
思いがけず
美しい風景が見られてうれしかったです。
平湯の湯
平湯民俗館に併設されている
平湯の湯。
利用していないので
中がどんな感じか分からないのですが、
日帰り温泉を楽しめます。
300円以上の
寸志をお願いしたいとのこと。
そういえば
平湯の湯の手前に
足湯スポットもありました。
源泉
平湯温泉の源泉が
湧き出ているところが
数か所あり、
界奥飛騨のスタッフの方に
お聞きしたら、
3つくらいあるそうで、
この界奥飛騨の向かいにも
1つありました。
温泉が
道にもあふれ出ています。
つるや商店
界奥飛騨から
歩いて1、2分でしょうか、
つるや商店という
おみやげ屋さんがあります。
湯の花と
はんたい玉子が有名です。
いただいていないので
どういう卵なのか分からないのですが、
普通の温泉卵とは
違うようです。
界奥飛騨のスタッフの方が
つるや商店にも源泉がある、
とおっしゃっていたのは
ここのことのようです。
はんたい玉子の様子を
動画でどうぞ。
はんたい玉子には
ルールがあるみたいです。
懐かしい感じのポストが
たたずんでいました。
つるや商店について
もっと知りたい方はこちらからどうぞ。
▶【つるや商店】を楽天たびノートで見る
足湯公園
界奥飛騨から
徒歩30秒でしょうか。
すぐそばに
足湯公園があります。
誰でも入れます。
小さな滝があり、
その水音に癒されます。
スクールバスの待合所にも
なっているようです。
ここも
なにげに立ち寄ったのですが、
とても気に入ったスポットです。
大きな万華鏡
なにか休憩所のような
建造物がありました。
近づいてみます。
中に入って
上を見上げてみると…、
なんと大きな万華鏡でした。
平湯バスターミナル
松本駅から
この平湯バスターミナルまで
高速バスに
乗ってやってきました。
そのアクセスの様子は
こちらの記事をどうぞ。

おみやげが各種
置いてあります。
さるぼぼも置いてあります。
「猿の赤ん坊」
という意味だそうで、
高山市公式ホームページによると、
昔、飛騨地方では、
母親が娘の
縁結び・安産・夫婦円満を願い、また、
子ども達が健やかに育つことを願い、
このさるぼぼを作り与えたと言われています。
お酒も置いてあり、
夫は
帰りの高速バスに乗る前に
車中で楽しもうと、
飛騨のクラフトビールを
購入していました。
食事もできます。
コスタコーヒーでほっと一息。
登山客への注意書き。
コインロッカーもあります。
足湯もありましたが、
源泉の温度が
低下しているため、
利用できないようになっていました。
平湯バスターミナルの周辺を
散策できるようですね。
平湯バスターミナルや
その周辺について
もっと知りたい方はこちらをどうぞ。
▶たびノートで平湯バスターミナル周辺スポットを見る
奥飛驒ビジターセンター
平湯バスターミナルから
駐車場をはさんで
向かいに
奥飛騨ビジターセンターがあります。
新しそうな
キレイな建物です。
中に入ってみます。
入場は無料、
開館時間は9:00-17:00、
水曜日は休館日です。
スキー板とブーツが
置いてありました。
逆光で見えにくいですが、
ピンクのお餅が木の枝に
くっついていました。
飛騨は冬が寒く
お正月に飾る花がなかったので、
お餅をお花に見立てた、
とのこと。
奥飛騨ビジターセンターでは
各種のクラフト体験を
開催しているようです。
平湯温泉の由来は、
江戸時代末期、
飛騨についてに書かれた
「飛州志」にも平湯温泉についてまとめた
「平湯温泉記」があり
「中世の頃、甲州の武田家臣が攻め入ったとき、
士卒が毒霧にやられ動けなくなった。そのとき白い老猿が温泉に入り
悪い足を治して跳び去った。これを見た者は競って霊泉に浴し、
すっかり元気を取り戻した。この時以来、
様々な病を持った多くの人が
盛んに訪ねるようになった。云々」
と書かれています。
この時は稼働していないようでしたが、
暖炉もありました。
アクセサリーの販売や
自力で淹れればコーヒーも飲めます。
情報提供エリアに入ってみます。
日本の国立公園の
スタンプを押せます。
奥飛騨温泉郷は
中部山岳国立公園内にあります。
こんな
スタンプラリーがあるのですね。
国の特別天然記念物
ライチョウ、
絶滅危惧種ですよね。
石が
いろいろ置いてありました。
館内は広々しています。
その他、
くつろぎエリアもあります。
平湯バスターミナルのほうは
かなり人で混んでいたにもかかわらず、
こちらの
奥飛騨ビジターセンターは
それほど人がいなかったので、
穴場だと思いました。
パンフレットや参考書籍もあり、
おしゃれなカフェのようでした。
温泉むすめがいます。
平湯みつばちゃんです。
3月に行った
新潟・松之山温泉でも
温泉むすめ
松之山棚美ちゃんを見かけました。
その様子は
こちらの記事でどうぞ。

平湯温泉の周辺には
他に
奥飛騨五十鈴ちゃん、
福地珊瑚ちゃんもいるようです。
以上、
界奥飛騨の全館紹介と、
界奥飛騨から歩いて行ける
周辺観光をお伝えしました。
平湯温泉まで電車・バスで訪れても
徒歩圏内で十分楽しめます。
ご参考になれば幸いです。
読んでいただき
ありがとうございました。